先日(土曜日)は、
Dance Studio Sam Circus@川崎でレッスンでした。全10回の入門コースの3回目です。
先週に引き続き、今週も、毎朝ヨガをしましたし、毎晩ステップの練習(マンボ、ブルース)のおさらいをしました。
今回は、ちょっと早めに到着したので、12時からの団体レッスンの見学をすることができました。 生徒さんたちは約10名。 平均年令はたぶん60歳くらい! 教えるのは、西尾順子先生です。
皆さん、ワルツを練習していました。 男性が3名、残りは女性ですので、先生が男性役をつとめても、女性が余ってしまいます。 余ってしまった女性はエア・ダンスをしていました。 先生は、1曲終わると、まだ先生と一緒に踊っていない生徒さん(女性)と組んで踊ります。 一度先生と踊ってしまった生徒さん(女性)は、生徒さん(男性)の争奪戦です。 何しろ、ステップが、男女では、真逆なので、男女で組まなくては踊れないのです。
いやー、皆さん、何年も踊っていらっしゃるので、背筋がスッと伸びて、ステップもスムーズで、とても美しい!
実は、わたしの担当の先生、その日、「遅刻」という連絡があり(笑) わたしは、団体レッスンが終わった生徒さん(女性)たちと井戸端会議を楽しみましたよ。 根掘り葉掘り、いろいろ聞かれちゃいました(苦笑)
そうこうしてるうちに、先生登場。
「えっと、前回までにマンボとブルースを覚えちゃったわよね・・・でも、もう踊ることもないでしょうけどね・・・笑」
「先生・・・わたし、毎晩、ステップの練習したんですよ。それなのにもう踊ることないって、それってなんか、虚しい・・・」
「あ、でも、練習は大事よー! この先、覚えるダンスのためにはぜったいになるからねっ! じゃ、今日は、ジルバをやりましょー!」
というわけで、入門コース後半に教えてもらえるはずのジルバのステップを。
スクエア・ルンバとブルース同様、ジルバも男女が組んで踊ります。 前回は初めて先生と組んで踊ったので緊張しましたが、今回は余裕! 先生の手に手を重ねてスタート。相変わらず、柔らかいグリップでした。
簡単に基本ステップ数種類を教えてもらった後、すぐに音楽をかけてダンス!
「上手! やったことないって、ぜったいウソでしょー! 普通、このステップ習得は3ヶ月くらいかかるんだけど、やっちゃいましょ!」
「いい? 男性がこう手を出すと、それが合図なの。 それを軸にクルッと廻る!」
いや、先生・・・そんな急にクルッと廻れないですって(苦笑)
「あ、そっか。じゃ、まず壁に手をついて、それで廻ってみて。半回転よ!」
わたしが壁を重心にクルッと廻ると、見事にグラっとなって、ぐちゃぐちゃ。
「いい? 今の反省! 壁は敵じゃないの! 壁はそこにただいるだけなの。 だからそんな風にバンって押しちゃ、ダメ! 優しく手をあてて、後は自分でクルッと!」
先生の教え方、わたしにはとてもイメージしやすいんですけど、これ、普通の人には分かりづらいかもしれないですね(苦笑)
そして、ここからが肝です! かなり難しいステップに手こずっていたわたしに、先生がいいました。
「いいっ? あなたは、男性より先に踊っちゃってるのよ。それはダメ! ちょっと遅いくらいがいいのよ。 あ、遅れちゃったかなって思っても、全然遅くないんだから。それくらいがいいのよ!」
あぁ、わたしの性格ですね・・・(苦笑) 男性のリードを待てない。 自分でリードしちゃう。 これでは男性の顔が丸つぶれ(苦笑)
「ちょっと、ここに手をあててみて! あらっ、触らせたがりじゃないのよー 笑」
そういって、先生は、わたしの手をとり、先生の腰に。
「なんか、わたし、先生の腰を触りたいいやらしいオバサンみたいじゃないですか・・・」
「あら、最近、ラテン踊ってないから、ブヨブヨよー 笑」
でも、先生の腰はとても細くて、贅肉なんて一切ありませんでした。 先生の腰に手をあてて、何度も動きを確認して・・・さぁ、いざ、ダンス!
「ちょっと、ヤダー! 上のCDプレーヤーはテンポを調節出来るんだけど、壊れちゃったみたい(笑) 下のプレーヤーでいきましょー! ちょっと速いけど、大丈夫よね。さあっ!」
そんなこんなで音楽に合わせて踊り始めました。
「いい? 今のままのステップを続けててね・・・」
そういって、先生は、教えてもいないステップを、まじかよ!っていうくらい、じゃんじゃん入れてきました。 さすが先生なんだなぁと思ったのは、先生の手が、やわらかく、そっとわたしを押しだすだけで、わたしの行く先が決まり、わたしはそこへ向けて体全体が動いてしまうのです。素晴らしいですね。北島康介じゃないけど、「きもちいー!」って思っちゃいましたよ。
あっという間の30分間のレッスンでした。
「来週もまた同じ時間でいいー? もー、すごく上手! ぜったいやったことないって、嘘だってー! 笑」
というわけで、来週も同じ時間に伺います。 で、入門はまだあと7回あります。次週のレッスンまでの1週間は、今回教えていだたいたジルバの復習をいたします。
がんばります♪