Tuesday, January 13, 2009

初夢

不思議な夢をみた。 


わたしは、金髪の少女と一緒にいた。 彼女は華奢で、でも柔らかくて、小さくて、抱きしめると壊れてしまいそうだった。

ふたりでいろいろなことをした。 あるときは、雪山で雪だるまを作った。 あるときは、春の日差しの中で、ハラハラと落ちてくる桜の花びらを全身に浴びたりした。 あるときは、デパートの中を歩き回って、カートいっぱりに商品を詰め込んだりした。 デパートの外の花屋では、彼女が欲しがった花(赤ピンクの小花)とわたしが欲しい花(灰色がかったピンクのバラ)を買ったりした。 学校の体育館に行って、小学生たちがサッカーをしたり、バスケットボールをしたりする様子を眺めたりした。 駄菓子屋に入って、和装小物のお店に入ってみたり。 全ては知らない土地での出来事だった。

1日を過ごした後、彼女には持病があり、お薬を飲まないと発作が起きてしまうということを知った。 わたしは、砂漠地帯を自転車で走り、彼女を背負い山道を登った。 彼女を安全な場所へ連れていかなくちゃ。

彼女を愛しく思う気持ち、彼女を助けたいと思う気持ち。 でもそれとは反比例で、なかなか進まない足、重くなる背中。 たどり着きたい場所へ、なかなか到達しない焦りと不安。 

目が覚めて残っていたのは、重労働した後のように疲労した体と、彼女に対する熱い想い。


いったい何だったんだろうね。

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