Tuesday, May 27, 2008

I'm In Love With You

今まで何度も待ち合わせしてるのに、あなたの顔を見た
瞬間はいつも、まるで初めてのデートみたいに、ものすごく照れてしまう私。 普段の100倍パイパーになっちゃって、ものすごいテンションで話しはじめちゃう私に、「ご主人様に遊んでもらえて嬉しいっていう子犬みたいになってるよ」ってあなたは言って、「え~、しっぽ、振ってた?」って私が聞くと、「しっぽ、ものすごく振ってたよ」ってあなたは笑った。

「毎日200歩くらいしか歩いてないかもと思って万歩計を買った」ってあなたは言うから、「あまり歩かないと足が退化しちゃって、次に会ったときには足が一本になっちゃってたりして」って私が言うと、「けんけんして歩いてたりしてね」ってあなたが言って、「その次にあった時には足が消えてなくなっちゃって、地べたを這ってたりして、進化を退行しちゃってるかもよ」って私が声を上げて笑うと、それにつられてあなたも笑った。

目覚ましが鳴る前に目が覚めたのに、目覚ましに気がつかなかった振りをして、「あ~もう間に合わないから仕事やすんじゃおっかな」って私が言うと、「仕事は行かなくちゃダメだよ」ってあなたはものすごく真面目な顔で言った。 「ほら~こうやってシャワー浴びたり歯を磨いたり化粧したりしてると離れちゃうでしょ? 私が仕事に行かなければ、あなたがしたくをするのをずっとベッドの中で見てられるし触ったりもできるのに~」って諦めがつかなくてグズグズしている私に、「一緒に電車に乗って行こう。 あと30分は一緒にいられるよ」ってあなたは優しく諭すように笑った。 

「仕事なんてやめちゃえばいいのに。 そしたらもっと一緒にいられるのに」って私が言うとあなたは、「じゃ、食べさせてくれるの?」って言って、私が「やだ」って言うと、「じゃ、どうやって生活するの?」ってあなたが言って、「だったらバイトすればいいじゃん」って私が苦し紛れに言うとあなたは、「バイトだったら今よりもっと時間がなくなっちゃうよ」ってものすごく落ち着いた声で言って、私が、「あ~そっか」って納得するとあなたは、「アヤコは今のことしか見てないんだな」って呆れ顔で笑った。 

満員電車の中、込んでいる車内で身動き取れないのをいいことに、あなたにピッタリくっついて過ごす数十分は至福の時。 あなたのひげを鼻でくすぐったり、あなたの背中に手を回してしがみついたり、あともうちょっとで届くっていうところまで唇を寄せたり、あなたの首筋に耳をつけてあなたの鼓動を確かめたり。 あなたは、「おいおい、朝から何やってんだよってみんな思ってるよ」とか、「オレの会社のやつ、いないよな、大丈夫だよな」とか、「バカップルがいたってブログにかかれちゃうよ」とか、「こんなの見つかったら会社クビになっちゃうよな」って口ではいろいろ言うけど、ホントはまんざらイヤでもなさそうな顔をしているから、そんなあなたの顔を見るとついつい嬉しさマックスになっちゃって、「しっぽ」を振りまくっちゃう私。

どうでもいいことのように見える、小さな会話や動作のひとつひとつが、ものすごくトクベツに感じる今日このごろ。 あなたと一緒にいる時間の中には、興奮とか恍惚とか熱狂とか放心とか解放とか、そういう快楽の全てがぎっしり詰まっている。 あなたと一緒にいるとき、私の目には、周囲の映像は白黒で停止して見えて、あなただけが、動画でカラーでビビッドで、美しいものとして認識される。 

あなたがとても好き。

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