Saturday, August 09, 2008

初・ひとり旅
~グアム4泊5日 第3日目~

昨日も今日もアウトリガーの前にあるビーチに寝転んでる。 

目の前にはエメラルド色の海、頭上にはライトブルーの空、カラダの下には白い砂が広がっている。 深く息を吸い込むと潮風が全身を駆け巡り、私のカラダと大気との境界線が徐々に消えていくような感覚。

『Meditation Made It Simple』を iPodで聞きながら、深い瞑想状態に入っていたら、ガヤガヤする声に邪魔された。 カラダを起こし、その騒音の源を探すと・・・10メートルくらいのところに20人くらいのロコ・ボーイズが! 

現在、アウトリガーの隣の敷地では建物の立て直しをしていて、工事現場は木製の高い壁で覆われている。 ロコ・ボーイズはそこのワーカーたちで、どうやらランチ休憩をしている様子。 ニヤニヤしながら口笛を吹いたり何か言ってる。 チラっと視線を向けた後、私はまた静かにカラダを横たえ、瞑想に戻った。 

お腹側と背中側を均等に焼くために、10分くらいづつカラダをひっくり返す。 日はジリジリと肌を焼いていく。 まるでグリルの中の魚になった気分。  40分後、さて、そろそろ引き揚げようかと思い、砂を落とすために海に入る。 火照ったカラダを優しく包むように水がまとわりつく。 ああ、気持ちいい。 

海からあがり、カラダを拭いている私の肌に突き刺さる視線。 見れば、ロコ・ボーイズがぞろぞろと壁の向こうへ消えていこうとしている。 その時、アクシデント的に、列の最後の男の子と目が合ってしまい、その瞬間、彼は満面の笑顔で私に手を振った。 その屈託のない笑顔につい油断してしまった私は、ついつられて、小さく手を振り返した。

すると次の瞬間、引き揚げたはずのボーイズがぞろぞろと戻ってきて、閉まりつつあるドアの隙間から手を降った。 あまりにキュートな演出だったので、思わず私もビッグ・スマイル! 

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