Sunday, June 29, 2008

私の宝物



あなたに、「アヤコは分かりやすいよね」って言われた時、嬉しいような恥ずかしいようなくすぐったい気持ちになった。 他の人に言われたらきっと、「私みたいな複雑に出来てる人間に何言ってんの!」って怒るところだけどね。 

そう、私は、恋愛に関しては、信じられないくらいに、ありえないくらいに、単純。 それは、家族や長年の友達は当たり前のように分かってることだけど、なかなか分かってもらえない(分からないようにしてるんだけどね)。 好きな人が、他の人に話しかけるのを見るのもイヤ。 他の人を目で追いかけてるのを見るのもイヤ。 他の人と抱き合ったりしてるのを見たりしたらたぶんきっと失神しちゃう。

あなたが、目の前に座るお店の女の人と仲良く話しているのを見た時、あぁもうイヤ、死にたい、って思った(そんなに劇的にならなくても・・・)。 私の知らない過去からあなたと彼女はつながってるっていうのが、敗北的かつ屈辱的。 なんでイチャイチャしてるの。 私より彼女のことが好きなの。 なんで笑ってるの。 私と一緒にいるより彼女と一緒にいたいの。 あなたじゃなかったら、席を立って、お店を出てしまったに違いない。 だって、私(私なのに!)が横にいるのに、私以外に意識がいくなんてことなんてあり得ないから。 ・・・でも、あなただから、仕方ないわ。 

平常心を保つ唯一の確かなもの、それはあなたが、待ち合わせした瞬間から、ずっと手を握っていてくれたこと。 私のことをスキだって、指先から伝わってきたから。 だからなんとか大丈夫。

あなたが歌った『However』 たぶんあなたは、今までも、何万回も、横にいる女の子のために歌った曲だと思うけど、「カラオケ道」を信じてる私は、すっかりその気になっちゃって、「あぁ、私のために歌ってくれてるのね」なんて思っちゃって超ハッピー(超ポジティブ)。 実は、目の前のお店の女の子のために歌ってたのかもしれないのにね。 それにもしかしたら、私以外の女の子のことを思いながら歌っていたのかもしれないのにね。 

あなたが大好き。 誰にも触ってほしくないし、私だけのものにしたいけど、そういうわけにはいかないから、毎日いろいろ考えちゃってかなりしんどいけど、でも一緒にいるときは(あなたの時間は)私のものだし、だからそれでいいやって思う。 

今はもう、あなたと一緒にいる時間以外に、欲しいものはないし。 服も靴も時計もジュエリーもあったらあったで嬉しいけど、「あなたに会える日」より欲しいものはないし。

私の「宝物」はあなた。 

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