Sunday, March 16, 2008

Wanna Know What My Type Is?

今まで、好きになる男の人には共通点が全くないと思ってた。 でも実はあるのではないかと思う今日この頃。 


同僚Kは 「小さい男が好きなんでしょ 笑」 と(いつも!)からかう。 最初は 「は~?」 とピンとこなかったけど、今は、Kのオブザベーションは、と間違ってはいないような気がしている。 小さい男が私みたいな大女とつきあうってことは、それに抵抗がないってことは、かなり自分に自信があるってこと。 自信に溢れているってことは、とても魅力的なことだと思う。 そういえば、8歳年下のベトナム人のBFは身長は私と同じくらいだった。 綺麗なカラダと輝く笑顔が素敵だった。 彼は不安定な社会の中で確固たる地位を築き、26歳だというのにメイドを2人も抱えて、大臣の月収が40ドルの国で月収3000ドルを稼いでいた。

セクシーであること、まずはそれが基本。 カラダが綺麗なのはプラスであって、マストではない。 でもいくらカラダが綺麗でも、バービー人形のようでは困る。 カラダ全体から香りたつ色気があることは必須。 それは仕草だったり、表情だったり、歩き方だったり。 それは客観的なものではなくて、主観的なもので、私を見る視線、私を触る手、私をエスコートする身のこなしが、いかに私に性的に訴えかけるかどうかというもの。 そういえば、パーカッションを叩いていたBはいつも蝶が舞うように歩いた。 どっぷりと甘いカール・ラガーフェルドの香水に体臭が混じり、いつも絶妙な香りを放っていた。 彼の1メートル以内によると私はパブロフの犬のように、彼が欲しくて欲しくてたまらなくなり、まるでサカリのついたビッチだった。

私を喜ばせることに一生懸命であることはもちろん、他の人たちに対してもそういう風に接する男がいい。 相手の反応を観て、自分の影響力を知る。 他人の目に映る自分の姿を観て、自分の存在価値を計る。 他人から自分は圧倒的に必要とされているという、ある意味勘違いに近い自負がある男は美しい。 そういえばTは、いつも私の一歩先を行こうといつも神経を尖らせていた。 そんな彼の努力を無駄にしたくなくて、私はいつも歩幅を小さくして彼の一歩後ろからついていく努力をした。 そしてそんな自分を可愛いと思っていたし、そんな自分にさせてくれるTを愛しいと思った。 

学歴とか、肩書きとか、そういうものが、危機的状況下では通用しない、サバイブするには役にたたないということをわかってる男。  勘と知恵をバランスよく使い分けることができる男。 そういう男は賢くて、優しくて、そして強い。 そういえばMほど動物的で、人としての経験値も高く、賢く、優しく、強い男に出会ったことはない。 結婚したいと思った相手はそれまでにもいたけど、この男の子供が欲しいと思った相手はMが初めてだった。 だからタバコもやめたし、カラダに悪いドラッグは全て諦め、健康オタクになろうと決めた。 全てはMの子供を身ごもる準備のため・・・。 


今現在、ありがたいことに、私のまわりには、タイプだなぁと思う男が何人かいる。 素敵な男1人に大切にされるということは、そこら辺にゴロゴロ転がっている全然イケてない男たち1千人に愛されるよりずっと充足感がある。 まるで自分がどこかの国のプリンセスになったような気分になり、長い年月の中で塵のように積もってしまったネガティブなものが、きれいさっぱり浄化されるような気がする。 

あぁ、私は幸せ者ですぅ。

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