Saturday, May 10, 2014

Breast Cancer 16

5月2日(金) 
「術後1日目」

午前3時半
前夜は、テレビを見ながら麦茶を飲むこと以外にすることがなく、午後9時くらいには自然と眠くなり、寝てしまったので、目が覚めるのは早かったです。 カラダに入っている数本の管のせいで、自由に身動きをとることはできなかったので、ベッドの上部や下部を上げたり下げたりして、ベッドとカラダの接地面を微妙にずらして、痛みを軽減しようとしていました。 前夜同様、テレビを見ながら麦茶を飲むこと以外にすることがなく、ただひたすら時間が経つのを待っていました。 傷口の痛みは、0〜10のスケールで3くらい。

午前5時半
看護師さんは、患者さんの病室を回り、声をかけて起こしているようでした。 「おはようございます!」と言うと、「おはようございます。 早い(起床)ですね」と看護師さん。

午前6時
看護師さんによる検温、血圧、尿量のチェック。 どれも問題なし。 

点滴のチューブをみじかく切って封印した様子。手の甲には点滴の針が刺さったまま、みじかく切ったチューブと一緒にネットで固定。 管、ひとつ抜けた!

午前7時
BFが来てくれました。 Thank YOU! 

午前7時半
看護師さんが尿道カテーテルを抜いてくださいました。 「ちょっと変な感じしますよー」といいながら、スルスルと。 例えるなら、タンポンを抜く感じで、にょろっと出ていきました。 管、ふたつめ抜けた!

午後8時
待ちに待った、断食36時間あけの、食事です。 おかゆがメインで、メロンと、おかずは1〜2品だったような・・・(覚えていません) BFと一緒に少しずつ少しずつ食べました。 

午後9時半
看護師さんが、手の甲に入っていた点滴用の針を抜いてくださいました。 あとは、胸の下に入っているドレーンが抜けるのを待つばかりです。 (後日、この手の甲の点滴後は、想定通り、青あざになります 苦笑)

午後10時
BFと一緒に、6階にある院内ガーデンへ。 下記の写真の撮影は、素晴らしい写真家=努力家のBFです。 術後1日目とは思えない、ものすごく元気なわたしを撮ってくれました。 Thank YOU!

良い笑顔です。 (首から下げているのは、ドレーンの先、血液やら浸出液やら何やらがたまるバッグです)


いやー、シャバの空気はいいなぁ。 ビールが飲みたいな、おぃ。


桜の季節に、聖路加タワーをバックに、隅田川のほとりで撮影した写真があります。 この写真は、そのバージョン2で、タワーの反対側での撮影です。


午後12時
昼食メインは、お魚。 BFのランチは、1階の売店で買ったお弁当。 一口、二口、交換して、美味しくいただきましたよ。

午後1時
(乳がん経験者)ボランティアの方が訪室してくださいました。 彼女は現在57歳。 可愛らしいネイルをして、品の良い服装、アクセサリー。 年令よりも若く見えます。 彼女は、44歳の時に手術(全摘+リンパ節切除 ←当時はこれがデフォだったよう)、13年後の今、再発はしていないそう。「あれはダメ、これもダメ」ということを自分にかすことなく、好きなものを飲食し、好きな運動(ゴルフ)をしているそう。 

「わたしち(=乳がん経験者)は、これからもずっと(乳がんの)再発のリスクと共存していかなくてはなりません。 わたしも今日までずっと、定期的に検査をし、その検査の前日は毎回とても落ち込むし、検査結果を聞く日は毎回不安になります。 でも、『再発するかもしれない』と恐れながら生きるのは、つまらないでしょう。 再発したらしたで、その時、考えればいいし、素晴らしい先生方に対処をお任せすればいいんです。 それまでは、思いっきり『生きる』んですよ」

午後2時〜
BFと一緒にお昼寝。 

午後6時
夕食の献立は・・・覚えてません! でも美味しかったことは覚えていますよ。

午後7時〜
担当医M先生の訪室。 傷はキレイだとのこと。 (胸と腕を)動かしてはダメですよ!とのこと。 看護師さんいわく、ドレーンから出てきてる液の色が薄くなったとのこと。

さて、次回は、5月3日(土)〜4日(日)「術後2〜3日目」について書きますね。

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