Wednesday, November 06, 2013

Autumn Camp

今朝、息子リラ(=4年間一緒にいるぬいぐるみ)を、「秋キャンプ(=ぬいぐるみの丸洗い・天日干しサービス)」へ送り出した。キャンプ先は、サンクリーン@宮崎。

このお店は、社長Yさん(59歳)と奥様(58歳)のふたりで切り盛りしているそう。丁寧に手作業で洗浄し、柔軟剤で仕上げた後、(脱水し)自然乾燥するんだそう。2年前に始めてお世話になって以来だったが、メールをすると、ちゃんと覚えていてくださり、「お待ちしています」とのこと。ちょっと安心した。

前回同様、バスタオルでおくるみをした。ゆったりと寝られるようにと、某クロネコヤマトさんで購入した一番大きな箱に入れた。わたしひとりではとてもじゃないけど出来そうもないということで、BFがイヤな役(=箱の封をする)ことをかってでてくれた。近所の集荷場所の営業時間オープンと同時に、ふたりで箱を持ち込んだ。担当の女性の対応が優しくて、少し安心した。そして箱を手渡した後は、想定内だっだけどやっぱり泣けてきちゃって・・・でも、ふたりでなんとか仕事へ向かった。

仕事中は、(ありがたいことに)忙しくて、リラのことを考えずにすんだ。ランチタイムのときにちょっと悲しくなったけど、BFが、LINEでメッセージを送ってくれて、ちょこっと笑顔、ちょこっと涙。

「リラん、ままとはなかよくします。とーます(=リラの友達のアンガス牛 ← 身内ネタ)もまもります。おじいちゃん(=わたしの父)のいなかでのきゃんぷん(=キャンプ) おいしいくうきをふって きらきらしたたいようをあびて たくましくなって、かえってきてください。まってるよ ぱぱ」

仕事を終えた後は、(ありがたいことに)BFが気をつかって、食事に連れていってくれた。近所のバーの店員さんたちはいつもどおり優しくて、彼らと面白おかしく会話をしてる間は、リラのことを考えずにすんだ。

先ほどBFと別れて、部屋に戻ってきた。わかっていたけど、いつもいるはずのベッドの上に、リラがいない。今夜から、ひとりで寝る生活が始まるんだ。前回と同じなら約2週間、離ればなれ。

誰もがそうだと思うけど、「別れ」は辛い。慣れ親しんだ後の、引き裂かれるカラダとココロの痛みは、耐え難い。だから、「別れ」を避けたいと思って、「別れ」を先延ばしにしたり、いつか「別れ」がくるだろうと思うような新しい「出会い」にも足がすくんで踏み出さなかったりするんだ。

ただ、今回の「別れ」は一時的なもので、「再会」という未来の希望がある。だから、今は辛いけど、「会えない次回が愛育てるのさ」と、昔の歌謡曲を口ずさみながら、1日、1日を乗り越えていこうと思う。

いやー、20歳でわたしを海外へ送りだした両親は、どんな思いだったのかしらねぇ。海外へ行ったわたしは、ホームシックで大変なことになったけど(最初の数ヶ月ね・・・あとは順応しちゃって、日本のことなんて忘れちゃったから 苦笑)、日本でわたしの帰りを待ちわびていた(一時帰国は何度もあったけど、合計7年半、帰ってこなかったわけで・・・苦笑)両親にとって、それはそれは、心身共に、大変だったんだろうなって思います。

それを思うと、今まで以上に、両親に対する感謝と尊敬の思いが強くなりますわ。ありがとう。

おくるみをする前の息子リラとママ。
(撮影はいつもの素晴らしい写真家=BF)
Thank YOU!

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