Monday, December 24, 2018

Love



2017年3月11日から、毎週土曜日3時間(9時〜12時)、聖路加国際病院でボランティアをしています。先月、昨年のボランティア時間が100時間を超えたということで、感謝状とバッジをいただきました。そして先日、ボランティア全員に、クリスマスカードが届きました。ありがたいです。普段ほとんど聖書を開かない私ですが、この時期はルカを読みます。クリスマスカードにもありますが、ルカ10章27節は、愛についての聖句です。私の大好きな聖句のひとつです。

"Thou shalt love the Lord thy God with all thy heart, and with all thy soul, and with all thy strength, and with all thy mind; and thy neighbor as thyself." Luke 10:27

今年2018年は激動の1年でした。それについてはまたの機会に書くとして・・・ずっと一緒にいてくれて、良いときも悪いときも寄り添っていてくれて、歩けないときは背負ってくれたBFに心から感謝しています。BFと出会えて、私は強くなれたし、優しくなれた。今の私が私でいられるのは、BFのおかげです。いつもありがとう。心から愛しています。

Sunday, December 02, 2018

Belief System


  1. この世の中で大切なのは_______だ 
  2. 人間関係で大切なのは_______だ 
  3. 生きていくうえで大切なのは________だ 
  4. 一番やってはいけないのは_______だ 
  5. 一番恥ずかしいのは_______だ 
  6. 人生で価値あるものは_______だ 
  7. 一番許せないのは_______する人間だ 
上の「ビリーフ・システム」ってのは、個人またはグループが信じる「正誤」や「真偽」なので、「トリガー・ポイント」になるのですって。そしてこれに相反する人や物事に出会ったとき、「ストレス」となり、感情のコントロールに苦労するんですって。

さて、私の答えは以下のとおりですよ。
  1. 愛 
  2. 信頼 
  3. 健康 
  4. 不正 
  5. 下品
  6. 慈悲 
  7. 虐待
さて、先月、BFが(またもや!)私の夢を叶えてくれましたよ。「死ぬまでに一度はしてみたいこと」リストの中の、「銀河鉄道999仕様のクルーズ船ヒミコに乗ること!」を現実にしてくれました! Thank YOU!

以下の撮影はもちろんBF=努力家の写真家です。Thank YOU!
  1. まずは腹ごしらえ!タコベルさん!大好き
  2. お台場から乗りますのよ。ご存知?(青くキレイにBFが加工してくれてます。Thank YOU!)
  3. メーテルと鉄郎と一緒に。メーテルさん大好き!あこがれの人!
  4. 船内で女優きどりです。(青くキレイにBFが加工してくれてます。Thank YOU!)
  5. 浅草につくのですよ。ご存知?アサヒビール本社の「聖火台の炎」が一緒にフレームに入るありがたい写真がとれますよ!(「金色のうんこ」」じゃないよ、念のため・・・)
  6. 浅草といえば・・・伝説の「神谷バー」! 憧れ!





ひとつひとつ確実に私の夢を叶えてくれていってくれるBFに心から感謝です。ずっとずっとこれからも末永く一緒に生きていきたいです! Thank YOU!!

Friday, November 30, 2018

Keys to Happiness

Keys to happiness are:
Something to do;
Someone to love; and
Something to look forward to.

「幸せ」とは「ひととき」で、「限られた時間」なのだから、「永遠」ではないのですが、その「ひととき」が連続して続けば、「限られた時間」が延びるので、「幸せ」が長い期間に渡って続いているように、本人が感じたり、他人から見えたりします。SNSで他人が「幸せ」に見えるのは、「幸せ」に感じる「ひととき」を切り取った写真をたくさんアップしているからで、そういう人にも「幸せ」ではない「ひととき」もあるわけで、でもそういう人は「幸せ」でない「ひととき」をアップしないので、「幸せ」が続いているように他人には見えますし、本人にとってもそういう「ひととき」を眺めることは、「幸せ」の「ひととき」のリマインドにもなりますし、そういう「ひととき」を「ありがたい」と感じることもでき、一緒に共有してくれた人に対する「感謝」の気持ちも湧くので、良いことなのではないでしょうか。

上に書いた英語ですが、数ヶ月前にどこかで読んで、シンプルだけど面白いなと思ってメモとしてとっておいたものです。「『幸せ』と感じるための秘訣とは、することがある、愛するひとがいる、楽しみにしていることがある(訳 by わたし)」なんだそうです。

「幸せ」とは「ひととき」で、とても「ありがたい」ことなんだけど、実は日常の中にその「秘訣」があって、それはとてもシンプルで、うっかりすると見落としてしまうことなんだろうね。

すること=(今の私にとっては)「仕事」があって、愛する人=BFFがいて、楽しみにしていること=BFFとの時間やダンスがあるってことは、とても「ありがたい」ことで、私は「幸せ」です。「幸せ」な「ひととき」を共有してくれるBFFに心から感謝しています。Thank YOU & love YOU!

さて、以下は、そのBFF=努力家が出張先からお土産で買ってきてくれたラーメン3種です。遅番が続いていた週にいただいたので、料理の手間が省けて、そのおかげで、「幸せ」な「ひととき」(=寝る時間!)が増えました。ありがとう!

3種類のラーメンを味わった感想ですが・・・一番上のものは辛くなかったです。二番目と三番目のものは韓国ラーメンらしく辛かったけど、それほどではなかったです。麺の太さや食感はすべて同じ。薬味もほぼ同じ。要するに「安心・安定の味」ですね。たまごを追加していただきましたとさ。

いやしかし、美味しくいただいただけに、イタリア出張からのカップヌードル(わさび味)のお土産が懐かしく感じましたよ。熱いヌードルで、わさびのツーンとした味で、何度も何度もむせながら食べるという強烈なカップヌードルを超えるものは、はたしてこれから遭遇することはあるのでしょうか! 乞うご期待!!

Tuesday, November 20, 2018

Keep Trying

11月4日@曳舟文化センターにて、JBDFのノービス戦に出ました。

予選は10組全員通過するとわかっていたので軽く踊って(といっても、数日前にホールドやら何やらを変えたので、二人の踊りはガチャガチャでしたがね・・・)、どうなることかと思いましたが、準決勝で踊ってるとき、「二人は天才かっ?」って思いましたよ。私も意識して合わせましたが、リーダーも合わせてきたんですよ。踊り終わったとき、私、リーダーに言いましたもん、「準決、いいねぇ!」って。踊ってるときに、見えたんですよ、ジャッジの手の動きが。チェックが入ってました、大技を決めたときじゃなくて、二人が普通に踊ってるときに。

決勝に進んだのは6組で、私たちは3位通過でした。私たち以外は20代のカップルですよ。これって快挙ですよね? 決勝で頑張れば1位か2位に入れるかなって思いましたけど、悲しいかな、結果は、6組中5位となりました。でも、このまま挑戦し続ければ、いつの日か、勝てるかもしれません。頑張ろうって思いましたよ。


試合の後、リーダーの同級生Kさんカップルと一緒にランチをして、その後、酔っ払ったKさんと私が京成曳舟駅でスローアウェイオーヴァースウェイとしましたとさ。Kさんは、実は、私の憧れの人です。数年前に(ダンスの)お見合いをして、頬に風を感じるダンスを味あわせてくれた人です。縁がなかったのか一緒に組むことができなくて・・・でもこうして、また縁があって再会できました。人の縁って、不思議ですよね。でも、ずっと気にしてましたし、会いたかったし、踊りたかったし、会えてよかったですし、一瞬ですけどまた踊れてよかった!神様に感謝です!!

Sunday, October 21, 2018

Positive Energy

「ボランティアがんばてね。ポジティブなエネルギーをもらてね!」

昨日土曜日の朝、(毎週土曜日9時〜12時の)ボランティアへ向かう途中、BFからメッセージが届き、とても複雑な気持ちになりました。

BFはきっと心配してくれていたのでしょう。ここ最近の私が、モヤモヤした気持ちでいることを。モヤモヤの理由は、自分ではきちんとわかっているつもりです。ただそれを、伝えることができなかった、するのを躊躇していたんです。

BFにも、ダンスパートナーにも、おいてけぼりにされてしまったと感じていたんです。BFは家族と旅行、ダンスパートナーは正規のパートナーと試合で、あの頃の、3歳か4歳の頃の、小さな私の、小さな心が、傷ついたあの感覚が、蘇ってきてしまったんです。もしかしたら私は愛されていないんじゃないかと。もしかしたら私は必要ではないんじゃないかと。もしかしたら私は捨てられてしまったんじゃないかと。

そんなモヤモヤを抱えながら、一週間くらいを過ごした後、BFもダンスパートナーも、何事もなかったかのように、私のところに戻ってきて、私がモヤモヤした気持ちでいたことなんて気づきもしないで、一緒にいても楽しくないのは私に原因があるみたいに、まるで私が全部悪いみたいに、そんなメッセージをカラダ全体から出してきて。そうなったらもう、私は戦いに負けた選手みたいに、唇を噛み締めながら、涙をこらえながら、背中を向けるしかなくて。

でも、BFの励ましどおり、ボランティアへ向かいました。途中、電車の中で、ずっと神様に祈っていました。「ありがたい」と思えることを数えて、それを延々と感謝しました。そして家族や友人、BFやダンスパートナーや、同僚や、ボランティア先の助産師さんや、私に関わる全ての人、そして彼らの家族や友人たちが、元気で幸せな気持ちで一日を過ごせるように、お願いしました。

そしてボランティアたちの控室につくと、目に飛び込んできたのは以下の写真です。医師や看護師たちから、ボランティアたちへの、感謝の言葉の数々。涙が溢れてきました。私、そして他のボランティアも、たぶん、当たり前のことだと思って、活動しています。ただボランティアをしたいから。誰かのために自分を捧げたいから。感謝されようなんて思いもせず。それなのに、「ありがとう」だなんて。こちらこそ、「ありがとう」です。私を必要としてくれて、ありがとう。待っていてくれて、ありがとう。



ボランティアを始めてはや1年7ヶ月。初めて赤ちゃんを抱っこしました。「谷口さん、ちょっと15分でいいから、抱っこしていてもらっていいかな」と、30代の助産師さんに言われ、おくるみされた小さな赤ちゃんを手渡されました。ぎこちなく抱えている私を見かねて、同年代の助産師さんが、「ほら、ここに座って!」と私をソファー席に座らせ、私の両膝の上に授乳クッションをおいて、私の腕の中の赤ちゃんのポジションを変えてくれました。「15分だけなら大丈夫かな・・・」と思っていましたが、15分たっても、30分たっても、助産師さんは戻ってきてくれなくて、結局45分間、ずっと赤ちゃんと抱いていました。時折、伸びをしたり、おならをしたり、おじいちゃんみたいな顔になったりしましたが、赤ちゃんは泣くこともなく、ずっとすやすや寝ていていました。赤ちゃんの重みとカラダの温かさを感じていたら、私まで眠くなってしまって、最後の10分くらいはうとうとと寝てしまいました。とても幸せな時間で、たぶん後にも先にも、こんな幸せな気持ちになれる時間はないんだろうなぁと思いました。神様がくれた素敵な時間でした。

やっと助産師さんが赤ちゃんを迎えにきてくれて、手放すときはちょっとキュンと切なくなったけど、「赤ちゃんは居心地のいい腕の中かどうかってわかるのよ。ずっと寝ていたんだから、谷口さんの腕の中はとても居心地が良かったのね」と言われて、なんだかくすぐったい気持ちになって、幸せな気持ちがさらに大きくなりました。

いつもポジティブでいるなんて神業は、私にはできないかもしれないけど、誰かが辛い想いを抱えている時、心を慰め、ポジティブなエネルギーが入り込めるように、心の扉を開ける手助けができるような、そんな人になりたいと思いましたとさ。

Sunday, August 05, 2018

Hospitality

BFがアメリカ出張に行って1週間。長いような短いような長いような短いような長いような・・・とループしながら彼を想って過ごす日々でしたが、今日の午後ようやく帰国します。つい先ほど、アメリカを発つ日の午後、BFがとてもラグジュアリーなお土産をゲットしてくれましたよ。Thank YOU!

そのお土産とは、「ペニンシュラ・ベアー」のぬいぐるみであり、それにたどり着くまでの「ペニンシュラ・ホスピタリティー」であり、それよりもなによりも、その全てに出会うために大切な時間を費やしてくれたBFの愛、優しさと思いやりです。心から感謝しています。BFと一緒に生きている「モーメント」がとても貴重です。私の宝物です。いつもありがとう! Thank YOU and love YOU so much!

BFのために「ペニンシュラ・ホスピタリティー」で接してくださったWさんと彼のスタッフの、ゲストの期待値を超える「サービス」、記憶に残る「モーメント」は、「ペニンシュラ・ホスピタリティー」の大切な要素です。それを魅せてくれたWさんは本当に素晴らしく、ぜひお手本にさせていただきます。

いやしかし、Wさんの上を行くのは・・・私のBFです。BFはいつも、出会った日から今日まで、9年半という長い間、病める時も健やかなる時も、ずっと変わらない「ホスピタリティー」をもって接してくれています。BFにはぜひとも「King of Hospitality」の称号を差し上げたいと思います。いつも本当にありがとう。

さて以下、Wさんと彼のスタッフに宛てた感謝メール(私にしては少々長い!)を書きましたよ。(個人情報保護のため、ペニンシュラホテルのロケーションやWさんの役職や名前はこのブログではふせてあります)

*****
Just wanted to say thank you to the Peninsula [City] [Title] Mr. [Name] and his colleagues for their "Peninsula" hospitality extended to my loving partner of 10 years who just visited the Peninsula [City] for a few minutes today for the first time!

It all happened spontaneously while my partner (who were in [City] on a business trip) and I were facetiming. He decided to go to the Peninsula [City] near his staying hotel and look for "Peter Bear" which he remembered I had previously talked about. 

My partner entered the hotel asked staff if he would be able to meet with "Peter Bear," and was kindly told to go up to the lobby where he would be able to meet "Him". As he arrived at the lobby, he asked staff if he would be able to meet with "Peter Bear" and was again kindly told that he would be able to do so if the staff near the entrance said he would. And the next moment, out of nowhere, a gentleman magically appeared in his hand with a "Peter Bear" staffed animal and welcomed my partner. 

That gentleman was Mr. [Name] who had previously worked at the Peninsula [City] and he and my partner chatted in Japanese for a while and exchanged business cards. 

My partner was moved by this "Peninsula hospitality" experience, which I've been passionately talking to him about since I joined the Peninsula [City] a month ago. And my partner promised me that we would definitely go stay at the Peninsula [City] in the near future. 

So, thank you very much for creating this beautiful "Peninsula" moment (and the "Peter Bear" stuffed animal) that my partner will take home as the best [City] souvenir. Everyday I'm proud and grateful to be a part of the Peninsula family, as I get to see something "luxurious" happened at the Peninsula [City] and other Peninsula hotels globally!

*****
以下の撮影は、BF=努力家の写真家です。

ペニンシュラ・ホテルの「シグニチャー」レストランの「ザ・ロビー」です。

BFがゲットしてくれた「ピーター・ベアー」のぬいぐるみです。早く会いたいなぁ。

シェフのユニフォームを着ていますね。リラ。はシェフになりたいと言っているから、とても喜ぶでしょう!

Tuesday, July 24, 2018

Letters Between Sisters

妹から小包が届きました。中身は、(妹の趣味である)手作りビーズアクセサリー、(歯が白くなる)歯磨き粉、アロエのフェイスマスク。そして手紙が同封されていました。

SNSが大流行し、LINEやWhatsAppのような様々なソフトウェアでコミュニケーションが主流の今、手書きの手紙をもらうことは稀で、とても貴重で、とても嬉しいことです。妹の手紙を読み、私も手書きの手紙を書けば「粋」だったんですが・・・つい、この嬉しさをすぐに伝えたくて、メールをしてしまいましたとさ。

妹と私の手紙&メールのコミュニケーションは以下のとおりです。

***
妹からの手紙

Dear きゃべべ(=私の愛称)

体調はどうですか?
こう暑くちゃしんどいかなぁ?

くりり(=妹の愛称)はとっても元気です。

書道も上手になってきてると先生に言われました。最初はなんだってうまくは行きませんから。

休みがいっぱいあれば思う存分ビーズをしたいかな?

これからいっぱいいろんなところに一緒にいこうね。また旅をしよう。

姉妹がソウルメイトっていうのもあるんだね。きゃべとくりりは前世でもあっていたんだよ。きゃべは忘れちゃったね。

旅行も良いし、ランチでも良いし、とにかく楽しいことをたくさんしましょう。

お父さんはスイカ作ったりして忙しそうよ。お母さんは仕事が忙しそう。

くりりも夜勤が少しつらいけど、社員はやるしかないから、帰ってきてから薬を飲んでいます。

退院して3年になります。

新しい彼氏さんともちょうど3年たちました。退院してから出会いました。いつもお母さんにお菓子をくれるの。とても優しい人よ。いつもお寿司も楽しく食べさせてくれる。ジョークがさえていてゲラゲラ笑うんだよ。

生きているって素晴らしいね。入院している時はイヤでしかたなかった。人生が、退院したら、クレパスで色がついた様よ。灰色の人生に色がついた。

きゃべが私のお姉さんで本当に良かった。

定年を迎えたら、たくさん温泉とか行こうね。龍ケ崎に日帰り温泉が出来てすごくいいんだよ。一緒に行こう。

一日一日をお互い大切にしようね。

体に気をつけて。またおいしいお酒を飲もうね。

少ないけれど、おにもつ送ります。

では またね。
元気で。

くりり

***

私の返信(メール)

Dear くり

こんにちは。

お手紙ありがとう。アクセサリーや歯磨き粉や顔パックありがとう。あまり気を遣わないでね。

くりが日々幸せを感じていること、とても嬉しいです。愛する人が幸せだったことはとても幸せなことよ。これからも幸せな時間をたくさん過ごしましょう。

8月のスケジュールが分かったら連絡しますね。休みが合えば上野でルーブル観ましょう。

これから何年も何十年も生きて、一緒に楽しいことをたくさんしましょう。

いつもありがとう。

Love and light,
きゃべ

***

妹との写真はたくさんあります。でも近年は、お互いにいろいろあり、妹のご主人が亡くなったり、妹が入院したり、私が闘病したり等、なかなか会うことができず・・・それに、たまに会った時に撮った写真の中のふたりは元気がない感じで・・・今年2018年後期は元気なふたりの写真をたくさん撮りたいな。

(1998年だと思います)
妹が約1ヶ月NYに遊びに来てくれました。当時仲良くしていたNテレビ局のニューヨーク支局長がニューヨーク郊外へ車で連れて行ってくれました。

ユニオン・スクエアでリアル消防士さんと一緒にパチリ!

Wednesday, July 18, 2018

Kindness

4連勤後の今日はお休みでした。

朝ごはん(糖質制限麺)を食べた後は二度寝して、15時半からはダンスのレッスン(スタンダード)@イワサキソシアルダンスカレッジ(東神奈川)でした。

先週、リーダーと練習した際、「予備歩の後がもたつく」「足の抜き方が遅い」等、課題を頂いたので、それをI先生にお伝えしたところ・・・音楽のカウントのとり方、予備歩の後の一歩目と二歩目の足の出し方(抜き方)と体幹の進め方、組むときの立ち位置の微修正、いつも高い位置にいること(=フォールは無理にしなくても体幹を進めていけば自然とフォールになる)等、大切なことを教えていただきました。次回、リーダーとの練習で試してみたいと思います。

帰りがけ、近所のスーパーに寄りました。レジに並んで、レジ横のプラスチック袋(有料;1枚2円)に手を伸ばした瞬間、私の前に並んでいた女性(70代)が、「袋、差し上げますよ」と言って、カバンからきれいにたたまれたプラスチック袋をくださいました。とてもうれしくて、何度もお礼をして、お店を後にしました。家に向かう道すがら、プラスチック袋を受け取った瞬間に、ふわっとお香のような、匂い袋のような、着物の防虫剤のような、とてもよい香りがしたことを思い出しました。家についてすぐ、プラスチック袋に鼻をつけて嗅ぐと、とてもよい香りがしました。そして今、そのプラスチック袋に入れたビールを飲んでいるのですが、飲み口にくちをつけるたび、缶に移ったその美しい香りを味わうことができます。女性の優しさに感謝しつつ、残り香から、きっと美しい生活をしている方なんだろうなぁと想像し、私もそういう「大人」になりたいなと思いました。

さて、先日(=3日間の入社研修が終わったタイミングで)、BFがディナー@来々軒(中目黒)につれていってくれましたよ。Thank YOU! 子供の頃に行った思い出のチャイニーズなんですって。そういうお店に連れていってもらうのって、とても嬉しいですよね。幼馴染でもないですし、同級生ではないですけど、そんな気分になります。私が出会う前の、まだ知らなかった頃のBFに出会った感じです。私もいつかそんな風に、思い出のお店にBFを連れていってみたいな。

頂いたのは以下のとおりです。撮影はいつもの努力家の写真家(=BF)です。Thank YOU! (実は2日連続での来店です。これは2日目の来店!)

麻婆なす丼
甘いカレーのような味わいです。山椒の小瓶がもれなくついてきますので、辛さ (=痺れ度合い)は調整できます。


揚げ餃子
これはたまげました!1皿では足りず、もう1皿注文しましたよ。揚げ餃子と焼き餃子の中間のような歯ごたえです。銀だこのたこ焼きのような感じです。ヤメラレナイトマラナイ!

老麺(ラーメン)
これはもう麺が肝!中華麺ではあるんですが、モチモチしてないんです。サラサラとしていて、しこしことしていて、ずっと食べていたい食感です。スープは、お母さんが作るような優しい味。(実際、お母さんは作れないくらい手がかかっていると思いますけどね)


ザーサイ
BFはラー油をかけてました。ちょいちょい「調理」しちゃうんですよ、BFは。シェフですね。でも必ず「さらに良い味」に仕上がるので、いつも信用しています。


新しい職場でがんばります!的な笑顔です。前職のときのようなストレス(心身ともに)がないので、スッキリした表情です。まだ先のことはわかりませんが、将来振り返ったときに、この転職という選択が正しかったと思えるよう、がんばります。日々、目の前のタスクをこなし、今までの経験で得たエッセンスを少々加えて、「大人」ならではの「仕事」をしていこうとおもっています。支えてくれているBFに心から感謝しています。


Tuesday, July 03, 2018

Good News

先月6月21日にCT検査を受けました。2月上旬に受けた検査結果と比較すると、肺にあった腫瘍のひとつは、1.1cmから0.7cmへと小さくなっていました。乳房全摘出+乳房再建を行った右胸の手術跡にできた腫瘍も、明らかに小さくなっていました。腫瘍内科医いわく、2月下旬から開始した新しいホルモン治療(リュープリン注射)が効いているので、今後のこの治療を続けていきましょうとのこと。検査結果を待っている間(約1時間)は落ち着かない気持ちでいましたが、大きく安堵しました。未来へと続く道が明るく照らされたように感じました。

再発が発覚した日からずっと支えてくれているBFに心から感謝しています。BFの支えがなかったらきっと絶望して投げ出していたことでしょう。Thank YOU! 

欲張りはいけないですけど、こうなったらがんとの「共存」ではなく「完治」を目指そうかな。そうすればBFに(経済的な)迷惑もかけなくなるだろうし、またふたりで人生を思いっきり楽しめるようになるだろうから。

一日一日を大切に、仕事は丁寧に、良いものを食べ、楽しいことをして、生きていこうと思います!


血液検査の後、CT検査(造影剤使用)を待っているところです。細い血管に針が刺さってます。タトゥーで針を刺されることに慣れてるとはいえ、病院の針には慣れないです。痛い!

Saturday, June 30, 2018

Another Door Opened

 

6月16日(土)付けで介護の仕事を辞め、その後の約10日間のジョブレス・デイズ(=無職の楽しい日々)は、ダンス三昧となりました。十分に英気を養い、25日(月)から新しい職場で働き始めました。今回もシフト制の仕事で、早番・遅番・夜勤がありますが、拘束時間はどれも9時間(内休憩1時間)と短く、デスクワークですので、体力的にはとても楽になりました。さらに、私の強み(?)でもある語学力(英語)を使っての仕事ですので、分野や業務内容は違えども、慣れるまでにそんなに時間はかからないと思います。とはいえ、新しい環境では失敗もつきものですし、アップ&ダウンの日々になるかとは思いますが、上司や先輩たちの忍耐力に甘えて、焦らず確実に仕事を覚えていこうとおもっています。そして休養をしっかりとることを忘れず、自分の健康を守ることをプライオリティーにして、がんばります。

さて、新しい職場では制服が支給され、黒いパンプスを持参することとなったのですが、なんと!優しいBFが転職祝いということで、セルジオ・ロッシさんの黒いパンプスをプレゼントしてくれましたよ!高貴な香りのピンクのバラを添えて!! 
How romantic!
Thank YOU!!

咲き始めました

全開!

セルジオ・ロッシさん!

じゃじゃーん!


初日に履いていったら、先輩に「光る靴は駄目なのよー。光らない普通のパンプス持ってるー? 若い子は持ってなかったりするから、買うための猶予を与えなくちゃいけないだけど・・・」と言われてしまいました(泣)仕事終わりにBFと待ち合わせをしてその話をしたら、ワシントン靴で別の靴を買ってくれましたよ。あぁ、なんてこと! 優しいBFに感謝です。

ちなみにビデオはマイケル・ブーブレの曲です。BFとは結婚とか出産・育児はできないけど、長生きして、おじいさん・おばあさんになるまで一緒にいたいな。

One Door Closed

介護の仕事は、6月16日付けで退職しました。

最後の勤務は、14日〜15日の夜勤(16時〜翌10時/18時間拘束)で、夜勤明けに早番(7時〜16時)の同僚たちにサヨナラを告げ、エプロンと上履きを持って、帰宅しました。入社して6ヶ月、現場に出て5ヶ月、独り立ちをして4ヶ月、夜勤をして2ヶ月と、短い期間ではありましたが、今までの職歴の中では味わっったことのない大きな疲労感と達成感のある素晴らしい経験をさせていただきました。同僚たちの忍耐力と慈愛には敬服でしたし、入居者の方々がお話してくださるそれぞれの人生、その彩りの美しさにはいつも感服しました。あと10年若かったら、そしてガンがなければ、あと半年または1年現場で頑張って、管理者になりたかったです。そして日々、入居者の方々の部屋を回りお話に耳を傾け、食事と排泄と睡眠だけしかない日の繰り返しで死を待つのではなく、今日という日を楽しいと思える、明日という日が来ることを待ち遠しいと思えるような、そんな毎日を過ごすお手伝いがしたかったです。でも残念ながら、今の私には心身ともに荷が重すぎる現場でした。続けることは難しいと判断し、今回の決断となりました。現在、介護職に携わる方々全員に私の描いた夢を託して、私は別の道へ進んでいきます。

以下は健忘録として、現場に出たばかりの頃(初日〜1ヶ月)に記録したトレーニングノートから。

1月24日
研修で習った事(理想)と現場で目の当たりにした事(現実)のギャップの大きさにショックを受けました。介護士の方々に対する尊敬の念が増しました。と同時に不安も増し、夕食時に泣いてしまいました。

1月25日
先輩Mさんの仕事の速さ、美しさに感動しました。忙しい中、入居者の方々としっかりと向き合ってコミュニケーションをとっている姿は今後見習っていきたいと思いました。

1月26日
昨日同様、先輩Mさんの美しい介助を間近で見て学ぶことができ、感動しました。入居者の方々が生き生きとMさんとの会話を楽しんでいる姿が印象的でした。陰洗はできる気がしません。排泄物の臭いがキツイです。

1月27日
入居者Nさんの口腔ケアの際、お手伝いができませんでした。入居者の方々に限らず、他人の口の中に歯ブラシを入れた経験がないので、怖かったです。移動介助(二人で移乗)の際、私の右足が入居者Mさんの右足に当たってしまいました。今後、十分に気をつけます。

1月30日
入居者Tさんの入浴の際、お手伝いをさせていただきました。入浴を嫌がるTさんを先輩Tさんが上手になだめて脱衣までしてくださいました。浴室内での立ったり座ったりの介助が不安です。背中を洗う、足を洗う等の簡単な作業も加減がわからず不安です。

1月31日
入居者Sさんのオムツ交換を2回させていただきました。初めて便のふきとりをさせていただきました。入居者Sさんが(腰を浮かせて)協力してくださったので助かりました。入居者Nさんの入浴介助(洗髪・体洗い)をさせていただきました。移乗はまだ自信がありません。初めて入れ歯を外させていただきました。

2月1日(1週目を終えての感想)
何もかもまともにできない状況です。入居者の方々の名前、スタッフの皆さんの名前を覚えるのも一苦労です。できる事(入居者の方々との会話)をしっかりとすること! 先輩から多くを学びました。入居者の方々の体は壊れ物のようで、触れることが怖いです。移乗はできそうにありません。排泄物の臭いになれることができるのか不安です。とにかく自信がありません。

2月11日(2週目を終えての感想)
スタッフの方々、入居者の方々の顔と名前が一致してきました。排泄物の臭いにも慣れてきました。陰洗はまだ出来そうにありません。移乗は怖くて仕方ありません。簡単に見える事(着脱や口腔ケア)もいざやってみるととても難しくてスムーズにできません。入れ歯を入れたり出したりが難しいです。どの入居者さまが何ができ、何ができないのかをしっかり覚えないといけないと思います。独り立ちができる自信はありません。

2月18日(3週目を終えての感想)
よく介助をさせていただく入居者の方々の顔と名前は覚えました。入浴(個浴・特浴)の介助をさせていただきました。入居者Nさんの口腔ケアが少しできるようになりました。二人での移乗もアドバイスをいただきながらさせていただきました。入居者Aさんの食事介助をよくさせていただきました。トイレでの陰洗も一度ですがさせていただきました。排泄物の臭いには慣れてきました。

2月22日(1ヶ月を終えての感想)
ベッド上での陰洗、トイレでの陰洗を何度かさせていただきました。入れ歯を入れるのは慣れてきましたが、外すときにうまくいかないことが多々あります。入居者Kさん、Sさん、Iさんの尿袋の尿破棄をさせていただきました。移乗は一人でも二人でも緊張します。こだわりの強い入居者さま(の暴言)には慣れるように努力します。入居者の方々、スタッフの皆さんに優しくしていただき、忍耐していただき、心から感謝しています。一ヶ月間マンツーマンで教えていただき、ありがとうございました。まだ自信はありませんが、入居者の方々、スタッフの皆さんが楽しく過ごせる施設作りのお手伝いができればと想っています。入居者の方々と少しでも多くの会話ができるように、そしてお一人お一人をもっと知ることができるように努力したいと思っています。

さて、6月16日のことですが、退職祝い(おつかれさま!)ということで、BFがディナー@OTTOにつれていってくれましたよ。Thank YOU!

撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。






心残りはないわけではありませんが、今の自分にできるマックスまで頑張ったという満足感・達成感の溢れている笑顔!この瞬間を捉えてくれたBFに感謝です。

Wednesday, May 16, 2018

春篭り II

先週の夜勤ですが、数人の入居者様からのナースコールが頻繁(5分おきくらい)にあり、2時間の休憩中もアドレナリンが出まくって、一睡も出来ませんでした。

帰宅後、12時半くらいに朝食兼昼食(=ブランチ)を食べ、お風呂の湯船に浸かったらウトウトしてしまい、あやうく溺死するところでした!危ない、危ない。眠気マックスで朦朧としながらお風呂から出てベッドへ。

目が覚めて時計を見たらなんと、19時半でした。重い体を引きずって夕食の買い出しへ。なぜかクッキング・モードにスイッチが入り、常備菜をいくつかつくりました。きゅうりとツナの胡麻和え、青梗菜と塩昆布の梅肉和え、きのこ3種のポン酢バター炒め、フムス等。

夕食には、にんにくオイル(+ローズマリー)をたっぷり入れたトマトソース・ペンネに溶けるチーズを大量に投入して、パルメジャンチーズを大量に振りかけて、SbarroのBaked Ziti風にしてみましたが、イマイチ。チーズ(サワークリーム?リコッタチーズ?)が足りなかったのかな、オーブンで焼かなかったからいけなかったのかな。

翌日は・・・時差ボケのように、夕方18時くらいまで寝ていました。そして起きて・・・そこからまた、クッキング・モードにスイッチが入り、ペペロンチーノを。にんにくオイルをたっぷり入れて、鷹の爪も多めに投入して、臭くて辛くて最高に美味しいパスタが出来上がりましたとさ。

さて、時差ボケが功を奏してでしょう、ドイツ在住の友人Kとまたもや語る機会がありました。経歴も違うし、住む街も違うし、異業種だけど、同年代だからでしょうか、同じような価値観を持っているので、話が盛り上がります。

***

K:オレは芸大行きたかったんたけどね、親に許して貰えなかったから。 まぁ、結果的に行かなくてもアーティストになったから、良かったんだけど。 大学行ってないのが、ちょっとコンプレックスだったけど、大学の教壇に立ったらそういうの、アホらしいなって。 オレの目の前に座ってる小僧共は、自分より学歴低いヤツの授業を金払って聞いてるのか?アホか?コイツらって思っちゃってさ。 まぁ、あれはオレにとってもイロイロな事を整理して割り切るきっかけになったな。

私:大学出てもアホはいっぱいいるし、仕事で使えないのもいっぱいいるし、心がないやつとか、品位がないやつとかいっぱいいるし。残念ながらそういうのは大学で学べないし、むしろ大学くらいの年齢で備わってなかったら、もう手遅れだし。資質だから仕方ないね。 

K:ウチ、親がM物産だったから。良い大学出て生涯雇用。それが成功者の道だって信じてて、それしか知らない人だったから。 芸術で飯が食えるか!って。食ってますが何か?って言ってやりたりよ(笑)。 バブルが崩壊する前に死んじゃったから、銀行や証券会社が潰れる今の世の中みたら驚いたと思うよ。 まぁ、あの頃は土地も株も上がり続けてた、そんな時代だったから、そういう価値観しか無かったのも仕方がないと思うけど。

私:私たちの親の時代は経済が右肩上がりで、頑張れば報われる時代で、だからみんな頑張って良い大学出て良い会社に入って良い生活をするっていう価値観で良かったんだよね。  今はもう世の中のスピードが速すぎて、ついていけない人も多くなってきたし、その中で、みんなと足並み揃えなくてもいいんじゃらないかと思う人たちも出てきてるし、変わってきたよね。 昭和のお父さんたちみたいにガツガツしてる人たちも健在だし、私みたいに出世とかから脱落した人間もいるし 笑 。

K:そうだな、その通り。 オレらみたいに突然違法化されて国を追われたりするしな(笑)。 まぁ、国家公務員一級でもならない限り、人生平坦じゃいられないって事だ。 退屈しなくて良いよな、その方が(笑)

私:そうだね。退屈はしないよね 笑。国家公務員でも何が起こるかわからないよ、今時。ソーシャルネットワークがあるから社内全体が監視してる感じだもんね。昔、映画ボーン・アイデンティティを見たとき、ものすごく怖くて、でも今の世の中はそういう方向に向かってるような不安もあるよ。 

K:ドイツのゲシュタポだよな。

私:そうなんだよ! 人々の良心を信じるしかない世の中になってきてる感じ!

K:バカな事、沢山やってきたけど、あの頃スマホがなくてホント良かったって思うよ(笑)逆に今の子は可哀想だよな。 酔っ払って外で裸で寝てたらスマホで撮られてネットにアップされちゃったりするから。 酒飲んで失敗するなとか、意味分かんないよ(笑)

私:そうそう!  酒飲んで失敗して、そうやって人は大人になるのよ 笑。 今はみんながSNSにのせるネタを探していて、ちょっと怖い光景だよ、みんなが写真やビデオを撮ってる。目の前で起きてることを肉眼で見ることなくなっちゃってる。せっかくのプロポーズの瞬間も、「待って!今、写真撮るから!」とか、興ざめだよ。

K:だよなー!沢山あるぞ!酒の失敗(笑) テレビで爺さんが、昔はお尻触っても、何すんですか!スケベ爺!って怒鳴られて済んだのに、今は犯罪で逮捕されるって世の中になった。人との関係の許容量が無くなったって。 一理あるなって思った。

私:うん。昔は酔っ払ってエッチなことしたり言ったりするオッサンが沢山いたよ。でもだからって警察沙汰にしたりなんかなかったし、なんかいい距離感だったよね。 

K:ギスギスし過ぎだよな。

***

ちなみに、以下は昨年(2017年)11月、ドイツ在住の友人Kが自宅で作ってくれたディナー&ブレックファーストです。食材をチャチャッと仕入れて、チャチャっと料理してくれましたよ。

白身魚のオレンジソースいくら添え

ムース貝の白ワイン蒸し

ペペロンチーノ(ムース貝ベース)

帰国日のブレックファーストです。美味しかったけど、帰国するのかぁって感慨深いものがありましたよ。

(ちなみに、ソーセージは色々あります、さすがドイツ!滞在中のディナーでソーセージの数々を紹介してくれました。写真を撮り忘れてしまいましたけどね)

Tuesday, May 15, 2018

Happy Mother's Day


人生で初めて、母の日ギフトをもらいました。
息子リラ。(8歳)からです。
(ぱぱが買ってきてくれたんだけどね、ホントはね。)

ありがとう。ありがとう。

ままはリラ。がだいすきよ。
たいせつなむすこさんよ。
ままこそいつもありがとう。
リラ。がいるからままはがんばれるのよ。

だいすきよ。だいすきよ。

Sunday, May 06, 2018

My Biggest Fear and Question

今の私にとっての最大の恐怖であり、人生最大のクエスチョン、それは、「いつ死が訪れるのか」ということです。

これまで(=ガンが再発するまで)は、そんなこと、考えたことはありませんでした。これまでは、このまま、健康なままの生活が永遠に続いていくように感じていたし、だからこそ時間の無駄遣い、例えば、やりたいことを先延ばしにしたり、何もしないでダラダラ過ごしたり することを、贅沢なことだと思わなかったんです。2013年、ガンを宣告された時でさえ、人生で初めて「死」というものを意識し、身辺整理(断舎離含む)をしたりはしましたけど、治る!という希望があり、治す!という想いが強くて、「いつ死が訪れるのか」とは考えませんでした。

ここ最近、かなりの頻度で、この恐ろしい質問が頭に浮かんできます。その度に、それに付随する質問も同時に湧き上がってきて、頭の中は、「死」に関する質問でいっぱいになります。そうなるともう、「生」について考える隙間はなくなって、もう明日にでも死んでしまうかのような気になってしまって、とにかくあれもこれも早くやらなくちゃと焦ってしまって、そんな時、BFが隣にいたりすると、彼には本当に申し訳ないんですけど、「もう別れましょう?」とか「引っ越そっかなー🎵」と、彼が嫌がることを言っちゃうんです。焦りやら、抱えきれない恐れや不安やらをどうしたらいいのか分からないイライラをぶつけちゃうんですね。自分が苦しいからって、優しいBFを苦しめるだなんて、自分の器の小ささが恥ずかしく、情けなく、うんざりします。I'm so sorry.

話は戻りますが・・・「いつ死が訪れるのか」が、知りたいです。それは3ヶ月後なのか、半年後なのか、10年くらい先なのか。それとももしかして、最先端技術による医療の画期的な進化によりガンと共存して120歳くらいまで生きれるようになるのか。残された人生の長短を知ったからといって、これから生きる姿勢やら価値観やらが変わるわけではないと思いますが、未来計画というか、やり残しがないように生きたいと思ったりはします。そうこうあがいても、思いがけないアクシデント、例えば自然災害やら戦争やテロなどの人為的な事件・事故で死んでしまったりするかもしれませんから、それが寿命ですから、やり残しはやむを得ないとは思いますが、だから「いつ死が訪れるのか」は実は読めないものだとは思いますけどね。

でももし、残りの人生があと1〜3ヶ月くらいしか残ってないとしたら、まず手始めに仕事を辞めますよ! 仕事って、生きるためにしてきたんです、私。英語を使ってバリバリ働きたい!という野望もなかったですし、一部の人たちのように、仕事は私の生きがい!という、仕事=趣味(好きなこと)でもなかったですし。いい時代の波に乗ったんでしょうね。1999年の春、アメリカから帰国してみたら、英語を使ってできる仕事が沢山あったんです。生きるために仕事をしていたとはいえ、色々な経験、滅多にできない経験も多々させてもらって、仕事=趣味(好きなこと)とは思いませんでしたが、仕事が楽しくて仕方ない!っていう瞬間はいつくかありましたよ。でももし、あと1〜3ヶ月しか生きられないんだったら、周囲に甘えてニートになって生きます! そして、症状が重くてベッドから出られないという状況じゃなかったらという条件つきですけど、今までしたかったけどできなかったこと、例えば、スーフィーダンス(トルコ・イスタンブール)を見たり、ネイティブ・アメリカン居住地で一晩過ごしてみたい。BFが有休を取ってくれたらという条件つきですけど、一緒にサントリーニに行ったり、イタリア(ベネチアやシチリアやミラノ)に行ったりしてみたい。世界一周とか贅沢は言わないけど、地中海とかカリブ海とかでクルーズ船に乗って、美しいサンライズとサンセットを見てみたい。それからBFには、コニーアイランドのピンク色の空(サンセットのマジックアワー)を見せてあげたいな・・・なーんてね。

さて、約1ヶ月前のことですが、私の誕生日のお祝いランチに、BFが煉瓦亭 (レンガテイ)につれて行ってくれましたよ。Thank  YOU!

頂いたのは以下のとおりです。撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。

オニオングラタンスープ
どこか和を感じさせる仕上がりです。昭和のハイカラなお母さんが作ってくれたような優しくてノスタルジックな味。

登場した瞬間はこんな感じで隠されてます。 ハイカラですね!

エビグラタン
マカロニは通常のショートタイプではなく、なんとロングタイプ!珍しいですね。食べごたえがあります。ホワイトソースはお上品な味です。

元祖オムライス
通常のご飯を卵で包むというスタイルではなく、ご飯と卵を一緒に炒めているんですが、パサパサではなくしっとりとしていて、ご飯に卵がねっとりと絡みついてる感じ。後を引く味です。

古き良き洋食屋さんでのランチにワクワクしてします。銀座ですもの、おすまししてますね。BFと一緒に行きたいお店は国内外たくさんありますが、このお店はもちろんまた行きたい、それも近日中にまた行きたいお店のひとつです。

Saturday, May 05, 2018

Success and Happiness

先日、ドイツ在住の友人・K(50歳、男性、彫師)と、成功と幸せについて語り合いました。

私:(タトゥー・ショップの)オーナーって儲かるんだね! 

K:客呼べる彫師が何人かいればね。 でも腕の良いヤツは人気になると独立するから。 どうやって抱えるかが難しいけどね。 例えば、オーナーが凄腕彫師で、ソイツに憧れて、ソイツのファミリーメンバーになりたい若くて上手い彫師が沢山集まるスタジオは年間売上は軽く億は越えてるよ。 そういう店を三店舗とかやってるヤツ、いるから。 それがこの業界の理想的なビジネスモデル。 だから、それに憧れる若い彫師が名を上げようとコンベンションに参加するから、コンベンションも儲かるって図式。 メディアが集中するのがコンベンションで、名を上げるなら各国のコンベンションで賞を取りまくるのが一番早いから、それを目指す若い彫師も多いよ。 オレは、そういうの、疲れちゃってダメ(笑)。歳だな、名声とかに興味が無くなったよ。ほどほどで良いな(笑)。 有名にならないとピンハネビジネスモデルは出来ないから。それを目指すには歳取りすぎたな(笑)。 旅回りがもう無理。 一人でそこそこやれれば十分。

私:年齢というより年齢を重ねてきた中での経験なんだろうね、そういう風に思えるのは。若くて経験がない頃はとにかくガツガツと肉食系でお金やら名声やら出世やら、社会の中での成功と言われるものに憧れたりするもんね。 年齢を重ねて経験を積んでくると、成功というのは個人的なもので、主観的で、他人の成功が自分の成功と同じとは限らないというか…ね。 

K:もうさ、枯れた(笑)。

私:枯れてはいないと思うけど (笑) ガツガツしてる人をみると、そうガツガツすんなよって思ったりするよね。 

K:若い彫師見てると、名声欲で焦って空回りしてるヤツ、多いよ。 そこまで実力ないのにコンベンション沢山回って賞が取れなくて文句垂れ流して。 小さなローカルコンベンションで取った賞を大きく自慢したり。 そういうのに、巻き込まれると疲れるから(笑) たまに日本帰ってちょっと贅沢出来るくらいで十分。

私:身の丈を知るっていうんじゃなくて、社会の押し付けてくる成功というものがまったく空虚なもので、本来の成功とか幸せっていうのは自分にしか分からないもので、個々にカスタマイズするものなんだってことが分かっちゃうんだろうね、経験を重ねると。 

K:去年、マネージャーとAがクビになった時は、予約もガタガタになって、オレもお茶引く日があったりしてたんだけどさ、半年過ぎて今は指名客で2ヶ月半待ちなんだよね。 地元じゃちょっと知られて来てて。 オーナーから今の状況はお前の作品だけでこうなってるから、お前はもう無名じゃないよって言われた。 それで十分。それくらいで丁度良いよ。

私:人生って先が見えないからこそ飽きないし面白いんだと思うから、Kさんの未来だって分からないよ!数年後にはすごいオーナーになってるかも!

K:でもさ、名声欲も悪くないよ。自分の小ささに気づけば、這い上がろうと努力するし。 でも、それが出来るのも一握りなんだよな。才能ないと努力も出来ないから。 そこの見定めが出来ずに空回りして文句垂れ流すヤツがほとんどだよ。 嫉妬と妬みの渦(笑)。 疲れちゃうから、関わりたくない。 まぁ、50代で弟子を何人か育てようとは思ってる。 老後のピンハネの為に(笑)。

私:毎日毎日、自分に勝つというか、他人との比較ではなく、自分の弱さを克服して向上する姿勢が、良い未来を創るんだと思うから、日々真摯に目の前のことに向き合っていこうと思うよ。 

K:好きな事くらい真面目に出来なきゃクズだろ(笑) まぁ、ピンハネビジネスは別として、彫師なんて、有名、無名関係なく、1日の売上なんて大差ないんだよね。大量生産出来ない仕事だから。 だから、ローカルで十分な集客が出来て安定してるのが一番楽なんだよ。 嫉妬や妬みの下らないドラマに巻き込まれるのが一番疲れるから。 そういうのも、イロイロ経験してるから。 移動せずに一カ所で今くらいの稼ぎなら十分だよ。

私:若い子にとってはメンターだもんね、Kさんは。そうやって続いていくんだよね。老後の楽しみだね。

K: 昔っから、業界の連中からは「K、飛び地で営業中」ってよく陰口叩かれてたんだよね。 業界を無視して全く関わらずやってたから。 途中で気に入って自分でも使い始めたけど(笑)。 まぁ、ローカルで評価されてて十分集客出来てたら業界のイベントなんか出る意味がないって思ってたから。 客が溢れても全員こなせる訳じゃないんだし。 ほどほどでのんびりやるのがオレに合ってんだろな、きっと。

私:日々の積み重ねで今があるんだから、Kさんの日々の選択と真摯な努力が実を結んだんだよね。他人なんて責任もなくテキトーなこと言うから、そんなの気にして自分のやりたいことを我慢しても意味がないもんね。 経験がないならwork hardで、経験を積んだらwork smart だよ。じゃないと何のための経験なんだか分からないし、活用しないなんてもったいないよね……と自分に言い聞かせてるような (笑)

K:それ、ごもっとも。スマートにほどほどでのんびり。 それが一番。

というわけで、友人・Kとチャットしていて、気づいてしまったわけです。私にとっての成功と幸せというのは、世の中で言われている成功と幸せではないということに! 

私にとっての成功とは・・・ないです! 成功なんて考えたこともないし、人生において何をしたいとか、何を達成したらそれは成功と言えるとか、考えたことがないです。

私にとって幸せとは・・・日々の生活の中で感じるもので、それは瞬間だったり、一瞬が続いて何分、何時間、何日に及ぶこともあったり、でもそれを感じている時には感じることはなくて、振り返ったときに、「幸せだったなぁ」と思うもののような気がします。

さて、先日は、BFと一緒に、ビアンコ・ビアンコにまた行きましたよ!Thank YOU for taking me there again!

頂いたのは以下のとおりです。自然派シェフのお料理です。撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。

Today's Specialの白身魚(何でしたっけ?)のサラダ

スペインオムレツ 

エビのアヒージョ

カサルバイベリコベジョータ48カ月熟成

自家製ピクルス

サーモンとキャベツのパスタ

(こっそり)買ったばかりのZARAのサマーセーター(ピンク)を着てきました。デートですものね。なんだか最近、黒とか暗い色を着るのがイヤなんです。なんでしょうね、この心境の変化は。

Friday, April 27, 2018

Being Yourself

現場(有料老人ホーム)では、毎週水曜日の午後2時〜4時は、カラオケタイムで、先日、カラオケ・デビューをしてしまいましたよ! 歌うつもりはなかったのですが、先輩が「一緒に歌いましょう」とのことで、小林明子さんの「恋に落ちて」をデュエットしましたよ。先輩が1番と3番、私が2番(英語)を歌いましたよ。そして数日後、ある入居者様から声をかけられました。

入居者様:介護士のKさん(30代女性、既婚、2児の母)が、「天は二物を与えずっていうけど、タニグチさんは何個も持っていて羨ましい。きれいで、スタイルがよくて、英語ができて、歌が上手くて・・・」って言ってたわよ。

私:介護士のKさんだってステキじゃないですか。顔もきれいだし、スタイルもいいし、優しいし・・・

入居者様:私もそう言ったのよ。でもあなた本当にステキよ。

入居者様と別れた後、思いました。介護士のKさんは、私からしたら、「全てを持ってる人」なんです。若くして結婚・出産して、良い妻・母で、介護士として日々頑張っていて、本当に素晴らしい。私なんか、自分のためだけに生きていて、親孝行も出来ていないし、社会にも貢献していないし、だから日々悩むし・・・それに「ガン」なんかも持っていて、全然羨ましいと思われるにふさわしくないはずなんですけどね。

で、思いましたよ。人は見たいものしか見ないんだなって。だから人の目は気にせず、自分らしく生きるしかないですね。

介護職に転職してはや3ヶ月。現場(有料老人ホーム)での勤務経験は2ヶ月となりました。入居者様との日々のコミュニケーションに中で、色々なことを学びます。そして毎日色々なことが起こります。その度に笑ったり泣いたり驚いたり憤ったり。対人のサービス業ですからいつも「笑顔」で平常心を保っていなくちゃいけないって分かっていても、人間ですもの、「笑顔」ではいられない場面もあります。でもそれでいいんじゃないかなと思う今日このごろです。目の前にいる入居者様に寄り添って、一緒に笑ったり泣いたり驚いたり憤ったりができる介護者・管理者を目指すことが、私らしさなんじゃないかなと思っています。

さて、一昨日のことですが、BFとディナーデート@ビアンコ・ビアンコでした。Thank YOU! 頂いたのは以下のとおりです。撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。

トラウトサーモンとアボカドのカネローニ

イベリコハム入りクリームコロッケ トマトソース

イカのフリット

揚げナスとベーコンのパスタ

パエリア(1人前)

喜んでます、わたし。

パエリアの器がリラ(息子8歳)に見えてます。「リラん・・・ママよ・・・ママなのよ・・・」と優しく語りかけてます。

頂いたワイン(スペイン・白)はこちらです。ブルー・タコみたいな名前なのかしらね。

ちなみに、このお店のオーナー・シェフは、バテ(Ba That)さんという方で、ミャンマーから来日して25年になるそうです。小笠原伯爵邸(スペイン料理)副料理長の経験もある方だそうです。

「自分の夢を叶えようと23年の間、日本国内のイタリア料理、フランス料理スペイン料理レストランで修行をして来ました 料理の世界に入ったペーペーの頃から思っていたことは一つ、『自分でお店を開く時はスペイン料理とイタリア料理の両方を出したいな~』です。 何故かと言うと『麺類が好きな人やお酒が好きな人に昼はパスタ、夜はタパス、そして締めにはパスタもパエリアも食べられたら嬉しいだろうな♪』と思ったからです。 その夢が叶い、2年前に思った通りのお店を新丸子で開くことが出来ました。 僕のお料理の特徴は化学調味料、保存料着色料など使わず食材そのものを生かして調理していることです。使用するものは塩とコショーのみ、食材によってはコショーを使わない場合もあります。 産地や季節によって異なる食材からどのようにして旨味を出すか、は永遠の僕の宿題です。」

レストランに限らず、夢を抱き、パッションを持って仕事をしている人は素晴らしいですね。私もそういう風でありたいなぁと思いました。