Wednesday, July 25, 2007

脳内メーカー

1日の終わりに同僚から送られてきたおもしろサイト。  自分の名前を入れてクリックをすると脳内が一文字で表現されるそうな。  流行りモノなのでアクセス難は覚悟してね。
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脳内メーカー

私の結果はごらんのとおり! 脳内いっぱいに「欲」という文字が充満しています~(苦笑)。 煩悩の塊のような私でごめんなさいませ~。
記憶に染みついた香り

香水コレクターである私は、朝の気分と体調に合わせて、香水を選ぶ。 今朝はChanelのChance Eau Fraîche、最近妹がプレゼントしてくれた香りを選んだ。

自分がいつも香水を纏っているせいか、男性にもそうであってほしいと思うのだが、日本の男の人で香水をつけることを習慣にしている人はあまり多くはない。 ほとんど体臭のない人種だからなのか、女性にアピールする必要がない文化のせいなのか、素敵な香りを纏っている男性を街中で見かけるチャンスは皆無に近い。 しかし今朝、ラッキーなことに、電車の中で、芳しい香りを放っている男性を見かけた。

彼が電車に乗り込んできた瞬間、スパイスの効いたアメリカ製の香水が周囲に漂った。 アメリカではとても人気があるが日本ではそうでもないその香水は、彼の肌からにじみ出る汗の匂い、タバコの匂い、そしてミントガムの匂いと混じり合いパーソナライズされ、新しい香りへと変化していた。 香りの先に視線をうつすと、平井堅似の20代後半の長身の男性が、グレー・ストライプのスーツに身を包み、茶色の細身バッグを手に、茶色の先細靴を履いて、背筋を伸ばして立っていた。 

視線を彼から元の位置に戻し、軽く目を閉じる。 iPodからはラテンミュージックが流れている。 深呼吸をし彼の匂いを味わうことを繰り返しているうちに、私の意識は体を抜け出て、ひとつの記憶にたどり着いた。 そしてそこでも私は、同じ香りに身を包まれていた。 ひとつの記憶が誘い水となり、ものすごいスピードで懐かしい映像が次々と浮かんでは消えてゆく。 そしてその記憶の隅々に染みついた香りの数々・・・。

ガタンと車両が揺らいだ瞬間、私は現実へと引き戻された。 相変わらず周囲に漂っている美しく、懐かしく、そして少し切ない香り。 ドアが開き、芳香の彼が降りていく。 そしてドアが閉まり、残り香が漂う車中に私は残された。 もう一度目を閉じ、過去の記憶へ旅しようかと思ったのもつかの間、私の降りる駅が次であることを知り、心の中で舌打ちする。 深呼吸して、彼の残した香りを吸い込む。 吸って、吸って、吸って、もう吸いきれないくらいまで吸って、体中にその芳しい香りを満たす。 

そしてドアが開き、私が降りる時、「私の残り香に魅了されている人はいたのだろうか?」と閉まるドアを振り返りながらふと思った。



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Tuesday, July 24, 2007

Prayer for Peace

朝一番にメールのインボックスをチェックしたら、知人からのたった1行のメールが入っていて、そのジャッジメンタルなメッセージに一瞬、心の平安が乱された。 ここ数ヶ月会話もないというのにどうしてそんなに私を憎むことができるのだろう? いや、会話がないだけにきっと彼の中では私のイメージが一人歩きしているに違いない。 あぁ、どうかもう私のことは忘れて、誰か他の人を熱烈に想い、心いっぱいに愛が満ちますように、私の中にいつも平安があるように、彼の中にもいつも平安がありますようにと、祈らずにはいられない。 

Lord, make me a channel of your peace,
That where there is hatred, I may bring love,
Where there is wrong, I may bring the spirit of forgiveness;
Where there is discord, I may bring harmony;
Where there is error, I may bring truth;
Where there is doubt, I may bring faith;
Where there is despair, I may bring hope;
Where there are shadows, I may bring light;
Where there is sadness, I may bring joy;
Lord, grant that I may seek rather to comfort
than to be comforted;
To understand than to be understood;
To love than to be loved;
For it is by forgetting self that one finds,
It is by forgiving that one is forgiven.
It is by dying that one awakens to eternal life.

Amen.

Monday, July 23, 2007

生みたい、生みたくない・・・

友達からのメールで、ショッキングなニュースを知った。 付き合っている人との間に子供が出来、話し合った末、二人共に出産は望まないとの結論、中絶を決断したという。

自分の分身のように彼を感じるという彼女。 「・・・本当の意味で愛し合えた人かもしれない、肩書き、収入でなく。 一生はなしたくない。 あきらめないといけないけど…何でもわかってるし、わかってくれる。 いろんなこと教えてもらった大切な人。 私のダメなとこもやさしく包んでくれる。でも既婚なんだ・・・」 

子供は生みたくない、欲しくない、という彼女。 それは本心からだろうか? 諦めたくない、離したくないほど好きな人の子供なら、何としてでも欲しいと思うものなのではないだろうか? 既婚者だからというちっぽけな理由で、結婚が出来ない、家族になれない、子供という絆が持てないことを、諦められるものなのだろうか? 

誰かを傷つけてたとしても離れたくないと思うワガママな心に悩み、幸せそうな家族とすれ違うたびこみ上げる嫉妬の炎に苦しんだあの頃。 もう二度とあんな辛い恋はしたくないと思う反面、今この年齢になっても身も心も燃やして恋に落ちていくことが出来る彼女が羨ましいとも思う。 

あの頃好きだった彼の子供を身ごもっていたとしたら私はどうしていたのだろう? きっと私は恐ろしく身勝手な決断をしていたに違いないと思ったら身震いがした。 

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Sunday, July 22, 2007

言葉の質量

「結婚」「結婚」って言い過ぎて言葉の重みがなくなっちゃったという彼。 「結婚」より重い言葉ってなんだろう?という私の問いに一呼吸おいて「命」と答えた彼。 「死」という言葉が浮かんでいた私はなんて後ろ向きなんだろうとしゅんとしていた私に生と死は同じくらい重いよと彼。 180度違う方向を見ているように見えるふたりだけど価値観は同じ方向を向いているみたいと安心した私。 次の瞬間、言葉の質量っていうタイトルでブログ更新しなくちゃと気持ちがグ~ンと上がった。


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Saturday, July 14, 2007

プラトニック☆LOVE

今朝久しぶりにDaddyからメールが着た。「本日15:30、関内でライブやります。よかったらBFときませんか? 間際の周知ですみませぬ」  天気予報は朝から、台風接近のため雨風は激しさを増してくる、と伝えている。 あぁでも、雨が降ろうが、風が吹こうが、台風が接近していようが、火事だろうが地震だろうがおやじだろうが、Daddyの『晴れ舞台』をミスるわけにはいかない。 


会場は、関内駅前セルテ12階にある、『B.B.ストリート』 どうやら夏フェス開催 with 参加バンド5つのようで、Daddyのバンド=プラトニック☆LOVEは、幕開け一番最初のパフォーマンス予定だ。 入り口のブースで、ドリンク1杯付きチケットを500円で購入(安っ!) 重いドアを開け、薄暗いライブハウスに足を踏み入れたと同時に、Daddyとその仲間らしき人たちを、ステージ前のテーブルに発見。 大きく宙に手を上げて振った私に、Daddyはすぐ気づいてくれた。 

バーカウンターの前で、What's up? How are things? みたいな話をしながら、緊張が止まらないと言うDaddy。「人という字を手のひらに書いて飲み込んだらいいよ」 「オーディエンスはみんなパンプキンだと思えばいいよ」と言ってみたものの、Daddyの緊張は解けそうになく、表情は固いままだった。 しばらくするとオープニングの合図があり、Daddyは心を決めた様子でステージのほうへ戻っていった。 その後姿を見つめながら、You'll do fine と何度も何度も言霊を送った。 

主催者がプラトニック☆LOVEの紹介をした後、イギリス育ちの日本人・Eddie (G)さんが「しゃべり」で会場を少々和ませ、そして爆発的に演奏が始まった。 メンバーは、目鼻立ちがはっきりしていてとてもキュートなルックスのKumiko (Vo)さん、おとなし目な男の子のこまっちゃんさん(SG)、イラン人のホセインさん (Dr)、そして、Vader というステージネームの Daddy (B)の5人。 


全員がしっかりした音を出し、垢抜けたパフォーマンスをし、ステージ映えするルックスを持っている、とてもいいバンドだ。 Daddyは緊張している様子などまったく見えず、終始クールに遠くを見つめながら演奏していて、時折SGのこまっちゃんやGのEddieと視線を交わしていた。 う~ん、ホンマもんのミュージシャンっぽくて、格好いい~~~っ!! インターナショナルなバンドなだけに、英語の歌の発音がとても綺麗で、思わず惚れ惚れと歌詞に聞き入ってしまいました。 特にう~んと唸ったのは、GのEddieさんの声! もろパンク向きで、なおかつ、英語の発音が美しく、しゃがれているのにどこか心地よい、ずっと聞いていても飽きない声ですな。 

17時から別件のため急いでいた私は、演奏後にDaddyとチャットすることは出来なかったけど、元気そうなDaddyに会えて、ぜひまた見たい聞きたいパフォーマンスのバンド、プラトニック☆LOVEに会えて、大満足。 幸せ感いっぱいのままライブハウスを後にし、次の会場へ向かった。


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Thursday, July 12, 2007

一目ぼれしたヨガ・マット・バッグ

GAIAM のヨガ・マット・バッグ(ショッキング・ピンク)をオンライン購入&たった今、代引き宅急便で到着しました♪ それを祝して、最近購入したばかりの等身大ミラーと一緒に記念撮影♪♪ 

よく見ると、GAIAMのトレードマークがCOACHのフラワーキーチェーンに酷似してたので、 迷わずつけちゃいました♪ (写真中央、見えるかしら?)

よっしゃ~、次回からこれで、自由ヶ丘教室通には、マイ・マット(ライト・ピンク w/ Pink Ribbon For Breast Cancer Awareness)持参、レンタル・マット代300円を払わなくていいわ~♪


持ち歩くと、こんな感じになりま~す♪ 
ルルル~♪

それではみなさま、Namaste~♪




さようなら、過去の私。 

私のお腹の真ん中には、直径6ミリの黒く盛り上がったほくろが、生まれたときから、ある。 実はなんと、父親にも同じ位置に同じようなほくろがあり、私は長年、「これはきっと強運のしるしだわ」といい続け、あまり見栄えの良くないほくろをキープしてきた。 しかしこの最近、どうも気になるのだ。 長い付き合いなので、まさか今更悪性なんてことはないとは思うが、年々大きさを増してきているのが気になる。 それに大きくなってきただけではなく、色も濃くなってきたような気もする。 悩んでいても仕方ないので、皮膚科の先生にメールで質問してみると、下記のような回答が返ってきた。

「一般に、体の隆起しているホクロは、レーザーでとったほうがいい場合が多いです。 (もちろん、例外はあります。) レーザー処置の場合、日常生活の制限が少ないことが利点です。 (運動、シャワーは、基本的に翌日より可)ただし、保険がききません。 レーザー料金は、ホクロ直径2まで10500円、以降直径1増えるごとに2100円追加です(診察料込み)。 ただし、ホクロは細胞が皮膚の下のほうへ根を下ろしていることもあり、これもとるとなると2-3回レーザー照射することもあります。 いずれにしても、ホクロは多くの種類があり、それにより処置方法が違ってくるため、いちど診察にいらしていただければ、と思います。」

というわけで、実は今日、
広尾皮フ科クリニックへ行って、ほくろの状態を見てもらってきた。 そして先生と相談した結果、即決・・・ほくろ除去しちゃった! 局部麻酔はチクンと痛かったけど、麻酔のお陰でその後の処置の間の痛みはなし。 麻酔注射から絆創膏を貼るまでの所要時間は、約10分、あっという間だった。

今、お腹の真ん中のほくろ跡には、2センチ四方の小さな絆創膏が貼ってあり、その表面は真っ平になっている。 長年、ぷっくり盛り上がったほくろを見下ろしてきた私には、かなり不思議な光景だが、これから1週間、毎日軟膏をすり込まみながら、「ほくろのないお腹」を眺める私の目と感覚は、この光景にじき慣れるだろう。 「ほくろのないお腹」の私を知っているのは、今現在、私しかいないんだなぁと思うと、ちょっと嬉しくなってきた。 「ほくろのあるお腹」の私はもう過去のこと。 さようなら、過去の私。そして、さようなら、過去の私を知っている男たち。(調子良すぎるかしら??) 


「ほくろのないお腹」の私が今から始まる。 この新しい私を知ることができるラッキーな男は誰かしら?

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Wednesday, July 11, 2007

巨大りらっくま、欲しいよぉ。


最近、肉体を駆使しているせいで、寝ても寝ても、疲れが取れないので、今日は午後半休をとりました。 あ~あ、こんな時、『りらっくま』が家にいたらいいのに。

只今ローソンでは、巨大リラックマが当たるくじを実施中。 (1回500円、ハズレなし)。 1等の巨大りらっくま、欲しいよぉ。 当たった人、ちょうだいよ~?




Tuesday, July 10, 2007

不埒な心?

週2回、表参道にある教室で、70分のホット・ヨガティス(ヨガ&ピラティス)クラスをとっている。 教えてくれてるのは、若くて細くて綺麗な女の先生。あまりの暑さと動作の辛さに、途中で棄権してしまいたい衝動に駆られる私を引き止めているのは、先生のスッとくびれたウェスト。 生き証人を目の前に、このまま続けていれば先生みたいな体になれるのね、とモチベーションもあがる、あがる。

表参道の教室に不満は何一つないけれど、週末や平日の遅い時間でも通えるように、近場に教室はないかしら?と探していて出会ったのが、こちら → 
jiyugaoka pilates & power yoga。 先生は、男性。 NY時代のハタヨガ教室の先生も女性だったので、男の先生ってどんな感じ~?と思っていたが、実に良かった。 ピラティス&パワーヨガのクラスということで、筋トレ効果の高い動きが多く、かなりハードな内容での90分を、コーチとしてしっかり引っ張っていってくれた。途中何度も、「忘れていませんよ」という感じで、名前を呼んで声をかけてくれたり、ポーズを正してくれるのも嬉しかった。そして最後は室内を真っ暗にしての瞑想。日本語で誘導されるのってどうなの~?と思っていたが、先生の声、語りかける言葉が優しく響き、ふ~っと意識が遠のいていくのを感じた。そして、チリ~ン、チリ~ンという鐘の音で意識を戻したとき、心身ともにダラ~んと「伸びている」ことにビックリ。久しぶりに良い瞑想が出来ました!

・・・というわけで、週1は自由ヶ丘に通うことに決定! 担当先生がイケメンだからとか、そういう不埒な心ではありませんよ(汗)


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Monday, July 09, 2007

そのチラ見視線、バレてます。

先週、Zaraのバーゲンで買ったばかりシャツ、白地に小さな黒いドット柄のパフスリーブ、を着て出勤した。Zaraのトップスは胸元がワイドに開いている傾向にあり、このシャツも例外ではなく、ブラが見えそうで見えないギリギリのところまで、切れ込んでいる。 そのシャツの下には、Victoria's Secretの中でも、「寄せて上げて」効果の大きいものを着用していたせいで、今日はいつもより胸が大きく見える。 セクシーなシャツ&ブラのダブル効果で、私の気分は朝から超セクシー! そのせいだろう、電車に乗っていても歩いていても、男の人たちの視線がかなり気になり、特に電車で隣に立っていたオヤジは、私が下車するまで、私の胸元をチラ見していた。「あんた、気のせいでしょ~?」という声があちこちから聞こえてきそうだが、私は水商売経験が長いので、私に向けられた視線を逃すことも、ましてや間違えることもない。 それでも、「まったく、自意識過剰なんだから!」とボーイフレンドは譲らなそうだが、私が正しいことを証明する瞬間があった。 

それは、午後5時半くらいのことだった。 届け物を持って某ホテルへ向かう私の前方から、とび職風の格好をした男の人が自転車に乗ってこちらへ向かってきた。 そして、細い道ですれ違う瞬間、その彼が、「ねえちゃん、オッパイおっきいね~」 と言ったのだ! 咄嗟のことで、何の言葉が出なかったが、すれ違って随分経ったとき、妙な怒りがこみ上げてきた。 私に対して失礼な言葉を発した彼に対して、そしてその彼に対して無力だった私に対して。でもまたしばらくしたら、妙な笑いがこみ上げてきた。 彼は思っていることをスパっと言っちゃう(言えちゃう)人なんだ。 ある意味、潔くって、男前! それに比べて、見てないふりしてチラ見しているスーツ姿のサラリーマンたちの情けないこと。 彼らは、私が彼らのチラ見視線に気がつかないと思っているんだろうけど、残念ながら、お見通しよ。

そういえば、いやらしいことを考えるとくしゃみが出るっていう男が、昔いたなぁ。 真面目な顔して、「ぼくはセックスなんてしなくていいんだよ」みたいなことを言いながら、私の顔と胸元の間を視線が行ったり来たりしながら、くしゃみ連発、可笑しかったなぁ。


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Sunday, July 08, 2007

ニッポンの母

いつからだろう。 子供連れのお母さんを見ると嫌気がさすようになったのは。 隣に座った子供の肘鉄がわき腹にモロに入ったというのに、知らん顔をしている母親のせい? ベビーカーをぶつけたのを気づいたくせに、何も言わずに立ち去った母親のせい? お店の中でかけっこをして周囲に迷惑をかけている子供を注意もせず、自分の買い物に熱中している母親のせい? 以前は一緒に遊び歩いていたのに、出産を境に、子供がいない私をまるで異星人でも見るような目で見る母親のせい? 子供がいることが免罪符にでもなると勘違いして、社会に恥を撒き散らしている母親のせい?

ナイキショップに、小学生未満の男の子と女の子を連れた20代前半くらいの元ヤみたいなルックスのお母さんが、いた。 私と同じ、23.5以上24.0未満のサイズの靴を探していた。 女の子はお母さんの横で静かにしていたが、男の子はお母さんの周りを走り回っていた。 2人とも、車輪がついた浮き輪みたいなおもちゃを持っていて、まるでペットを散歩させるみたいに、紐を引っ張りながら、おもちゃを転がしていた。 一瞬、お母さんの意識が男の子から離れたとき、男の子の転がしていたクワガタのかたちをした浮き輪おもちゃが私の左足首に激突した。 激突したといっても、浮き輪なだけに、バウンスして、痛みは一切なかったが、それをみたお母さんが大声で男の子を叱咤し始めた。 「あんた、何やってんの。 謝りなさい」 男の子はべそをかき始めたが、なかなか「ごめんなさい」が出てこない。お母さんは叱り続ける。 見かねた私が思わず、「あの、クワガタ、大丈夫ですか?」 とお母さんに言うと、お母さんは、「クワガタは壊れてもいいんです。 でも人は壊れたらダメだから」 と言って、男の子を叱った。それはまさに古きよきニッポンの母の姿そのものだった。

私の中で、何かが変わっていくのを感じた。それは不思議な感覚で、今まで抱いていたその他大勢のお母さんたちに対する嫌悪感が、ス~っと消えていく感じ。 かなり大げさだけど、イエス・キリストの死によって私たち全ての人の罪が贖われたような・・・。 このお母さん1人の善行により、その他全てのお母さんたちの悪行を許そう、と思った。 そして、私の中で、遠い昔に思い描いて諦めた「母親になる」という夢が、ポっと生まれた音が聞こえた。 
男前シューズ
南大沢のアウトレットに行ってきた。 土曜日から始まるゴルフレッスンに備えて、NikeのゴルフーシューズとPearly Gatesのグローブを買った。 それプラス、週2、3回は通っているヨガ&ピラティス教室のため、AdidasとNikeで、Tシャツを4枚買った。 
いや~、それにしても、このゴルフシューズは超格好いい。 今、部屋の床に置いて横から見ているが、それだけでも十分美しい。 いやしかし、履いてみて眺めると、その美しさに拍車がかかる。 素敵、あぁ、素敵。 『男前ぇ~』とついポロっと口をついて出てしまう、そんなシューズだ。



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30数年前の記憶を辿って

南大沢に行く時はいつも菊名経由だったが、今回は稲田堤経由で行くことにした。実はこの稲田堤、実は、私の生まれた土地である。 というわけで、南大沢のアウトレットに直行のつもりだったが、途中下車(経由地なので、どちらにしても下車します・・・)して、昔住んでいた家の探索をしてみることにした。
 
7歳になる寸前まで住んでいたので、かなり記憶に残っているはずだったが、駅に降り立った瞬間、愕然とした。 現在の稲田堤は私の記憶の中のものとはまったく違っていたのだ。 あるはずの目印のお店がない! 子供の目線でみていた町並みは、今の目線でみるよりずっとずっと大きくみえていたので、距離感がおかしい!! 道端でうちわを配っていた人に、「京王線はどこですか?」と聞くと、「この角を曲がって真っ直ぐです」 と教えてくれた。 その角にあるはずの同級生の女の子のお家が経営していたレストランとそのお向かいのおもちゃ屋は消えてしまっていた。 代わりに、日本全国どこにでもあるチェーン店が建っていた。



JRの駅から京王線の駅までの道は1直線で、随分距離があったような気がしていたが、実際にはあっという間で、11センチヒールの私の足でも5分とかからなかった。  その道の途中、ちょうど半分くらいの距離のところに、私と私の家族が住んでいたアパートがあった。 当時、今から30数年前は、木造2階建て、お風呂なし、4畳半と6畳の2間の古くて汚いアパートだったが、今では、その姿は跡形もなかった。 鉄筋コンクリート、数階建て(エレベーター付)の、明るいクリーム色の外観のマンションに変身していた。 その2階には、昔も今も変わらず、私と私の家族にとてもよくしてくれた優しいご夫婦が住んでいるはずなので、訪ねてみることにした。 近所のお菓子屋さんでシュークリームを買い、思い切ってベルを鳴らしてみた。 しかし、残念ながら不在。

諦めきれず、近所をブラブラしてみたが、当時とすっかり様子が変わってしまっているので、他の誰を訪ねていいのやら、まったく思いつかない。 ふとその時、当時、アパートのすぐ目の前に商店があって、軒先にはおもちゃのパチンコ台があって、そこでよく遊ばせてもらったことを思い出した。 「すみません、Tさんはこのあたりでしたか?」 とタバコ屋さんの前にいた初老の男性に声をかけた。 すると、「Tさん? 俺んちだよ」 と男性は答えた。 あまりの偶然にビックリしながらも、30数年前にA荘に住んでいたことを伝え、2階に住んでいたご夫婦はお元気かどうかを訊ねた。 すると、つい最近、ご主人が倒れて柿生の病院に入院していて、奥様は毎日面会に通っているという。 柿生へは日を改めて行くことを決意、シュークリームはTさんと奥から出てきてくださったTさんの奥様に召し上がっていただくことにし、しばらくそこで立ち話をした。 

「あがっていきなさいよ」と何度も何度も言ってくださったTさんと奥様。 「また来ますので、その時はぜひ」と言いながら、頭を下げ、後ろ髪ひかれる思いでその場を離れた。 とてもお元気そうなTさんも奥様ももう80歳台、入院しているご主人とご主人を支える奥様も80歳台。 「また来ます」の「また」はあまり遠くないうちに実現したほうがいい。

Saturday, July 07, 2007

Today's Movie - Die Hard 4.0

Today's Movie - Die Hard 4.0


六本木ヒルズの映画館で、『Die Hard 4.0』 を観てきました。 土曜日の午前9時40分からのスタートは、きっと早すぎるのでしょう。 館内はほとんど空席で、年配カップル、おひとりさまが目立ち、若者ラブ・バードたちは1、2組。

のびのびと空間を使い、ワ~、キャ~、ヒエ~、と小声で叫びながら、持ち込んだサンドウィッチ&アイスティーで朝食をとりながらの映画は最高! 土曜日の朝の日課にしようかしら。

← 普段は人でごった返す館内も、今日はこの通りガラガラ。 映画『バニラ・スカイ』の1シーンみたいで、ちょっと怖いくらいでした。

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Thursday, July 05, 2007

7月の四緑木星(私)の運勢

物事は七夕ごろから動き始めるでしょう。先月から引き続く『淀んだ空気』を取り除くことによって、物事を活発に進めることができるでしょう。それはまるであなたの中にあるダムの扉が大きく開くかのよう!初期段階でいったん中断してしまいそのまま手付かずになっている物事にもう一度着手してください。契約に関する物事が活発に動き始めるでしょう。 しかし、何かひとつが裏目に出ると、それが騒動の源になってしまうので、いつも慎重かつ公正でいてください。全てに対して平等な態度で臨むことは、支持者の増加につながります。意志を強く持ち、嘘をついたり物事を誇大して話すのを控えましょう。

高島易断

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Wednesday, July 04, 2007

正しい祝日の過ごし方

昨年の今日は、良く晴れた1日だった。 ランチには少し遠出して、海辺のレストランのテラス席で、心地よい潮風を体中に浴びながら、ゆったりとした時間の中で、シーフード中心のイタリアン・ディッシュを満喫した。

今年の今日は、曇り時々雨の1日。 駒沢にある和食屋さんのランチ・バフェへ行った。 こだわり素材を体に優しい味付けで調理したお料理の数々の中から、鳥のから揚げとフライドポテトと塩辛をメイン、おでん、冷やしうどん、焼き魚をサイドで、満腹になった。

今日という祝日を、去年も今年も、私は同じ人と一緒に過ごしてる。 去年と今年のシチュエーションを表現するとしたら、その形容詞は180度違うものになるだろう。 でもそのどちらをとっても、「悪くはない」と思っている私がいる。 

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