Saturday, March 15, 2008

Count Down

沈黙が気まずい雰囲気になるほど彼も私も子供じゃないっていうのに、彼と一緒だとなぜかいつも照れてしまって、必要以上におしゃべりになってしまう。 

私のこと何も知らないじゃない、私のこと知りたいと思わないの? と聞いたら、俺のことだって何も知らないだろう、でも知らないほうがいいかもしれないな、と笑った。 

大学の時は遊びすぎた。 田舎に家が2軒帰るくらいのお金を両親に使わせてしまった。 巨額のお金を投資してくれたというのに、私は未だに結婚もしてないし子供も生んでないし、両親は元が取れてないと嘆いていると思う。 何も返すことができなくて、ホントに親不孝な娘なんだ、という話をしたら 「そんなことないよ」 と一言。 他人にかけてもらった言葉で、今までこんなに優しさに溢れるものはあっただろうか、いやきっとなかったな、と思うくらい彼の言い方は温かく、私をすっぽり包みこんだ。 

ねえ、他の男とは会うなって、なんで言わないの? と聞いたら、他の男はやめて俺だけにしろって言ったっていうこと聞かないだろう って表情が固くなった。 そう言ってくれたらその通りにするかもしれないのに。 そう思った自分に照れてしまって、ますますおしゃべりが止まらなくなった。

会えば会うほど、気持ちが募っていく。 彼以外の男の人には会いたくない って思うまでのカウントダウンはもうすでに始まってる。

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