入居者様:介護士のKさん(30代女性、既婚、2児の母)が、「天は二物を与えずっていうけど、タニグチさんは何個も持っていて羨ましい。きれいで、スタイルがよくて、英語ができて、歌が上手くて・・・」って言ってたわよ。
私:介護士のKさんだってステキじゃないですか。顔もきれいだし、スタイルもいいし、優しいし・・・
入居者様:私もそう言ったのよ。でもあなた本当にステキよ。
入居者様と別れた後、思いました。介護士のKさんは、私からしたら、「全てを持ってる人」なんです。若くして結婚・出産して、良い妻・母で、介護士として日々頑張っていて、本当に素晴らしい。私なんか、自分のためだけに生きていて、親孝行も出来ていないし、社会にも貢献していないし、だから日々悩むし・・・それに「ガン」なんかも持っていて、全然羨ましいと思われるにふさわしくないはずなんですけどね。
で、思いましたよ。人は見たいものしか見ないんだなって。だから人の目は気にせず、自分らしく生きるしかないですね。
介護職に転職してはや3ヶ月。現場(有料老人ホーム)での勤務経験は2ヶ月となりました。入居者様との日々のコミュニケーションに中で、色々なことを学びます。そして毎日色々なことが起こります。その度に笑ったり泣いたり驚いたり憤ったり。対人のサービス業ですからいつも「笑顔」で平常心を保っていなくちゃいけないって分かっていても、人間ですもの、「笑顔」ではいられない場面もあります。でもそれでいいんじゃないかなと思う今日このごろです。目の前にいる入居者様に寄り添って、一緒に笑ったり泣いたり驚いたり憤ったりができる介護者・管理者を目指すことが、私らしさなんじゃないかなと思っています。
さて、一昨日のことですが、BFとディナーデート@ビアンコ・ビアンコでした。Thank YOU! 頂いたのは以下のとおりです。撮影はいつもの努力家の写真家=BFです。
トラウトサーモンとアボカドのカネローニ
イベリコハム入りクリームコロッケ トマトソース
イカのフリット
揚げナスとベーコンのパスタ
パエリア(1人前)
喜んでます、わたし。
パエリアの器がリラ(息子8歳)に見えてます。「リラん・・・ママよ・・・ママなのよ・・・」と優しく語りかけてます。
頂いたワイン(スペイン・白)はこちらです。ブルー・タコみたいな名前なのかしらね。
ちなみに、このお店のオーナー・シェフは、バテ(Ba That)さんという方で、ミャンマーから来日して25年になるそうです。小笠原伯爵邸(スペイン料理)副料理長の経験もある方だそうです。
「自分の夢を叶えようと23年の間、日本国内のイタリア料理、フランス料理スペイン料理レストランで修行をして来ました 料理の世界に入ったペーペーの頃から思っていたことは一つ、『自分でお店を開く時はスペイン料理とイタリア料理の両方を出したいな~』です。 何故かと言うと『麺類が好きな人やお酒が好きな人に昼はパスタ、夜はタパス、そして締めにはパスタもパエリアも食べられたら嬉しいだろうな♪』と思ったからです。 その夢が叶い、2年前に思った通りのお店を新丸子で開くことが出来ました。 僕のお料理の特徴は化学調味料、保存料着色料など使わず食材そのものを生かして調理していることです。使用するものは塩とコショーのみ、食材によってはコショーを使わない場合もあります。 産地や季節によって異なる食材からどのようにして旨味を出すか、は永遠の僕の宿題です。」
レストランに限らず、夢を抱き、パッションを持って仕事をしている人は素晴らしいですね。私もそういう風でありたいなぁと思いました。
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