Thursday, February 21, 2008

満月に女はライオネスになる

なんか変だと思ってた。 で、やっぱり今日は満月ね。


今朝はいつもよりずっと化粧の乗りがいいし、気がついたらカラダにぴったり張り付いた服を着てるし、ランチタイムには思いっきりスパイシーな南国フードが食べたくなるし、午後にはいつもなら絶対にしないようなエロい話してるし、額にかかる前髪が触れるだけで汗ばんでくるし、コートのすそが足に絡みつくだけで呼吸が乱れるし、電車がガタンと揺れるたびに寒気がするくらい欲情するし。 

薄いグラスの淵が唇に触れるたび、歯で壊してしまいたくなる。 冷たい液体が喉をすべり落ちてゆく瞬間、鋭い刃物で割いてしまいたくなる。 

どこにも行き場のない恐ろしく大きくなった欲求を抱えて途方に暮れるときの感覚はいつも同じ。 あの7、8本のラインの先の欲情。出来ないと思うとしたくなる。 いけないと言われるから手をつけたくなる。 ダメだと分かっているから欲しくなる。 そしてその思いを抑えなくてはならない時、それまでの欲情は加速度つけて大きくなる。

やばい、部屋に充満するこのトロピカルな香りも欲情を増長する。 やばい、F**k Buddyに電話したくなってきた。 いかん、いかん、アンタは動物じゃないんよ。 耐えろ、ここが正念場だ! 頑張れ、ライオネス! (・・・と夏美に恋するギロロみたいに自分に語りかけとります)