Thursday, May 08, 2008

新・『頂点への道』

昨日、アチーブメント株式会社 の 特別無料説明会『達成力を高める5つのステップ』 に参加した。 これは、この会社が提供する 「戦略的目標達成プログラム 新・『頂点への道』 スタンダードコースのエッセンスを凝縮した」 ものを、代表取締役社長であり、このコース開発者兼講師である、青木仁志氏自らが説明してくれるという企画。

このコースに参加すると、「人生におけるゴールを探し、目標設定の障害を克服し、人生の目的や人生理念に基づいた目標を設定し、目標達成のための知識と技術を理解し、実践し、習慣化し、そして最終的にはそれらを他者と分かち合う(貢献する)ところまで到達できるようになる」 という青木氏。 私の周囲からは、彼の問いかけや、何度も繰り返すフレーズに、あー、うーん、と聞き入っている人たちがメモを取る音~紙の上をペンの走る音やページをめくる音~が、聞こえてくる。 彼らの表情は真剣そのもので、私に言わせれば、彼らみたいな「真面目」な人たちには、このコースはいらないんじゃないかな、と。 私みたいな、怠け癖がついていて意思が弱くて自己管理が甘い人間にこそ、こういうコースが必要なんじゃないかな、スタンダードコースに参加して、肉体・精神・霊性にしっかりと、目標達成のために必要な知識と技術を叩き込むことが必要なんじゃないかな、と。 穏やか且つ染み入る青木氏の声を聞きながらしかし、なぜか私は、時間経過とともに上がっていく会場の熱気の中で、どんどんテンションが下がっていくのを感じ、激しく焦っていた。 

期待値が高すぎたのかもしれない。 何としてでも達成したいと思うゴールがないからかもしれない。 今の状況にそこそこ満足しているからかもしれない。 セルフ・ヘルプの本の読みすぎたせいかもしれない。 アメリカ生活で思考回路がおかしくなってしまったからかもしれない。 失敗はすぐ忘れる体質だからかもしれない。 あまり「欲しい」と思ったことがないからかもしれない。 ビジネスに興味がないからかもしれない。 成功者に憧れや尊敬の念を抱かない性格だからかもしれない。 前後左右に魅力的な人がいなかったからかもしれない。 終日デスクワーク後に2時間椅子に腰掛けているのはキツかったからかもしれない。 お腹の鳴る音が気になって仕方なかったからかもしれない。  ただ単にお腹が空いていたからかもしれない。 

説明会終了後、私のテンションは予想を超えてかなり低くなってしまっていて、そんな自分に非常に落胆してしまっていた。 「素晴らしかったよ!早速コース受けることにして予約したよ!!」 と喜び勇んで彼に電話をするつもりだったのに。 そしたら彼が、「それは良かった。 一緒に受けられるかもしれないね。」 と言ってくれるはずだったのに。 
最近立てたばかりの私の12ヶ月計画表には、「7月10日~スタンダードコース受講」と書いてある。 受けるか、受けないか、こういう選択ではあまり迷わないはずの私のココロが泳いでいる。 あぁ、まだしばらくは決められそうにない。

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