Saturday, February 01, 2014

Ballroom Dancing School - Beginner Class 7

今日は、Dance Studio Sam Circus@川崎でレッスンでした。全13回の初級コースの7回目です。

教室に到着し、着替えを終えると、西尾順子先生から教えてもらっている60代女性と、わたしの担当先生に教えてもらっている50代前半の女性が休憩中。

「ねー、冬のパーティーの時、あなたのテーブルにいた方々、あなたのお友達?」
「いぇ・・あの日初めてお会いした方々です」
「あら、そうなの? 仲が良さそうだったから」
「はぃ、仲良くしていただきました。陽気な女性たちは、他の教室に通っていらっしゃるようです。4人のうちの1人は、フリータイム(ダンス)のためだけに、4着も衣装を持ってきてたんですよ」
「え! デモに出るためじゃなくて、フリータイム(ダンス)のためだけに?」
「はぃ、フリータイム(ダンス)が終わるたびに、着替えに行ってらっしゃいました」
「えー!」

そんな会話をしている最中、先生登場。

「ちょっとー! 何くつろいじゃってるのー? ダンスの練習に来たと思ってたら、あなた! もー、びっくりしたわー!」
(心の声) あのぉ、先生・・・いつも、ダンスより会話が多いんですけど。

「今日はワルツね! 先週、教えた動き、練習してみたー? どうだったー?」
(心の声) え? 今日も会話がメインだと思って、練習してないんですけど。

「じゃ、ちょっと踊ってみましょう!」と、ステップの確認。

「バックホイスクを制するものはワルツを制するといってもいいくらい、大事なの! いい? みてて!」

そういって先生は、ステップを見せてくださいました。

「じゃ、あなた、やってみて!」

わたしがステップを踏んだ後、先生は、「今の、2点! 何点中の2点だと思う?」と。

「えっと・・・10点中ですかね」
「そう! じゃ、どこが悪かったかわかるかしら?」
「えっと・・・」
「あなたは、ジグザグに動いてるのよ。いい? まっすぐ! 一直線の上で、動くのよ! で、ガニ股にならない!」

このステップを矯正した後、音楽に合わせてダンス。

「うん、よくなったわー! でも腕がぐにゃぐにゃ。いい? 女性は車のハンドルなの。男性はそのハンドルを握って運転するのよ。左にハンドルをきりたいと思っても、ぐにゃぐにゃなハンドルだったらきれないでしょー! わたしの手を、思いっきり押して、そのまま力を入れたままにしていて!」

そしてもう一度、音楽に合わせてダンス。

「ね! 踊りやすかったでしょー? わたしの手、(わたしが力を入れすぎて)プルプルしちゃったけど(笑)。これは大げさにやったんだけど、ハンドルを硬くするっていうのはこういうことなのよー!」

「あなたの場合は、アドリブがきくから・・・」
「は?」
「あなたは、ステップどうこうっていうより、しっかりホールドさえすれば、男性がリードしてれば、それに合わせて踊れるわ! ステップなんて覚えなくてもいいのよ、あなたは!」
(心の声)え・・・ステップ覚えなくていいんですか?
「そうだ! 丸いボール・・・あ、これ、バランスボールを持ってみて! で、そのままの形で、上体を起こす! そう!」

そしてまた音楽に合わせてダンス。

「うん、そうしましょう! これからは!」
「へ?」
(心の声)どういうことでしょう?

「初級ではこういう風には教えないんだけど・・・これからはステップ、覚えなくていいわよ! ホールドをしっかりね!」
「は?」
(心の声)何? どういうこと?

「じゃ、いい? こんな風にリードされたらどう?」
そういって先生は、カッチカチの動きでリードしてくださいました。
「いやー、サスペンション、硬いですね」
「でしょー! これじゃ、イヤでしょー! あなたはね、関節がとても柔らかいのよ。わたしがダンスを始めたころに似てるわー!」
「すごい褒め言葉ですね・・・」
「でしょー! 褒めてるのと同時に、わたしの自慢しちゃってるからねー!」

レッスン時間終了間近、最後にもう一度、音楽に合わせてダンス。

「うん、よくなった! じゃ、お家で練習してみてね! 来週も同じ時間でいいー?」そう言って先生は、いつも通り、控室へ消えていきました。

今日はたくさん、先生と組んで踊れたので、とても楽しかったです。でも相変わらず、音楽は聞こえてきません。西尾順子先生と踊ったときの、あの音楽が聞こえて楽しいっていう、そういう瞬間が、いつかくればいいなぁと思っています。

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