Wednesday, February 08, 2017

Volunteering

今日は聖路加国際病院のボランティア募集の説明会へ行ってきました。

待ち合わせは午前10時@東入口(スタバがある入口)。参加者は私を入れて4名。ボランティア・コーディネーターのTさんに誘導されて、旧館(チャペルのある建物)の5階にあるセミナールームへ。

まずは聖路加国際病院の歴史、理念、活動等の説明を受けました。その後、ボランティアの様々な活動の説明をPPTで見せていただきました。この2つのプレゼンがとにかく素晴らしかった! そしてプレゼンしてくださったのは、ボランティア活動のリーダー的な女性2名(会長さん、副会長さん?)なんですが、年齢は70代くらい!ハツラツとしていらっしゃって、国際的な感覚をお持ちで、柔軟で、強く、優しく、そして行動の全てが、愛によるものだということが伝わってきました。

聖路加国際病院の理念についての説明を聞いていたら、涙がこぼれそうになって、こらえるのが大変でした。

キリスト教の愛の心が
人の悩みを救うために働けば
苦しみは消えて
その人は生まれ変わったようになる
この偉大な愛の力を
だれもがすぐわかるように
計画されてできた生きた有機体がこの病院である
ルドルフ・B・トイスラー(1933)

This hospital is a living organism
designed to demonstrate
in convincing terms
the transmuting power of Christian love
when applied
in relief of human suffering
Rudolf B Teusler (1933)

そしてこの活動を支える一員になりたいと強く思いました。

聖路加国際病院のボランティアは、無報酬です。交通費も、食事代も何もかも個人負担です。そして、年会費(1000円)を収めます。その70%はボランティア保険料、30%は活動費です。

ボランティア登録している人は、現在400人いるそうです。老若男女、両親を介護している人、治療中の人、医学を勉強中の学生さん・・・様々な経験をもった人たちがいるそうです。そして一日約40人が働いているそうです。

ボランティアの活動は、週1回、3時間です。適正や必要に応じて、配置されます。外来では、救急外来、事務サポート、リハビリサポート、患者さんの搬送、薬局、通訳、図書室受付、手術を受ける方々の対応等。病棟では、配膳と下膳、お散歩同行、ベッドメーキングの手伝い、食事介助、乳幼児の遊び相手、材料作り。その他、庭園の手入れ、ボランティアギフトショップのキャッシャー等もあります。

私は土曜日9時〜の時間帯を希望しました。配属は、産科クリニックになりそうです。聖路加国際病院の産科クリニックには助産所があり、助産所で検診を行い、分娩のみを聖路加国際病院で行うというシステムがあるそうです(←出産費が少々抑えられるようです)そういうお母さんたちのヘルプ係だそうですが、出産の経験のない私はちょっと不安でした。でもボランティアですので、そんなに大役を任せられることもないそうで、明るく、元気な、「外気」を吹き込めばいいと聞き、私もできそうだ!とホッとしました。もちろん、過去のボランティア歴もかきましたので、通訳やコーラス(音楽)のお仕事も回ってくるかもしれませんので、楽しみです。

説明会の後は、チャペルを見せていただきました。入院していた時、BFと足を運んだチャペル。不運にも、BFと私が訪れたときには、お葬式中で、なんともバツの悪い思いをしたことを覚えています。今回は何の行事もない素のチャペルの中へ足を踏み入れることができました。大理石、ステンドグラス、オルガン、壁画や床に埋め込まれた絵(病気の媒体となる生物)等の説明をしてもらいました。とても神妙な気持ちになり、ボランティアとして働く決意を強くしました。

オリエンテーションは21日(火)です。また半休とらなくちゃ!

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