Thursday, February 08, 2007

Hot Yoga Trial Lesson @ ReU in Aoyama

「ロッカールームは廊下突き当たりです。
着替えを終えたら、タオル2枚とお水を持って、
スタジオAに入ってお待ちください」

言われたとおりにロッカールームへ向かい、
着替え、タオル2枚とペットボトル2本のお水を持って
スタジオAに向かった。

ドアを開け、足を一歩踏み入れたとたん、
一瞬のためらいが生じてしまった。
ミスト・サウナと同じような室温・湿度。
この部屋の中でヨガをするなんて!

レッスンが始まるまでの約20分、
ミスト・サウナを十分に満喫した私。
「汁だく」みたいに汗だく。
顔からも頭皮からも手足の表面からも
汗がダラダラと流れだしている。
「さてとシャワーでも浴びて帰るか」
と思った瞬間、インストラクターが現れ、
基本ポジションにつくようにと言った。

ヨガのポーズじたいは簡単なものばかりだが
室温38度、湿度65%のスタジオでするポーズは
アドバンス・クラスのヨガで学ぶものくらいにキツイ。
一つのポーズを維持するだけでも汗が滝のように流れる。
心臓の鼓動は速くなり、その弁の開け閉めする音が
頭の骨を伝って聴こえてくる。
あまりにもバクバクと大きな音を立てるので
「もしかしたらこのまま死んでしまうのではないか」というアイデアが一瞬よぎり、
パニックに陥りそうになってしまった。

動いていても、止まっていても、思うように呼吸ができない。
高温・高湿のせいだ。
心拍数が上がったまま、どんなに深呼吸を繰り返しても、
平常の状態にもどってこない。
最後にこんな風になった記憶は・・・8年くらい前のこと。
NYのコリアン街で、アッパー系のドラッグをOD気味になってしまった時。
あの時はBFが私を抱えながらタクシーに乗り込み、クイーンズのアパートへ戻った。

そんな邪心が浮かんでは消え、消えては浮かびながら、
やっとのことで70分のレッスンを終えた。
ドアを開け、スタジオから出た瞬間、思わずこぼれた独り言は、
Man, it was hard!

冷水シャワーを浴び、まだ汗のひかない体に無理やり服を着せ、
フロント・デスクへと向かう。
「いかがでしたか?」という優しい天使のような問いかけに
朦朧とした意識のままの私は、
「はい、会員になります。お願いします」と返答した。

20分後、平常心&体を取り戻しつつあった私は
ホット・ヨガの感想(衝撃)を伝えようと、BFにメールを打った。
「もう勘弁してほしいよ。生徒たちはみんな、マゾだな」

でも、こんなに酷い目にあったというのに、
会員になってしまった私っていったい?

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