余談ですが・・・
先生登場を待っていた時、団体レッスンの生徒さん(推測年令75歳)とお話をする機会がありました。
「今日で何回目?」
「5回目です」
「ここで習って、お父ちゃん(=ご主人)に教えてあげるの?」
「いぇ・・・苦笑」
彼は、団体レッスンの生徒さんの中でも、ずば抜けてお上手。女性たちから、「踊ってくださいませんか?」と、練習中も、練習後も、引っ張りだこです。
「お上手ですよね」
「みんな同じだよ」
「すごくキレイに踊ってらっしゃって・・・わたしもいつか、みなさんみたいに踊れるようになりたいです」
「みんな同じだよ・・・裕也先生に教えてもらってるんだろう? 基礎からやるのはいいよ」
そう言った後、彼は、ダンスシューズを脱ぎ、それをキルト地の、もしかしたら奥様が作ってくださったのかもしれないシューズケースにしまいました。そして、土方の人が着るようなベストを羽織り、「じゃ、がんばってね」と言い、帰っていきました。
彼のダンスは、とてもおだやかで、入門コース第1回目から見ていたというか、気がつくと目で追っていたというか。他の方々とはお話する機会もあったんですが、彼に、お声をかけて頂いたのは、今回が始めてです。社交ダンスを愛する仲間として認識してもらったというか、そんな感じで、心があたたかくなりました。
というタイミングで、先生登場です。いざっ!
No comments:
Post a Comment