Sunday, April 20, 2014

Breast Cancer 11

4月18日(金)、聖路加国際病院 さんへ行ってきました。執刀医のY先生とのコンサルということで、BFも一緒に行ってくれましたよ。Thank YOU!

午前9時半の予約でした。受付のところで、「8人の方が待っていらっしゃいます」と言われ、「こりゃ、1時間半待ちか・・・」とガックリ。前回、前々回、前前々回の経験から、それくらいの待ち時間は覚悟しなくちゃなと思いました。でも実際は、そうではありませんでしたよ。約30分後くらいには執刀医Y先生のオフィスに呼ばれました。(先生ご自身でドアを開けて迎え入れてくださいました。ありがたいです)

まずは、触診。右乳房だけじゃなく、左乳房も診察してくださいました。「自分でここってわかる?」と先生に聞かれ、「あ、はぃ、このあたりです・・・」とわたし。「痛みとかありますか?」と聞かれ、(針生検のせいか)痛みはあるんですけど、なぜか「ないです」と答えてしまいました。←え? なぜ?

触診の後、Y先生はとてもやさしい眼差しで、的確な説明をしてくださりました。

「がんは乳首・乳輪に向かって根を張っていくので、残さず取ったほうがいいでしょう」

「健康な乳房(左)は下垂しているけども、再建すると乳房(右)はそれより上の位置になるので、乳首・乳輪を残すと左右の(乳首・乳輪の)位置がずれます。それよりは取ってしまって後日再建したほうがいいでしょう」

「どこをどれくらい切るかは任せてください、前を大きく切るかもしれないし、前を小さく切って、横からエクスパンダーを入れるかもしれません。リンパへの転移があるかないかは手術してみないと分からないので・・・任せてください」

わたしもBFも、ポジティブな意味で、質門の余地がありませんでした。もちろん手術に対する漠然とした不安はありますけど、先生のカラダ全体から、「わたしに任せてください。大丈夫です」というオーラが出ていたので、もう「まな板の上の鯉」の覚悟ができました。

この後、乳腺科で看護師から手術の説明、入院手続き科で入院の説明・手続きを行い、病院を後にしたのは12時半くらい。←やはり、長かった(苦笑)

ランチは二子玉のお寿司屋さんへ。そこからの⇒蒲田のカラオケ屋さんからの⇒蒲田のスナック「霧島」さんからの⇒環八沿いの中華料理店「虎の子」さん。←何軒はしごしたのよっ! やりすぎよっ!

我ながら、「乳がん」患者とは思えない切れっぷりです。いや、「乳がん」を忘れたかったのかなと思ったりもします。この1ヶ月半くらい、「乳がん」しか考えてこなかったし、BFとの会話も「乳がん」ばかりだったから、こういう風に「乳がん」を知らない人たちと触れ合って馬鹿みたいに大騒ぎするってこと、とても良い機会でした。「息抜き」ってこういうことなのかなって思いました。

つきあってくれたBFには心から感謝です。蒲田のスナック「霧島」さんで、BFは女性陣にモテモテ。池上でスナックを経営していたというTさんからは特に熱烈ラブコール。「やだー! わたしの彼に触らないでー!」とヤキモチをやいたりすれば可愛いんだろうけど・・・いやー、とても誇らしかったです。玄人から愛されるって滅多にないことです。ウソの「好き」と本当の「好き」は、元水商売のわたしにはわかります。お姉さんから「好き」と本当に言われているBFと、ステキなBFと一緒にいられること、とても光栄に思います。いつもありがとう。

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