Sunday, February 04, 2007

Pursuit of Happyness


「幸せのちから(邦題)」をヒルズで観てきました。ホームレスから億万長者になったクリス・ガードナーとその彼の原動力となったかけがえのない一人息子クリストファーのサバイバル生活の実話に基づいた映画。女の底力を描いた映画は多かったけど、男だって負けてない、根性あるんだっていうすごい映画です。

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売れない医療機器のセールスをしていた彼の転落人生は、生活に疲れた奥さんが家を出て行ったところから加速度を増す。度重なる不幸。商品=医療機器を盗まれたり、家賃滞納でアパートを追い出されたり、駐禁の罰金滞納で刑務所に拘束されたり、滞納していた税金の徴収で一文無しになったり。ホームレスとなった彼と息子は、駅のトイレで寝たり、シェルターで生活をしながら、なんとか1日、1日を生き延びていた。そこへ舞い込んだ一攫千金のチャンス。有名投資会社がインターンを募集するという。20人中1人だけが合格という狭き門。半年間無給でノウハウを学びながら、クライアントを増やし、最後のテストに合格しなくてはならない。悩みに悩んだ挙句、彼は心を決める。必ず合格してみせる。息子のために。そして自分のために。

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先日、バッグとコートを無くした翌朝、不動産屋に鍵を取りに行く時、友達のお金で飛び乗ったタクシーの中で見た広告でこの映画を知りました。「全財産21ドルから再出発した父と息子の人生」みたいなコピーが妙に心に響いたのを思い出します。先行き不安な気持ちと、全開の窓から吹き込む冷風に震えながらも、これはぜひBFと一緒に観たいと、思ったことを、ずっと忘れていたけど、今やっと鮮明に思い出すことができます。あの瞬間、全てを失ったとパニくっていた瞬間、私はBFとの将来を思い描いていたのね。映画に一緒に行こうって明るい未来を想像していたのね。そしてそのビジョンは今日、現実になりました。

Special thanks to my loving BF.
I can't imagine how tough it must be to be a single father, but I have no doubt that you've been doing GREAT. I am so lucky to have met you and have been able to be a part of your life. Thank you very very much.

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