Wednesday, July 02, 2008

四六時中

あなたがバスルームに消えていってしまうと心細くて寂しくて仕方ないから、後ろからついていく。 歯磨きをしてるあなたの背中にピタっと張りついたり、髭をそるあなたの足を触ったりしながら、あなたが一瞬でも私を忘れないように、「わたしはココよ♪」ってアピールする私。 これって典型的な「ウザイ女」のすることねと思いながらも、自分の四肢を押さえられない私。  

あなたが移動するたびあちこちついていく私をあなたは不思議そうに見つめる。 「小鳥なの」っていうと、よりいっそう不思議そうな顔。 「親鳥について行く小鳥です」っていうとようやく、「ああ」って納得した表情になった。
 
一緒にいられる時間は限られてるんだし、離れている1分、2分も「塵も積もれば山となる」んだし、ちょっとの時間も無駄にしたくないんだもの。 さすがにトイレに行くときは我慢してるけど、もしあなたがOKって言ったらついていっちゃうわ。 


も~っ、だって~っ、四六時中一緒にいたいんだもの。

四六時中(しろくじちゅう)の意味
もともと「二六時中」といわれていた。  「二六時中」は、1日の時間を「子の刻」「丑の刻」など、干支の12刻であらわしていた江戸時代の使われ方で、 2x6=12となるため、1日中を意味していた。 「四六時中」は、「二六時中」を現代の1日の時間(24時間)に合わせ、4x6=24時間としたもの。

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