Monday, May 26, 2008

Listen!!



あなたにはホントにお世話になったと思う。 

帰国したばかりのやんちゃな私を日本の習慣に馴染ませるためにいろいろなアドバイスをしてくれたし、私の限界を広げるためにあれもこれもとムチャな課題をたくさん出してくれて、生意気な私は「なんでこんな簡単なことがこなせないんだろう」と自分に腹が立ち涙する夜を重ねたけど、でも、私がそれをやり遂げたときはいつも思いっきり褒めてくれて、それが私の自信になったし、それがまた新しい課題に挑むモチベーションになったし。 私が未知の世界に足を踏み出す決断をした時、一番最初に頑張れって言ってサポートしてくれたのはあなただったし。 同じクリスチャンとして私をいつも「道」から外れないように声をかけてくれたのはあなただったし。

でも、もう私は、あの頃の、私じゃない。 あれから8年がたち、私は私なりに、自分の信じる選択をして、あなたのアドバイスなしに、自分の道を決断していけるようになったし、そして、今の私を築きあげた。

驕るつもりはないし、あなたを今でも尊敬しているし、感謝の念は多分死ぬまで尽きないけど、でももう私は、あなたのルールには(今は)従えない。 あなたの世界の中で生きていたら、私はあなた以上にはなれない。 あなたの世界にしか通用しないルールブックは、(今の)私には、どうしても、どうやっても、当てはまらない。

だからもう、私を、あなたの世界に閉じ込めるのはやめて。 私の、もしかしたら失敗するかもしれないけど、やり方で、私の道を歩かせて。 言いたいことはわかるし、危なっかしくて見ていられない気持ちは分かるけど、私の人生なんだから、私の好きなように、やらせて。

もし、それが、あなたに出来ないのだとしたら、私は、あなたに、サヨナラを言わなくちゃいけないかもしれない。 私の人生の中で、大切な時期をメンターとして導いてくれたあなたを、私の人生から切り離すことは、とても出来ないし、とてもしたくないけど、これ以上、私があなたと関わることによって、私が小さく縮こまってしまうのなら、私の人生にプラスの効果がもたらされないのだとしたら、それは仕方ない決断かもしれない。


だから、そんな決断を、私にさせないで。 もうこのへんで、私の手を離して、ひとり歩きさせて。

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