Tuesday, May 31, 2016

Bad Patient

私は「悪い患者」だと思う。なぜなら、本当のことを言わないから。

いやいやいや、これくらいのことならね、別に生死をさまようってことでもないし、想定内のことなんじゃないかって思うし、だったらあえて言う必要ないでしょって思うし、そんなに騒ぎたてることでもないような気もするでしょ、それにいちいち報告すると、面倒くさい患者だと思われちゃうんじゃないかなって思うし、薬はきいてないみたい、いや、きいてないけど、症状は軽くなった、ような気がするし、まぁ我慢できない範囲じゃないし、我慢すればいいし、我慢できるし。

私、この1年間、軽く5〜6回、風邪ひいてます。そして毎回、長引いています。症状はいつも同じで、熱なし、激しい咳、喉痛、痰で、最短で2週間、最長で1ヶ月続くという。

で、毎回、病院へ行くんですよ。でも、薬って、3日間分くらいしか出ないんです。で、毎回、その処方された薬を飲みきっても、治らないわけです。

じゃ、もう一回、行けばいいじゃないですか!ということなんだろうけど、そこが私の「悪い患者」ならでは!なところで、行かないんです。

先生に非はないの!治らない自分が悪いの!と思っちゃうというか、「ちょっとぉ、治んないんだけどっ!」みたいな感じで、病院に乗り込むクレーマー患者になりたくないというか・・・そんなわけで、毎回、行きません。ある意味、泣き寝入りですよね、これって。

でも今回、勇気を振り絞って、クレーマーになる覚悟を決めて行ってきました。

先生、驚いてました。「え? 毎回、咳がずっと止まらなかったの? え? 2週間? 3週間?」だいたいいつも、風邪をひくと、3週間くらい咳が止まりませんでしたって、今更ながら伝えました。そしたら先生、「検査する? レントゲンとか、血液検査とか?」っていうので、それはちょっとハードルが高すぎるっていうか、今回は様子みましょうよ!っていう気分だったので、検査はなしにしてもらいました。

でも、先生曰く、咳の様子が、どうやら喘息に似てるってことで、喘息の子供に処方するっていう、気管支拡張テープ(ホクナリンテープ)を出していただきました。「あまり効きすぎて、動悸がしたり、手足がしびれたりしたら、テープを半分に切って貼っていいからね」って。

先生、それってODですよねぇ・・・自分でOD見極めるの・・・まじか。

で、先ほど、抗生物質と、咳止めと、痰をきる薬を飲んで、気管支拡張テープを装着! 何か変化が?と思ったけど、そんな大きな変化はないようです。ただ、気のせいか、呼吸がしやすくなったような。いや、そんな気がするだけかもしれない。いや、わからん。でも、何か喉元、目元、痒かったところがスッキリしたような気がします。

これで症状が緩和されたからって、これで終わり!はだめですよね。この後、効き目についてとか、報告に多分行ったほうがいいんですよね。もしかしたら、風邪じゃなく、喘息かもしれないわけですし。

クレーマーじゃなく、「良い患者」になりたいと思います。

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