Sunday, February 10, 2008

Dream


昨日、NYで楽しく暮らしている夢をみた。 そして今日、何の気なしに、彼のブログをみて、彼が今年の1月からNYで暮らしていることを知った。 彼のブログにアップしてある写真からは、懐かしいNYの匂いがした。 彼の目を通して、私にとっては久しぶり、大好きな街の「今」を見た。

一緒に街を歩きたい。 もちろんそれは叶わない夢だと分かっているけど。 もしも、万が一、願いが何でも叶うとしたら、私はきっと、世界平和とか、家族や友達の幸せとかじゃなくて、ものすごく自己中心的なお願いをする。 「神様どうか1日だけでいいから、彼と一緒にいさせてください」

夢のような1日はこうして始まる。

窓を開け外の空気をいっぱいに入れ、クイーンズ&ブルックリンから昇ってくる朝日を眺めよう。 そして午前中はどこにも行かずに、ただ一緒にいて、これまでのこと、今のこと、そしてこれからのこと、たくさんたくさん話をしよう。 お腹が空いてきたら、チャイナタウンへ出かけていって、飲茶でブランチ。 そして地下鉄を乗り継いで北へ北へ、クロイスター美術館で午後はまったり過ごそう。 ハドソンリバー沿いの公園のベンチにすわり、ジェージー側に沈んでいく夕日を眺めながら、これまでのこと、今のこと、そしてこれからのこと、またたくさんたくさん話をしよう。 ディナーには、リトルイタリーの中でも最もガチャガチャしたレストランで大盛りのパスタを食べよう。 安い赤ワインで酔っぱらったら、ウェストビレッジへジャズを聞きに行こう。 安いビールでさらに酔ったら、イーストビレッジへ移動して、カラオケなんかしちゃおう。 声が出なくなるまで歌ったら、爆音で音楽をかけるクラブで朝まで踊り明かそう。 ・・・と思ったけど、やっぱり歳には負けて、朝まで踊るのは無理って思ったら、怪しい内装のヤッファカフェで鬼のように高カロリーなツナメルトを食べるか、または健全に(?)コリアンタウンで弱った胃に優しいおかゆを食べよう。 お腹がいっぱいになって眠くなったら、タクシーに乗り込み家に帰ろう。 服も脱がずに倒れるようにベッドにたどり着いたら、手をつないで眠ろう。 

そして目が覚めたら、横にいるはずの彼がいなくて、それら全てが夢だと知る。