Monday, April 14, 2008

Blue Monday

私のベッドの上には3つ枕がある。 一つは低反発のもので、あとの二つはダックダウン&フェザーのつめものが入ったもの。

あなたと寝る時には、あなたに低反発の枕を貸してあげて、私は羽根枕を重ねて眠る。 独りで寝る時には、低反発の枕で、とっくに消えてしまったあなたの香りを探しながら眠りにつく。 独りなんだからベッドの真ん中で寝ればいいのに、あなたのサイドをきちんと空けて、そこに羽根枕を縦に並べて置いて、あなただと思いながら、腕と足を絡めて眠る。 もう春だというのに、あなたと出会ったころのように、ガンガンにヒーターをつけて、裸のまま眠る。 

朝6時、目覚ましの鳴る少し前に目を覚ます。 南国のような室温・湿度の中、びっしょりかいてしまった汗はベッドパッドまで染みていて、羽毛の掛け布団はベッドの脇に落ちていて、低反発の枕はなぜだか足元のほうに移動しているけど、あなたのサイドに置いた羽根枕はそのままの位置で、私の腕と足は絡んだまま。

ベッドの端に置いた携帯電話を手にとり、あなたの写真を開く。 小学生の頃、淡い恋を抱いていた時によくしていたように、あなたの写真を見つめながら、「おはよう」って声に出して言って、それから、お風呂にお湯をためるために、ゆっくりとベッドから抜け出す。

あぁ、早く会いに来てよ。 一緒に目覚めて、私が携帯のあなたの写真に向かって「おはよう」って言うのを、「おいおい、横にいるだろ」って言って笑ってよ。
   
今日は雨の月曜日。 あなたに会える日はまだずっと先。 

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