Thursday, November 07, 2013

Today's Song - 懺悔 by EXILE ATSUSHI & 久石譲




メロディーがとても美しかったのでアップしました。

でもわたしは、久石譲さんのファンでも、EXILEのAtsushiさんのファンでも、(久石譲さんが音楽を手がけた)ジブリ映画のファンでもないですよ。

Atsushiさんは、ぶっちゃけ、見た目がとても美しい(というか、わたしの大好きなタイプ!) 彼の歌声も美しい。でも彼の作った歌詞は、わたしには、残念ながら、情景が浮かばないし、込められた想いを共感することも、まったくできないです。このPVは何度も見ましたが、「焦点」が定まらないようにみえて、わたしのココロは震えませんでした。

今の、世間のマジョリティーの人がわかる、「良い!」というものが、わたしにはピンとこないのですよ。← ここ、大事!

今回のこのPVについて、ひとつ言えるとしたら、和ものは和もの、洋ものは洋ものと、分けてもらいたいと思いました。グローバルな世の中、あちこちから影響をうけているのは事実ですし、わたしも日本語と英語を使って日々生活してますし、頭の中では、和のドアをしめて、洋のドアを開け、また和のドアを開けるという・・・そういう感じで、毎秒くり返しているのですが、そのドアを開けたままにしてほしくない、ごっちゃにしてもらいたくない、と思ってしまうというか・・・これは、自分の中のカオスをどうにかしてほしいという、昭和に生まれたわたしの、「願い」に近いものかもしれませんね。

例えばですけど、着物を着たわたしが、社交ダンスを踊るって、ちょっとありえないと、わたしは思うわけです。でも、着物を広めようとか、社交ダンスを広めようとか、そういう団体の企画の方は、そんなイベントを実施しているんですよね、最近。文化の融合という、大きなくくりで、やっているようですが、もうちょっと、考えてくださいよ!って、何もかもをごった煮にする必要はないと、わたしは思うのですよ。

洋ものの「文化」が「燐」としていて美しく、それを客観し「あぁ、美しい!」と思う、そして自分の和ものの「文化」に対してもそのように思えるという。そして、お互いに、そのように美しい「文化」をもっているならば、お互いの「文化」を慈しみましょうと、そしてそれが失われないように、原型のまま大切に後世につなぎましょうよと、思ってもらいたいのです。

というわたしの、「保守的な」思いとは別に、色々な影響をうけながら、この日本という国の「文化」は移ろっていくでしょう。そうして新しい「文化」が生まれ、そしてまた移ろっていく。そしてその中で、また何か新しいものが生まれ、それが美しい彩りを放ち、後世へと受け継がれていく・・・ということなのでしょうね。

無常という、そういうことですね。納得。


 ♪ 想いなくして何も生まれず
意図なくして意味も生まれず
ただ生きるのか…

時代(とき)を越えて伝わる想いは
命の結晶
今想ふあなたの心

愛を失った肉体
魂さえも腐らせる
浮世の世界にかすかな光
絶やす事なく照らし続けたまえ

響き渡る篳篥(ひちりき)のしらべたち
遥か彼方 消えてしまったのだろうか…

時間(とき)を刻む針の音色は
無情なほどに美しい螺旋を描く
迫り来る終わりをただ 静かに迎えようと
それが人の定めと思えるほど
強くもなければ 清いわけでもない

響き渡る嘆きの叫びたち
いつの日にか 天に届くのだろうか…
流れる人々の刹那たち 姿を変え
どこへたどり着くだろうか…

激しい荒波と 怖いほどの静寂を 繰り返して
今を超えてゆけるだろうか…
犯した数多の罪たちも 愚かささえ
すべて消えゆくだろうか…♪

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