Tuesday, May 22, 2007

S&M

私からの「さよなら」という一言に対して、「これ以上世の中の男性に惑わされないよう惑わさないよう頑張りましょう」 なんていう「上から目線」の生意気なコメントを送ってきた奴隷男。 「捨てられる立場だっていうのに、よくもまあそんな偉そうなことが 言えるものだわ」 「私に対して、いったいどうして、『上から目線』でものが言えるのかしら?」 と怒りが止まらない。

今まで何人もの男たちを奴隷化してきた私。 彼ほど従順な奴隷はいかなったというのに、 結局、最期の瞬間、彼の反逆的な態度にがっかりさせられた。 飼い犬に手を噛まれたような感覚。 「あぁ、どうしてもっとしっかり『女王』として君臨していなかったのかしら?」 と、今まで彼を甘やかした数々の瞬間が悔やまれる。

ここ最近、近年まれに見る良い男に出会った。
彼は、私より、ある面では、ずっと強い。
もちろん、ある面では、私のほうがずっと強いけど。
そして、私は変わりつつある。
ずっと探していた、私に従わない男の前で、
私は、屈服する瞬間を待っている。
そんな瞬間は、もう長いこと、忘れていたけど、
久しぶりに、全てから解放される瞬間がやってくる、
そう信じている。

・・・しかし、切ってしまった奴隷男は、今年の私の誕生日にプレゼントをくれた。 小さくても綺麗な、パープルのグラデーションの花束を差し出した。 あの(卑屈な)笑顔が、今この瞬間も、私を誘惑するのは事実。 側に置いておきたい衝動に駆られてしまう。いやいや、う~ん、でもやっぱり、「上から目線」のコメントは許せない! だから、これでいいんだ、何度も何度も自分に言い聞かせる。

もし、近い将来、万が一、奴隷が欲しいと思う日がやってきたら、 この奴隷男ではなく、新しい奴隷男を探そう。 でもとりあえず今は、弱っている私を、しっかりとパンパーしてくれる男に身を任せたい。


あぁ、でも、これって・・・一時的な衝動なのかしら?

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