Wednesday, September 03, 2008

Once In Seven Years

昨朝、目が覚めたとき、彼が、「眩暈がする」って言った。 一瞬、「しめしめ、起きられないなら、このまま、ずっと一緒に横になっていられるわ」 なんて思ってしまった私は、その不埒なココロを、すぐに後悔することになった。 

しばらく横になってたら治るかと思っていたのに、彼の具合はいっこうによくならない。 ああ、私ったら、なんてダメなの。 なんて強欲なの。 苦しそうな彼をただ見てるしかない無力な私。 好きな気持ちだけじゃどうにもならない。 今更、神様にお願いしたって、「おいおい、一緒にいたいの? それとも治ってほしいの?」って、神様だって、迷っちゃうわ。

今日1日、つまらない、ホントに小さな出来事でアタフタしてる人たちに囲まれて、それでいちいちイライラしてた私。 「絶好調ではないけど・・・」っていいながらも、フル回転で仕事をしている彼を思うと、ああ、自分の器の小ささが恥ずかしい。

愛する人には幸せでいてほしい。 でも、自分の力ではどうにもならないことがあるってこともわかってる。 それはここ数年、家族や友達の死と向き合って、痛いくらいに体感してきたけど、ああ、それでも、なんとか思いどおりにしたい願いがある。 

だって、カラダの芯から痛むくらいに好きになれる人って、そうそういないんだもの。 きっとそれは、7年に1度くらいの奇跡。 こんなに誰かを想うことって、何がなんでも、どんな手を使ってでも、「彼が幸せでありますように」って思うことって、ものすごくレアなことなんだもの。 

誰かのために何かできるなんて、そういうおごり高ぶる気持ちは持ちたくないけど、でも、それでも、もし私が持ってる何かを手放して、それが彼の幸せにつながるのなら、私はきっと、迷わずに差し出すでしょう。 

青臭くて、(偽)クリスチャンっぽいけど、でもそれでも、これは本気の想い。 彼の幸せが私の幸せ。 

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