Sunday, May 11, 2014

Breast Cancer 17

5月3日(土)
「術後2日目」

午前3時半
ドレーン以外の管は全て取れたので、自由に動きまわることはできますが、この時間に起きても、外はまだ暗いですし、テレビはほぼ全局ショッピングチャンネルですし、売店は開いていないですし・・・やることがなくて参りました。 前夜の夕食が午後6時と早いので、お腹もすきました。(前日、BFが買ってくれた鮭のおにぎりを食べました。 Thank YOU!)

午前6時
看護師さんの訪室(検温、血圧検査、傷のチェック等)。

午前7時半
BFがきてくれました。 Thank YOU!

午前8時
朝食。BFが購入してきてくれたサンドイッチも食べちゃいました。 Thank YOU!

午前9時
看護師、医師の訪室。 ドレーンから出てきている液は黄色で、血液が混じらなくなってきました。看護師さんいわく、ゴールデンウィーク最終日には退院できるかもとのこと。

午前10時
地下の売店でパジャマ(半袖)購入。 スターバックスでアイスコーヒー購入。

午後2時〜
看護師さんに、シャンプーをしてもらいました。 これまでは、BFが、「洗わないシャンプー」で、髪の毛をキレイにしてくれていました。Thank YOU!

終日
やることがとにかくなくて・・・院内をぶらぶらして過ごしました。 ガーデン@6階や、地下1階の売店や、1階の売店、スターバックスなど。

5月4日(日)
「術後3日目」

午前3時半
起床時間はほぼ同じです。 前日に夜食(朝食?)を買い忘れたので、黒胡椒おせんべいを食べて、空腹をしのぎました。 

午前6時
看護師さんの訪室(検温、血圧検査、傷のチェック等)。

午前7時半
BFがきてくれました。 買ってくれた(これまで着ていた)パジャマを洗濯してくれました。 Thank YOU!

午前8時
BFと一緒に朝食。 

午前9時
突然、女医3名の訪室。 「今からドレーンを抜きます。 (ベッドに)横になってください」 言われたとおり横になると、「ちょっと変な感じがしますよ」 そう言って、女医#1がドレーンの管をにゅるっと抜いてくださいました。 尿道カテーテル同様、例えるならば、タンポンを抜くときの感じ。 にゅるるるる・・・。 抜いたところに、テープみたいなものを貼り、その上に数枚重ねたガーゼを貼ってくださいました。 「明日、退院です」と女医#2。 わたしが、「へ? あのでも、まだ、あの・・・」と訳の分からないことを口走ると、女医#3が、「ドレーンから出ている液も60㍉から30㍉に減りましたから、大丈夫です」と。 あまりの急展開に気持ちがついていきませんでした。 とにもかくにも、超人的な回復力で、翌日退院ということが決定しました。

午前10時
執刀医Y先生訪室。 胸の傷口に貼ってあったオブラートみたいな膜を剥がして、縫い目にそって肌色のテープを貼ってくださいました。 術後の経過はとてもよいとのこと。

午前12時
昼食。 ずっと麺が食べたかった! テレパシーが通じたのかしら? お蕎麦、美味しかったです。 それよりも、えび団子、美味しかった! 



午後1時
母が面会にきてくれました。 翌日退院だから来なくてもいいよとは言ったんですけど・・・母は東京に来たかったようです(苦笑) 

午後2時
看護師さんの訪室。 ドレーンの管を抜いた後、ガーゼを貼っていたのですが、それを取って、なんとバンドエイドを貼ってくださいました。

そうそう、術後1日目に、BFが、リラを連れてきてくれたのです。 Thank YOU! 痛みに強いわたしですが、やっぱりちょっとは痛かったのと、右側に寝返りを打てなかったので、リラが横で寝てくれることは、とても助かりました。リラは、医師、看護師の方々に大人気でしたよ。 担当医M先生は、リラがベッドでだらーんと寝ているところを目撃し、「あ、リラックマ、寝てる!」って言ってました。



終日
翌日退院と思うと、感慨深く・・・看護師さんたちからは、「え? もう退院しちゃうの?」っていう声もあって・・・寂しがっていただけるってこと、嬉しかったですけど、でも「またきます!」とも言えないですよね(苦笑) 

今回の入院・手術の経験から、学ぶことはたくさんありました。 

ひとつは、「頼る」こと。 術後1日目、管がたくさん入っていて、自分ひとりでは何もできませんでした。 たくさんの人がわたしのためにたくさんのことをしてくれる。 それを受け入れること。 感謝すること。

もうひとつは、なんか「自信」がつきました。 化粧もしてない、きれいな服も着てない、いい香りもしない、おっぱいは片方ない・・・というわたしですけど、たくさんの人がわたしを大事に扱ってくれました。 ←サービス業だからでしょう!といえばそれまでですけどね(苦笑) BFが言っていましたが、わたしの病室からはいつも笑い声が聞こえていたんですって。 確かにいつも、看護師さんたちと、とりとめのない会話をして、笑っていました。 今のままでいい! 飾らなくても、人を魅了する「力」がわたしにはある! と思いましたよ。 

さて、次回は、5月5日(月)「退院」について書きますね。

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