Wednesday, July 26, 2017

【MEMO】2017年おひつじ座の空模様 by 石井ゆかり

以下はポジティブな占いで有名な石井ゆかり先生の「2017年おひつじ座の空模様」です。

目の前が霞んだり、足元がふらついたりしたときに読むと、視界が晴れます。重心が落ち着きます。背中を押してもらって元気がでます。



ティーンエイジャーの多くが
自分たちより少し世代が上のロックスターに憧れます。
多くの社会経験を重ねて引退した中高年の人々が
若い人々の夢に賛同し、力を貸すことがあります。

どちらも、
「自分たちにはできないことをしている存在」
「新しい時代を、
自分には想像もつかないやり方で切りひらこうとしている存在」
だと感じるからこそ
応援したくなるのではないか、と思います。
自分では見ることのできない夢を見ているスターや若者を見つめ、
その夢に「参加する」のです。

2017年の牡羊座の人々は、
上記の例のなかの、
ロックスターや夢を抱く若者のような役割を
いつのまにか、引き受けているだろうと思います。
このことは2017年にいきなり始まるものではなく
すでに、2011年頃から歩き続けている道なのですが
特に2017年は、上記の例でいう
「ロックスターのファン」「若者の夢の支援者」
のような人々の存在を強く意識し、
また、密接に触れあうことになるだろうと思うのです。

もちろん、上のことは「比喩」です。
牡羊座の全員がスターになったり、
大それた夢を描いたりするわけではないでしょう。
でも、
貴方がずっと志している、
もっと新しいことに挑戦したい、
もっと自由になりたい、という願いを、
深く理解し、強く賛同し、
後ろから押し上げ、上から引っ張り上げてくれる手が
おそらく、2017年の貴方のまわりに
たくさんあるはずです。
それは、パートナーや家族かもしれませんし、
目上の人、先輩、友だち、
あるいはこの時期に出会う、
その関係性に何とも名前のつけようのない大切な人、なのかもしれません。

同じ「理解者」であり「応援してくれる人」であっても、
その人が貴方の中に「見ているもの」は、
それぞれに違っています。
老人は老人、ファンはファン、
パートナーはパートナーで、
それぞれ、理解してくれることも、
やってくれることもちがうはずです。
なぜなら、憧れや「応援したい」という気持ちは、
ファンや応援者自身の個人史と、
深く繋がっているからです。
たとえば、10代の子どもを事故で失った人が、
同じような年代で輝いているアイドルを応援したい、と感じたとき、
完全に「投影している」わけではなくとも
心の片隅で、子どもの面影とアイドルの姿とが
微かに重なっていないとは言えないでしょう。
私たちは誰もが無意識に
「自分と関係のあるもの」を見つけて、
それに注目するようにできています。
好きなものでも、嫌いなものでも、
自分の中にあるものとの関係が強ければ強いほど
抱く感情は強烈に、心を内側から叩きます。

私たちはだれかから期待されたとき
その人の期待に応えたい、と感じます。
でも、期待してくれている人は、かならずしも
「自分の期待に応えてほしい」とは思っていないのかもしれません。
むしろ、その応援の気持ちが純粋であればあるほど
応援している対象に
「限りなく自由であってほしい」
と思うものではないでしょうか。
自分自身の個人史と、応援するスターが
しっかりと心の中で結びついているにもかかわらず
そのスターに
「応援している自分の思惑などは一切気にせず、
限りなく自由に生きてほしい」
と感じるのは、一見、矛盾しているように思われます。

でも、実は矛盾などしていません。
なぜなら、
人の夢を自分の夢として生きたい、と願う応援者達は、
「自分自身では見ることのできない夢」
を、なによりも素晴らしいと思っているからです。
ロックスターが、夢を抱く若者達が、
あくまで自分自身の夢を描いているとき、
それに憧れ、希望を感じる応援者達は
「自分では見られない夢を、彼等に見せてほしい」
と願っているからです。
応援者達の「期待」は、
応援者の心にすでに描かれた夢で、
それは「見られる夢」でしかありません。
貴方にしか見られない夢を、限りなく自由に追いかけてほしい
というのが、
貴方の真の理解者・支援者の夢なのです。
その夢をこそ叶えるべく、
2017年の貴方は、めいっぱいに人の力をかりながら、
貴方自身の夢を追うことができます。

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[時期について]

1月は、心の中にあるいくつかの規制のようなものを
「解除」していくことになるようです。
許せなかったことを許せるようになるなど、
許容範囲が広がることで、
新しい可能性が見え始めるでしょう。

2月は愛と情熱の季節です。
非常に忙しい時期ですし、
貴方という存在に強いスポットライトが当たった状態になり、
自分を思いきり打ち出していくことを求められるでしょう。
プレゼンテーションや自己表現の場など、
「舞台」にも恵まれます。
ここでの「舞台」への道のりは
ちょっとしたミラクルに包まれているかもしれません。

3月は上旬が過ぎる頃には、
2月のエキサイティングな雰囲気もすうっと収まり、
落ち着きを取り戻せるでしょう。
それと同時に、2月に起こった華やかな出来事が
決して、一過性の打ち上げ花火ではなく
これから長く続いていく確かな展開へのポテンシャルを秘めている
ということがわかってきます。
2月にはじまったことをどうすれば長期的な軌道に乗せられるか
ということが、
この3月から4月のテーマとなるかもしれません。

4月は人から見えないところで
深い幸福を感じられるかもしれません。
誰かを救ったり、あるいは誰かに救われたり、といった
無償の交流が起こるでしょう。
この時期は星座を問わず、少しペースダウンしそうですが、
ゆっくりと基盤を築き、
「手に入れるべきものは全て手に入れる」
という重心の低い貪欲さで進んでいけます。

5月は4月と打って変わって、
一気に勢いが出てきます。
やりたいことにまっすぐに向かうことが出来ますし、
フットワークで勝負するような、活発な時期となります。
ガンガンしゃべり、ガンガン聞き出す、
熱いコミュニケーションが生まれます。

6月は「居場所」「環境」が動くかもしれません。
物質的・物理的な変化が起こりやすいときです。
引越や家族構成の変化などにより
生活のスタイルも少なからず変わるようです。
経済条件は上向きになりますので
欲しいものをどんどん手に入れたいときです。

7月は朗報を受け取れそうです。
身の回りのバタバタした雰囲気は続きますが
月の下旬には落ち着くでしょう。
愛のこもった会話で、みぢかな人との結束を強められます。

8月は2月に起こったことの「続編」もとい
「本編」のような時間と言えます。
思っていることややりたいことを強く打ち出し、
自分の存在をアピールできるでしょう。
貴方の自己主張を周囲が「待っている」気配もあります。
周囲の人々に対して、
太陽のような役割を果たせるときです。

9月は8月中に生じたややこしい作業を
バリバリ片付けて行けそうです。
8月はミラクルなドラマの時期なのですが
同時に、物事がこんがらがりやすいタイミングでもありました。
9月はそれをキッチリ整理し、
ミラクルの方もちゃんと軌道に乗せていく、
あくまで現実的な作業が必要になるでしょう。

10月は木星が貴方の「パートナーシップ」の部屋から、
「他者との融合」の部屋へと移動していきます。
これ以降、人間関係におけるざわめきは少し収まる一方で
そのうちの幾人かと、ピンポイントで
非常に深い交流を重ねていくことになるでしょう。
そこは
「自分は自分、人は人」
という切り分けが成立しないような、特別な時空です。

11月は交渉事や契約など、
人ときちんと向き合うことが必要なタイミングです。
自分に必要なものをきちんと獲得すべく、
要望をストレートに伝えることが必要になります。
人から多くの刺激を受け取れる時期ですし
自分からも人にぶつかって行って、
得るものが多いでしょう。
2016年秋から2017年10月にかけて
ひたむきに築いてきた信頼関係があるからこそ成立する
「真剣勝負」が発生するかもしれません。

12月は、2011年頃から続けて来た「長旅」を
一段落させるような節目に当たっています。
一つの到達点に立つ人もいれば、
ある王国の入り口に立っている人もいるでしょう。
ここからまた新しい世界に入っていく
という意識が生まれそうです。
この「長旅」の中で
貴方の知性は飛躍的な成長を遂げたのではないかと思います。
確かな専門知識を得た人もいれば
どんな遠い場所にも行ける実力を勝ち得た人もいるでしょう。
たった一人で長い道のりを歩き続けてきて、
やっとその「ゴール」にたどり着けるような
そんなポイントが12月末に置かれているようです。
この年末は貴方を支援してくれる人の情熱も
濃く熱いものとなっています。
おそらく、その人達は貴方の過去2年の旅程のハードさを
よく知っているのだろうと思います。
あるいは、過去2年ほどのなかで貴方が手に入れた力を
深く理解してくれているはずです。
その人達が貴方を通して見ているものを
この時期、貴方も一緒に目にすることができます。
そこで、
貴方の希望がその人達の夢になる、
ということを
ここではじめて実感する人もいるかもしれません。

[愛について]

2017年は、ほぼ全体が、
牡羊座の人にとって「愛の時間」です。
木星がパートナーシップの場所に位置し、
愛を司る場所で皆既日食が起こり、
年の前半は、愛の星・金星が
他ならぬ貴方の星座に長期滞在するのです。
これでもか!というほど、
星が貴方に「愛を生きる時間」であることを
指し示しているように見えます。

すでに愛の対象を得ている人は
その関わりを大いに育てて行けるでしょう。
人が生きている限り成長し続けられるのと同じで
愛もまた、いくらでも育てることができます。
何十年も連れ添った相手に対しても
まだ、新たな発見ができますし
相手と一緒にいることで自分に起こった変化に
驚きと喜びを感じることもできます。
この時期はそうした変化が特に急ピッチで進みます。
倦怠期の中にあった人や
相手に対して不満が募っていた人も
ここで、ちょっとしたミラクルが起こり、
愛が「再生」するかもしれません。

フリーの人には出会いが多いでしょう。
特に、お見合いなど、ある意味「正式」な出会いに縁がある時です。
この時期木星の位置している「パートナーシップの部屋」は、
「仲介者の部屋」でもあります。
また、木星自体が「目上の人、力を持っている人」を象徴しますから、
親戚縁者や仕事で「目上」の立場にいる人、
恩師や先輩などが、キューピッドとなってくれるかもしれません。
片思い中の人、辛い恋をしている人は、
自分と相手を対等に考える勇気が湧いてきそうです。
恋をするとどうしても、
相手に対して「弱く」なってしまいますが、
その「弱くなる」現象によって、
かえって恋愛が上手く行かなくなる、ということは
珍しくありません。
恋愛に関して「強くなる」ことは、
非常に難しい技ですが、
ここでは、自分という存在の強さや大きさを意識することで、
恋や愛する人に「立ち向かう」勇気が生まれるでしょう。
そしてその勇気こそが
相手から見た貴方の素晴らしい魅力となるはずです。

2月は愛が不思議な形で実る節目です。
「愛し合っている」と自認し合う人々の中には
お互いを縛って動けなくするほど愛が深い
と誤解しているケースもありますが、
少なくともここでの「愛の結実」は、
貴方を真に自由に解放する力に満ちています。
この2月と5月は、牡羊座全体が愛と情熱に包まれる、
2017年の「愛のピーク」です。

8月も、前述の「愛のミラクル」が起こりそうなタイミングです。
望ましい恋愛をしている人には強い追い風が吹くでしょうし
望ましくない恋愛に飲み込まれている人には、
軌道修正するための奇跡が起こるかもしれません。
2月と8月は子どもに恵まれる人も多そうです。

10月以降は、非常に官能的な時間が訪れます。
官能には、生命の根源に触れるような喜びと危険が伴いますが
そうした世界に足を踏み入れる機会を
多くの人が得るでしょう。

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貴方の夢は、
2016年よりも、2017年のほうが、
より多くの人の共有するところとなるでしょう。
でも、おもしろいことに
おそらく2017年のほうが、2016年よりもずっと
自由に夢を見ることができるはずなのです。
関係者が増え、増えた関係者がより深くコミットしてくれば、
みんなの都合が渦巻いて、なかなか自由に振る舞えなくなる、
というのが自然なイメージです。
でも、2017年は決して、そうはなりません。
増えた関係者は決して
貴方を縛ることはなく、
むしろ、貴方をどんどん自由にしてくれるでしょう。
それは、貴方が
「他の人には見ることのできない夢を追う」
という任務を、
貴方を愛し理解する全ての人のために
ひきうける覚悟を決めるからなのだろうと思います。

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