Friday, August 28, 2015

Part of the Family

今日は、御茶ノ水のダンス教室でラテンのレッスンでした。 

担当のH先生は、いつも、まず理論をしっかり教えてくださって、その後、実践。変なところはすぐに直してくれて、良いところはものすごく褒めてくださいます。H先生と私は、身長のバランスもよく、性格の相性もいいと思います。自画自賛ですが、ふたりとも素直で真面目(笑)。教室には、他にもたくさんの先生がいるけど、偶然(いや、必然!)、H先生と巡りあえて、担当になっていただけて、本当に幸せです。心から感謝しています。

さて、今日はなんと、アクシデントがありました。I先生(ニックネームは王子)が、接着剤を、それも大量に、最近買ったばかりの新しいパンツ(約3万円)の太ももあたりに、こぼしてしまったのです。パンツと皮膚がくっついて固まってしまっては大変! パンツを脱ごうとすれば、皮がベロリと剥がれてしまいますからね。これは、一刻を争う緊急事態です。すると、教室の共同経営者であるY先生が、「どいて、どいてー!」とフロアで踊る私たち全員をかき分け、椅子に座ったまま身動きのとれないI先生を、椅子ごとスタッフ部屋に運び入れました。突然の出来事に呆然とする生徒たち。心配でレッスン再開できない生徒たち。I先生の無事を祈りながら、スタッフ部屋のほうを見つめている生徒たち。

と、数分後、Y先生がフロアに戻ってきました。「大丈夫ですか?」と声をかけると、「あいつ、裏でされるがままだったよ。◯◯先生(女性)にベルト外してもらって、チャックも下げて、パンス脱がしてもらってさ。ダメなヤツだねー。だからパートナーみつからないんだなー」と豪快に大笑い。その後も、しばらく立ち話をしていて、ふと気がつきました。Y先生とお話するのは、これが初めてのこと。4月(13日)から通い始めてようやく、「生徒」だと認識してもらえたような感じがして、とても嬉しかったです。だって、テレビでよく見ていたY先生ですよ! 南原さんとパートナーを組んで、プロ/アマ選手権に出場した先生ですよ!! そんなY先生に、「王子募金をしたらどうですか、生徒さんたちにお願いして。新しいパンツ買ってあげましょうよ。」って言ったら、「いいアイデアだね。よしっ、買ってやるか!」って言ってもらえましたよ。

今日のレッスンでは、クカラチャの時の足裏の使い方(左足は土踏まずとヒール、右足はボールと土踏まず)、前進・後退の時のカラダの使い方(前進の時は前傾、後退の時はヒールの上まで体重を乗せる)、ボール、土踏まず、かかとの体重の乗せ方(オンバランスはひとりで立てる位置、オフバランスはパートナーを使って立てる位置)、パートナーへのカラダの任せ方等を教えていただきました。

H先生は、スイブルを特に褒めてくださいました。「ユリア(ラテン世界チャンピオン)が見たら、ココ絶対に褒めてる!」とか、「お世辞じゃなくて、僕のパートナーにもこれくらいバランスよく踊ってほしい!」とか。思うに、初心者だから、分からないから、言われたとおりにやるし、変な癖がついてないんでしょうね。で、教えてる先生の色に100%染まってるから、先生は踊りやすいと感じるんでしょう。別の教室でスタンダードを教えてくださってるY先生も同様のことを言ってましたから。

帰り際、H先生が、「◯◯先生(女性)が、谷口さんの声がすごく好きって言ってましたよ。聞いてると癒されるって」と言ってくださったんですが・・・そんなこと、初めて言われました。◯◯先生(女性)と話した記憶もないですし、H先生とだってそんなに大きな声で話してるつもりはないんですけど。少しずつですけど、認知されてるってことでしょうか。まだ4ヶ月半くらいですが、徐々に教室に溶け込んできていると感じています。おこちゃま生徒さんたちもなついてくれてるし、その子たちのお母様たち(30代)も話しかけてくださるし。当初は、アウェイ感が半端なかったですけど、今は、ホーム感がでてきて、居心地がよくなってきました。これからもっともっとよくなる! そう思うと、とても楽しみです。

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