Wednesday, December 12, 2007

同化したくなるほど好き

A:「あまり人を好きにならないようにしてるんだ。 ラテン系の性格をおさえて、好きになりすぎないようにしてる。」
B:「好きになりすぎるとどうなるの?食べたくなっちゃう感じ?」
A:「・・・食べたくなるっていうのもそうだけど・・・もっと・・・カラダごと入り込みたくなっちゃう」
B:「わかる!!で、別れがくると、身を切られるように痛いんだよね」

好きな気持ちが高じて同化したくなっちゃうっていう感覚は良くわかる。 別れるときの身を切られるような痛みも。 だから好きになり過ぎないように気持ちをセーブするっていうことも。 だから垣根をつくってそこから先へ進まないようにしてるってことも。 まさに私が、ここ10年くらい、していることだから、すごく良くわかる。

でも・・・、その垣根を飛び越えたい、いや、垣根自体を取っ払ってしまいたいって、 最近の私は思っている。


我を忘れるくらい、生活に支障をきたしちゃうくらい、 どっぷりのめりこむ恋がしたい。  そしていつの日か二人は同化して、何もかもをシェアして、 身も心も「ふたりでひとり」みたいな関係になりたい。 もしも、何十億分の一の確率で、そんな二人に別れが訪れたら、きっと、間違えなく、身を切り裂かれるような痛みを伴うだろう。  

でも・・・、その覚悟をしよう。 数週間ずっと摂食障害に苦しみ、マイナートランキライザーを飲んでも涙が止まらないくらい、 寝ても覚めても泣いて泣いて泣いて泣いて。 そんな風になってもいいから、垣根を取っ払おう。 キモチを押さえて、二人の間に一定の距離を保って、なんていう、 臆病で退屈な関係はもういらない。 

昨日も会ったのに、今日もまた会いたくて、でも会えなくて切なくて、何をしていても上の空で、気がつくと、 数秒間に1回はその人のことを思い出してしまうような、 そんな恋がしたい。 

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