Saturday, January 19, 2019

サイン

 

小さなサインというか、予知のようなものはあった。

18時半から整体・マッサージを受けていた。後半、仰向けになり、冷たいアイパッドを当て、首の矯正をしてもらっていたら、急に「けほっ」という小さな咳が2つ、3つ出た。その後、咳が出ることはなく、その数十分後、整体院を出たころには、咳が出たことなんかすっかり忘れてしまっていた。

そしてBFと待ち合わせをした。出張から帰ってきたBFと会うのは1週間ぶりだった。遠くに姿を見つけたとき、とてもうれしくて、近づくごとにそのうれしさは増し、でもなんだか恥ずかしくて、ニヤニヤしてしまう顔を必死で抑えた。

BFと見つめ合ったとき、BFから「けほっ」という咳が出た。と同時に私も、「けほっ」と咳をした。ふたりそろって風邪をひいたのかなと、その夜はそんなふうに思いながら、久しぶりのふたりの時間を楽しんだ。

明けて翌日、1日中、喉に違和感があったが、暖房で乾燥したのかなと思っていた。でも夕方からは少し咳が出始めて・・・

翌朝、私は37度後半の微熱。BFはというと、夜中に39度の高熱が出たという。これはやばい。

結局、BFが先にダウン。そして私も1日遅れでダウン。約2日間、高熱と全身倦怠感と食欲不振という、ふたりともまったく同じ経過をたどりましたとさ。

私は何もしてあげられなかったけど、私より1日早く復活したBFは高熱でダウンしている私のため、飲み物や果物(いちご!)を持ってお見舞いにきてくれて、介護・看護してくれました。Thank YOU! (人間ドックでひっかかり再検査を数日後にひかえていたというのに!愛情深い人!ほんとにありがとう!)

(病気を理由に 笑)BFに甘えてしまいました。普段はめったに食べない「プリン」をおねだりしてみたり。優しいBFは「プリン」にきざんだいちごをトッピングしてくれましたよ。Thank YOU! (写真撮り忘れたー!ぎゃー!!)

そして本日、熱も下がり、無事出勤することができました。BFの介護・看護のおかげです。そして午後、彼の再検査の結果が「問題なし!」ってわかったときには、嬉しくて嬉しくて、その結果を同僚たちにシェアして、みんなで拍手・喝采!泣いて、鼻水でて、大変でした!

私の病気のせいでBFにはプレッシャーをかけているんだと思います。(ごめんね)これからは心配かけないように、今よりももっと体を大切にします。ふたりでずっと一緒にいたいから。長生きしたいから。だって生きているってことは本当に楽しくて幸せで素敵なことなんですもの!

それにしても・・・お互い別々のところで風邪をひいたのか、それともどちらかがどちらかにうつしたのか、それともどちらかが風邪をひいたのをどちらかが感じて同じく風邪を招いてしまったのか・・・どれにしても共鳴しているふたりです。

***
追記:

毎度のことですが、私は、書いたらすぐアップロード、書いた達成感いっぱいで満足で、読み返すことがないのです。このブログをアップした後BFから「ブログ読んだよ」とメッセージがきて、なぜかふと読み返さなくちゃと思って読んでみてぎょっとしました。タイトルと内容がかみあっていないような気がする!それもそのはず、今回のブログは、私にしては珍しく、「タイトル」が先行したのです。いつもはまず書き終えてからそれらしいタイトルをつけるのですが、今回はなぜか「タイトル」が先にできちゃった。そしていつもどおり、結末なんかわからないまま、だーっと書きすすめたものだったからです。あらら、やっちゃったなと思い、BFに返信しました。「タイトル(の付け方)が安易すぎた・・・最後のオチと合ってないよ。明日また考えまーす!」すると翌朝、BFから、ミスチルの「サイン」の歌詞が送られてきました。その歌詞を読んでいたら、この「タイトル」で良かったんだと実感しました。このブログに書いたことはもちろんものすごく大切なことなんだけど、それだけじゃないんだなぁと。その行間にぼんやりと透けて見えるものというか、これまで、ここまできたからこそ感じることができるものやら何やら、出会ったばかりの単純な想いからはずいぶん遠くそして深いところまでやってきたからこそ、良くも悪くも影響してしまう今の想いなどが含まれているんだなぁと。そしてだからこの「タイトル」でよかったんだなぁと。それに気づかせてくれたBFはやっぱりすごいなぁと思ったし、つながってるんだなぁと思いました。

Friday, January 11, 2019

競技ダンス


競技ダンスから学ぶことは多い。愛するゴッドファーザーの映画から多くを学ぶように。

競技ダンスは残酷だ。愛するゴットファーザーの映画の中の命が絶たれるシーンを観るように。

でも、競技ダンスはシンプルだ。

フロアーに出たときに勝敗が決まってしまう。男女が組んで踊り出すよりもっと前の段階で、競技者の優劣がわかる。万全に準備したとしてもしなくても関係ない。対戦相手が自分たちよりも勝っていたら負けてしまう。その基準は見た目の美しさだったり、ムービングや、ポイズの美しだったり。どんなに難しいルーティーンをしたところで、美しくなかったら、勝てない。つまり、見目麗しいカップルが難しいルーティーンを軽々とこなしたなら、間違いなく優勝だ。醜いカップルが勝つ確率はゼロに等しい。わかりやすいよね。

美しさを競うスポーツが、競技ダンスだ。

そんな競技ダンスに、私は今、挑んでいる。半年前から組んだ50代後半のリーダーと一緒に。いい年こいたおっさんとおばさんが、アマチュアの最高峰を目指して、優勝目指して、練習したり、競技に出たり、そして日々、踊ってる。立ったその姿だけで勝てるだろうと思われる見目麗しい20代のカップルたちと同じ土俵で、戦ってる。

同じように、優勝を目指して踊っている人たちとは、年代を超えて、わかり合える。そういう人たちの踊りを観ると、自然と、涙がでる。仕事とはまったく別のサークルで、夢を、ゴールを共有できる人たちと出会えたこと、ほんとにありがたいなと思う。

でもね、いまだに、私とBFがフロアに立ったら、圧倒的に対戦相手をねじふせて、踊る前にすでに勝ってると思うんだけどね。だって最強だからね、私たち。美しいからね。

Sunday, January 06, 2019

The First Temple Visit of 2019

大晦日、元旦、2日と仕事で、おせちもお雑煮も食べてないし、正月らしさを全く感じていなかった私をかわいそうと思ってくれたのか、BFが初詣につれていってくれましたよ。Thank YOU! 

まずは朝ごはんを食べましょう!ということで、近所のロイヤルホストさんへ。(男性に多くいるタイプの冒険をせずいつも同じものを食べがちな)私は和定食を、(おせちやお雑煮をたらふく食べて飽きてしまっただろう)BFはジャワカレーを注文しました。ロイヤルホストさんの料理は、味も素晴らしく量もちょうどよく、ホント、満足度が高いです。和定食の焼鮭なんて、漬けにしてるのか、それともスモークしてるのか、味わい深くて、そのへんで出しているただ塩辛いだけの焼鮭とは大違い!和定食にしては珍しく、サラダがドーン!と乗っていて、ドレッシングも濃くなく薄くなく、吉野家の牛丼のように、いつまでも食べていたい、飽きない味でした。半熟目玉焼きは、白身の部分を食べた後は、白ごはんの上に乗せて、醤油を回しかけ、TKG! 安心の味ですよね。BFのジャワカレー、少々分けてもらったのですが、本格的なお味でした。半熟目玉焼きを添えるあたりが気が利いてますよね。味に変化が出て、最後まで美味しくいただけたようですよ。



BFの曰く、今年の初詣は、自宅から北北東にある神社仏閣がいいとのことで、池上本門寺へ。お正月から96段の石段を登ってエクササイズ!流石にきつい・・・でもそのきつさの後ぶ清々しさにありますからね。苦労は必ず報われるんです。新年からそう心に刻みましたよ。


初詣を終えて、母の母校の前でパチリ。なんなの、この、カメラをあえて見ない戦法!女優か!


この後、田園調布のプレッセさんに行って、もしかしたら残り物のおせちがあるかも!と探してみたのですが、なくて・・・(泣)「おせち食べたかったの・・・おせち・・・」とぶつぶついいながら帰りましたとさ。そしてその夜、ダンスの練習から帰ってきた私を待っていたのは、BFから昆布巻(鮭入り)のプレゼント! Thank YOU!!  


さて、「おひとりさま」用のおせちは出てきたようですけど、「おひとりさま」用のおせちを出すレストランはまだ出てきてないんですよね。あればいいのにねって、BFと外食の未来予想図を話していました。独身者だけじゃなく、高齢者カップル・おひとりさま(食が細い)や(家族の元へ帰れない)単身赴任者は喜ぶと思うんだけどな。

【番外編】
最近の朝のルーティーン。乾燥する時期だから!それにしてもこのパック顔、かなり怖い。BFを怖がらせて喜んでる私。

Wednesday, January 02, 2019

Dream Makers


それは客室からの1本の電話から始まった。

ゲストのお子様がマスコットのPに会いたいと言っているという。手元にあるスケジュールによると、マスコットのPがゲストと触れ合うイベントは昨日で終わっていた。

「申し訳ありません。昨日にてイベントは終了しております」と私の同僚はお伝えし、電話を切った。

それから数分後、同じゲストから再度入電があった。今度は私が応答した。ゲストが言うには、お子様がどうしてもマスコットのPに会いたいと。そして客室に入っていたレターには、今日から6日まで午後12時から16時までマスコットのPに会えるイベントを開催していると書いてあると。

「お調べいたしまして、お電話さしあげます」と私は応答し、電話を切った。

時計を見ると15時57分。あと3分でマスコットのPは帰ってしまう。さてどうしたものかとチーム一丸となり知恵を絞り出すこと30秒。まずはイベント実行部隊に問い合わせることにした。

「アウトソース会社の担当者Sさんの携帯に連絡してみたらどうかな。でも契約では16時までだから時間延長は難しいかもしれないよ」

すぐにアウトソース会社の担当者Sさんに電話する。

「あの・・・マスコットのPに会いたいというゲストがいまして、お子様です。こちらの情報伝達ミスで、マスコットのPに会えるのは昨日までとお伝えしてしまいまして。(Pの出番は)16時まと聞いているのですが、もしできれば、ゲストのお部屋〇〇号室までマスコットのPに行ってもらえないでしょうか。客室まで同行するスタッフを送りますので。」

しばしの沈黙のあと、担当者Sさんが言った。

「・・・わかりました。では○階の業務用エレベーター前でお待ちしています」

私は心の中で「やったー!」と叫びながら、同行するスタッフを送らなくてはと思っていいた。

客室係のコーディネーターに電話する。

「今、すべてのスタッフが出払っていて、今すぐ誰かを送ることはできないんですよね・・・誰か行ける人いません?そちらに」

振り返るとチーム全員が電話応対中。ふと上司を見ると、パソコン画面を睨んで何かと格闘はしてる様子だが、ゲスト対応ではなさそう。

「Yさん!お願いします!マスコットのPと一緒に○○号室まで行ってもらえませんか?」

上司はきょとんとした顔で、「え? あ、いいよ」と。

全ては整った。すぐにゲストに電話をする。

「○○様、先程はお問い合わせいただきありがとうございます。今からマスコットのPがお部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」

ゲストの歓喜の声を聞き、安堵し、しずかに電話を切った。

***

今日みたいなことは特別じゃなくて、きっと世界のあちこちで起きているんだと思う。人はみんな優しくて、困っている人がいれば自然と助けたくなるものなんだと思う。一人で抱えきれなければ、周囲に声をかけ助け合って、できる限りの手を尽くすんだと思う。今日、私たちチームはゲストの夢を叶えた。きっとゲストは今日起きたことを忘れないと思う。そして機会があればきっと、誰か別の人の夢を叶えてくれると思うし、もしかしたらもうすでに誰かの夢を叶えたのかもしれないから、今日こうして夢が叶ったのかもしれないし、でもとにかく、善の連鎖は続いていくと、新年になったばかりの今日、ポジティブな想いでいっぱいの私は信じている。

私の夢を叶えてくれた人たち全て、特にBFFに、心から感謝しています。ありがとう。

Tuesday, January 01, 2019

Happy New Year

つい7時間半くらい前まで2018年が終わることを切なく感じながらも、ハッピーニューイヤー!なんて言ってました。

新年0時を迎えた直後、今年最初に「会話」したのが彼で良かった。朝起きて一番最初に会ったのが彼で良かった。毎年こうやって私たちのリチュアルを覚えていてくれるBFFに心から感謝しています。

今年はさらに良い一年になりますように。幸せな瞬間に満ち溢れた一年になりますように。健やかでありますように。ふたりで寄り添って歩いていけますように。

家族(友人含む)、この国の人たちが、世界中の人たちが、宇宙の惑星の人たちが、時空を超えたところにいるすべての人たちが、共存していることを思い出し、そして忘れずに、皆が平安な一年を過ごせるように、それぞれが他人のために祈ることができますように。