Monday, October 27, 2014

Breast Cancer Sucks

「乳がん」ってやつは、手術をしたら終わりじゃなくて、実はそこからがスタートだったのね・・・と思う今日このごろ。振り返れば、手術前・直後は、そんなに大変じゃなかった。色々な人にちやほやされて(i.e. 心配されて)、ひとりじゃないって感じてた。みんなで一緒に頑張ってるって感じてた。

でも今、術後しばらくして、ホルモン治療をはじめてからが、かなり大変。誰もかれもみんな、「もう完治したでしょ」くらいな勢いで接してくる。でも副作用とか、地味だけど、日々ひどいからね。
  • ホットフラッシュ
  • (ホットフラッシュの後の)寒気
  • 関節痛
  • 関節がポキポキ鳴る
  • 肩こりと首こり
  • 突然やってくるうつ的な症状
  • おりもの量増える
  • 健常な胸縮む
  • しみ、シワ増える
上記プラス、術後の副作用的なものも残ってるし。
  • 胸の痛み(神経が生まれ変わってきてるらしい)
  • 胸と脇のしびれ(リンパをとったからね)
昨日は、久しぶりにブレストクリニックへ。2回連続で予約をドタキャンし、さすがに3回目は行かなきゃダメでしょということで、行ってきました。なんかもう色々イヤになっちゃったんだけれども(=やさぐれてます!)、来年1月6日に再建手術の予定が入ってるから、行かなきゃってことで。

私の右胸には、400ccキャパのエキスパンダーが入っています。これまでに何度も食塩水を注入して、すでに400ccマックス入っているというのに、今回はさらに60cc入れられちゃいましたよ。皮膚が伸びて痛い、痛い。っていうか、肺を押してるから、息が苦しいよ。それに、破裂しないんだろうか、心配だよ。

ホルモン治療(リュープリン+タモキシフェン)のせいで、健常な左胸は縮んでしまい、食塩水を注入するたびに大きく膨らむ右胸との差が歴然としてきてしまいました。でもだからといって、ピタッとした服を諦めるわけにはいかないでしょう。というわけで、こちらの「激盛りシリコンパッド」をアマゾンで注文しましたよ。


でもね、パッドを入れたことによって、問題の1つは片付くけど、山盛りの副作用はかわりませんよね。そして、パッドを入れるときいつも(毎朝)、「右胸がなくなっちゃって、エキスパンダー入れてるから、それに合わせて左胸にパッドかなんか入れて大きくしなくちゃバランスとれないよね」って、わたしは思うんでしょう。それが果たして、精神的にいいことなのかどうなのか、疑問ですね。

「乳がん」は、ひとくくりにはできません。タイプは様々だし、それのよって手術も治療の方法も異なります・・・「乳がん」を患った人でも、その経験、感じ方は千差万別だと思います。だから、わたしがここで語ってることは、「乳がん」を患った方々の「声」を代表するものではありません。あくまでも、わたしの個人的な意見です、ということを付け加えておきたいと思います。