Saturday, December 10, 2016

好きなお店

私たちの好きなお店は、お店側とお客側の線引がきちんとできていることです。よく通ってくれるお客様は「常連」として大切に扱うけれど、決して、馴れ合いにはならないのです。その対応はとてもあたたく、同時にピリッとした空気も流れていて、それが「常連」にはとても心地よいのです。そして「常連」も、その「店」と「客」の線を決して超えず、「今日も楽しんでるよ、ありがとう」というメッセージをカラダ全体から発し、お店の雰囲気作りに貢献するのです。

私たちは決して自己主張はしません。腰の低い客だと自負しています。 いつも下手、注文するのだって、「手が空いたときでいいんで・・・」というスタンスです。そんな私たちがここ最近、「ちょっと無理難題を言ってしまったかなぁ?」と思うことは、「あのぉ・・・エイビシュウマイ3個じゃなくて、4個にしてもらえますか?」というお願いをしたことです。でもこれは、 他のお客様たちは当たり前のようにしていることで、私たちはそれを見習ったというか、マネっこしてみただけで、元々はそういうお願いを思いついたりしませんでした。

そんな低姿勢の私たちですが、でもなんでしょう、毎日たくさんのお客様を見ているお店側からすると、何か違う!と分かってしまうのでしょうか。私たちには「食神」がついていること、そうとう場数を踏んていること、きっと怒らせたら怖いだろうこと等。だからでしょう、どのお店に行っても、お店の店主はいつもなんだかビクビクしています。私たちが下手に出れば出るほど、ビクビクが大きくなるようです。特に老舗、繁盛しているお店ほど、そういう傾向があるように感じます。

さて昨夜は、私たちの好きなお店、蒲田にある「海老勝」さんへ行ってきました。このお店は、まずお料理がとても美味しく、そして客層がよく、お店側とお客側の線引がきっちりしていて、とても居心地がよいのです。

頂いたのは以下のとおりです。写真はBF(=努力家の写真家)です。長年、食の写真を取り続けているせいか、どんどん良い写真がとれるようになってきていると感じています。そのうち、食の本を出しちゃうんじゃないかな。

お刺身一人前

カニを練り込んだお豆腐(名前は忘れちゃった!)
 幻の三浦葉山牛のローストビーフ
 衝撃の1780円!

白菜のおひたし(柚子がアクセントよ!)
 一杯目の日本酒、「冩楽」の一升瓶持ってます! どや!
(頼んでないのに、お店の方が持ってきてくれたのよ)
 鍋奉行はBF!
 二杯目の日本酒、「日輪田」の一升瓶持ってます! どや!
(頼んでないのに、お店の方が持ってきてくれたのよ)
 雑炊奉行はわたくし! 
 お雑炊できました! どや!
(溶き卵を入れたらすぐに火は消してね by 雑炊奉行)

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