Monday, January 14, 2013

泣いてもいいか



やしきたかじんという歌手を知ったのは、奈良出身の彼に出会ったからでした。彼は、酔っ払うといつも、カラオケで、「泣いてもいいか」を歌っていました。とてもいい曲だったので、わたしも歌い、お店でも何度も歌い、そのうち、お得意様が歌い始めました。

彼との出会いは衝撃的でした。イーストビレッジの某Dという酒バーでナンパされたのです。彼は、旅行者。その夜、彼と彼の友達、わたしとわたしの友達は朝まで飲んで、朝ごはんを「Around the Clock」(←現在、閉店)で食べました。「3ヶ月後に会いに来る!」と言って、彼はJFKへ向かいました。

ぜったいありえない!と思いましたけど、なんと、彼、3ヶ月後に、NYに来たのですよ。そしてそこから、彼との関係が始まりました。

彼とは、約2年一緒に生活しました。そして、楽しい時間がたくさんあったんですけど、結果、わたしの不貞で別れました。いや、わたしが浮気して、彼が浮気して、そして彼の浮気をわたしが許せなくて、別れました。彼は、わたしの浮気を許してくれていたというのにね。あの頃のわたしは、なんてココロが小さかったのでしょう。

熱い男でした。仕事に対しても、家族や友達に対しても。初めて、この男の子供が欲しい!と思った、そういう男でした。

それなのに、なんで別れたやろ・・・バカですね、わたし。彼のことは、時々、思い出してしまいます。

コニーアイランドかなんかの水族館。



SoHoのバー。




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