Bizarre Love Triangle
- dedicated to my dearest friend: Jun
あんな綺麗なプレゼント、今でもないわ。
「ぼくの旅行中はいつでも使ってね」っていって、
部屋の鍵をくれたわね。
あれから何度もいろんな人に鍵をもらったけど、
あのときみたいに、ドキドキ感はないわ。
空気の入れ替えをしようとドアを開けた瞬間、
あなたが愛用していたアルマーニの香水が漂った。
まるであなたがまだそこにいるかのように・・・。
木の葉がすれる音を聞きながら、
2人でパスタを食べたわね。
バイクに二人乗りして、ドイツ人が経営するケーキ屋にいって、
ザッハ・トルテを食べたわね。
あのピンクフロイドの曲をBGMにしたプラネタリウム、
かなりクラクラしたわ。
「触りたくなるような服を着てるよね」って
いつも言ってたくせに、一度も肌に触れてくれなかったわね。
「イザベル・アジャーニに似てるよね」って・・・
あなたの目に映る私はいったいどんな風だったの?
もうしばらく会えないわね。
私がそこにいかない限り・・・。
あの頃はいつもやきもちやきでごめんね。
妄想の相手に対してもやきもち焼いちゃう私だから
すごく大変だったよね?
好きよ、今でも、とても。
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