Sunday, January 25, 2009

婚活サイト 
(頑張れ! 日本の独身男女たち!!)

つい数年前までは、『出会い系サイト』と呼ばれていたサイトが、今では、『婚活サイト』と呼ばれている。
 
数年前まで、それを利用していた人たちは、ちょっと変わり者というか、もっと悪いイメージ、例えば、ひきこもりで、コミュニケーション欠如、変態扱いされていたのに、今それを利用している人たちは、前向きに良い出会いを求めてる、真剣に結婚をしたいと思っている、みたいに良いイメージに変わりつつあるようだ。

インターネットが、「オタク」というカテゴリーの人たちだけではなく、世間一般に浸透したからかもしれない。 サイト運営者たちが、芸能人たちをPRに起用し、イメージアップに努めたからかもしれない。 おせっかいな上司が、マッチメイキングをすることがセクハラだといわれてしまう今、初婚年齢が上がってきていること、少子化が止まらないという今、「ネット上での出会いもありかもね」という人たちが増えてきたからかもしれない。

先日、わたしは、いくつかのサイトを検索して、愕然とした。 登録している男女の「求めること」に大きな差がある。 そしてそれにはある傾向があるような気がした。

男性たちのプロフィールには、表面的なもの、例えば、経済力だったり、「お洒落には気をつかってます」とか、「背が高いです」みたいなルックスだったりを強調しているものが多い。 女性たちのプロフィールには、内面的なもの、例えば、「しっかりしているようにみられますが実はわたし甘えん坊なんです」みたいなものが目立つ。 そして、かなり高い割合で、海外留学やキャリアを優先してしまったために婚期を逃したことの言い訳が書かれている。 

一番驚いたのは、出会いたい相手の年齢設定。 男性たちは、自分の年齢以下に設定。 50歳くらいの人でも、18歳から35歳なんていう、自分の子供だろ!っていう、非現実的な条件をかかげている。 女性たちは、自分の年齢を中心に上下5~10歳という設定がほとんどだ。

登録している人たちはたくさんいて、みんなが良い出会いを求めているけど、残念ながら出会いの確率はかなり低いような気がする。 なぜなら、男性40歳が求めているのは、18歳から30歳の女性で、女性40歳が求めているのは、35歳から45歳の男性。 要するに、かみ合っていないのだ。 

日本の男女が子供化している。 むせるくらいの妖艶さをまとった男女がいかに少ないことか! このままでは、いい男、いい女は育たないね。 頑張れ! 日本の男女!! いい男女がどんどん海外に流出してしまわないようにって祈るよ。 だって、幼稚な男女が結ばれ、子孫を残していったら、この国はどうなってしまうんだろう。 

さて、わたしも独身ですが、婚活はしてません。  今は大好きな彼がいて、その彼と一生一緒にいたいと思っているからですけど。 でもかつては、婚活サイトもかなり利用しましたし、「一緒に遊んでくれる人」という条件で、年齢は関係なく、遊び人や既婚者や真剣に婚活してる人たちを相手にしてきたという、かなりの性悪なので、わたしがサイトにどうこう言える立場ではないんですが・・・。 でももう今となっては時効ですし、まあそれはOKってことで。

え? ダメ??

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