Saturday, February 17, 2018

ボランティア

Volunteering is generally considered an altruistic activity where an individual or group provides services for no financial or social gain "to benefit another person, group or organization". - Volunteering from Wikipedia

今日は毎週土曜日恒例のボランティア@聖路加国際病院でした。2017年3月11日以来、毎週土曜日、3時間(午前中9時〜12時)だけ活動しています。20歳のころから、様々なボランティア活動をしてきました。教会員になったばかりの20歳のころは、約1年間、毎週日曜日の聖餐会の時のオルガンの演奏をしていました。短大生(アメリカ・コロラド州)のころは、コーラス部員として近隣の老人ホームで歌っていました。ニューヨーク時代は、当時のBFと一緒に後輩たちを家に招いて食事をふるまっていました。帰国直後、30
歳前半は、つくば市で開催される国際会議の会場で、「語学ボランティア」として、来日されたお客様の対応をしていました。その後、30代半ばから40代半ばまでは、自己中心的な生活に溺れ、「ボランティア」なんてすっかり忘れていましたが、2014年3月、44歳の時に乳がんが見つかったことにより、自分の中のコアな部分が揺さぶられ、価値観の見直しをする機会が与えられ、深く眠っていた「善良な部分」が水面に浮かび上がってくるような感じで、「与える」ことによって得られる「祝福」について思い出すことができました。そして、検査・手術・入院と、これまでお世話になった聖路加国際病院の先生・看護師の方々から受けた「ご恩」をお返ししたいと思い、ボランティアとして活動させていただきたいと思いました。

さて、乳がんの治療中は、副作用に慣れることができない苛立ちをBFにぶつけてしまい、本当に申し訳ないことをしたなぁと思います。治療中の精神状態は、行ったり来たりで、前向きな時もあればやさぐれる時もあり、いつも側にいてくれたBFは、可哀想なことに、その全てに付き合わせてしまうことになってしまいました。BFのボランティア精神に心から感謝しています。乳がん発覚以来、再発発覚後以来、そして今日、大切な時間割いてくれて、一緒に過ごしてくれて、ここかしこで力づけてくれたこと、心から感謝しています。「サントリーニに行きたいね」って話していますが、もし行けなくてもそれはそれでいいです。今日みたいにデート(お洒落なレストランでランチして、動物園へ行ったり)して、その後はまったり、一緒に昼寝して。そういうふうに普通に、時間を無駄遣いして、過ごすことがとても嬉しいし、幸せだなぁと思います。焦らず、のんびり、生きていきたいと思っています。

写真は、聖路加国際病院のボランティア先(助産院)の助産師さんたちからいただいたバレンタインのチョコデートです。泣きそうになってしまいました。(というか、帰り際、泣いた!)こちらこそ、いつもありがとうございますです。助産院でボランティアをさせていただくことにより、たくさん頂いています。心身のバランスが保てています。生まれたばかりの赤ちゃんの生命力のパワーと幸せいっぱいのご家族の愛が溢れる助産院で活動できることに、心から感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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