Wednesday, February 21, 2018

治療開始

今日は聖路加国際病院で、婦人科と腫瘍内科(オンコロジー)のコンサルがありました。簡単に済むと思ったら大まちがいで、検査も多く、待ち時間も多く、午前9時〜午後4時半までかかりましたとさ。

 9時 血液検査+心電図検査
10時 朝食(聖路加さんの食堂で焼き魚定食!)
11時 コンサル+子宮がん検査@婦人科
12時 休憩(築地駅近くのマッサージ屋さんに行ってきました!)
14時 昼食(和幸さんで揚げ物!)
15時 コンサル+リュープリン注射(3ヶ月溶剤)@腫瘍内科

腫瘍内科では今後の治療方針オプションについて聞きました。現在、目立った症状もなく、肺の転移は小さなものが2〜3箇所なので、まずは副作用の少ないホルモン療法から始めてみましょうとのこと。ただ、前回(2014年〜2016年)のホルモン療法では副作用が強く出て辛かったと私のカルテに書いてあるようで、先生や看護師さんがとても心配してくださいました。「もし辛かったらすぐに電話なりメールなりしてくださいね」ですって。

今後の治療のオプションは以下のとおり。

① アロマターゼ阻害剤(アロマシン/アリミデックス/フェマーラ)(経口薬)+リュープリン(注射)(3ヶ月or6ヶ月溶剤)

②フェソロデックス(注射)+リュープリン(注射)+イブランス(分子標的薬)←副作用は白血球・血小板減少/肝臓への障害

③抗がん剤 ←即効性はあるが副作用は重い

まずは①の治療で経過観察。1ヶ月後にまた血液検査+コンサルです。②や③のある意味ハードコアな治療で効果が高いようなのですが、副作用も大きいし、通院の頻度も高くなるので、まずは①で行きましょうとのこと。

さて、この腫瘍内科なんですが、雰囲気がもう怖いのなんのって! がんと戦うぞ!って覚悟を決めて治療を受けてる人たちばかりがいるわけで、待合室にも(抗がん剤用の)針を腕にさしてる人が多かったり、壁にはウィッグとかターバンとかそういう広告が貼ってあったり、「がんと共に生きる」みたいな小冊子があったり。私もそのグループに足を踏み入れたわけだけど、まだ若葉マークついてるからね、違和感が半端なくて戸惑いましたよ。

リュープリン注射をしてもらうために、(謎だらけの)オンコロジーセンターの奥の部屋に入っていったわけですが、見渡すと、カーテンで仕切ってある半個室がたくさんありました。その半個室の1つに案内されると中には、リクライニングチェアーが1つ、カラーボックスの上にテレビが1台。抗がん剤治療をする方たちはここで点滴をしながらゆっくり過ごすんでしょうね。そういう想像も私にとっては恐ろしくて、リクライニングチェアーの角度も変える気にもなりませんでしたし、とにかく緊張して椅子に浅く腰掛けていたんですが、それを見た看護師さんが「少し椅子を倒しますね」を気をつかってくださって、少し斜めになりながら、お腹をぺろーんって見せて、左側のお腹に注射してもらいましたとさ。

今後心配なのは・・・今日の血液検査で分かったのですが、私の女性ホルモンの値は、実年齢平均をはるかに上回っているので、それを抑えるとなると副作用=更年期障害は強くでるのではないでしょうか。ホットフラッシュ、手足のこわばり、発汗、不眠、うつ、膣の乾燥・・・等、これから出てくるであろう副作用を考えると憂鬱です。でも、今までのゴールは「早く普通の生活に戻る」でしたが、今のゴールは「一日でも長く普通の生活を続ける」なので、生理がなくなろうが、干からびようが、最悪、抗がん剤も視野に入れてもいいかなと思っているので、とにかく一日でも長く普通の生活を続けて行きたい・生きたい、BFと一緒にいたいと思っていますので、多少は文句も言うだろうけど、やさぐれもするだろうけど、今後永遠に治療は続けて行く覚悟です。

生きるよ!90歳くらいまで!!

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