Saturday, October 06, 2012

Diamond Ring


今朝、年下の女の子Hさんからメールがきました。

タイトルは「おはようございます」。彼女とは土曜日の朝一の映画を見に行く間柄なので、「あ、また映画のお誘いかな?」と思って読んでみると・・・

「突然の報告ですが、この12月に挙式、入籍をすることになりました。式は12月◯日の予定ですが、親族のみで執り行うため、お招きできなくて申し訳ありません・・・本日引越しをし、新居は下記の住所になります。お近くにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください。」

わぁ♡

彼女のBFさんも、もちろん知っています。というか、彼女との出会いより、彼女のBFさんとの出会いのほうが先だったのですが、気がついたら彼女と会う機会のほうが多くなり、今では彼女のほうが仲良しなのです。ふたりともまだ若いのにとても礼儀正しくて、ご両親のしつけの良さですね、素晴らしいカップルです。そうそう、ふたりとも「大学院」まで行っているからでしょうか、会話の運び方がスマートで、とても面白くて、話しているとあっという間に時間がすぎてしまいます。お似合いのふたりの嬉しいニュースに、まるで妹や弟のことのように、嬉しくなってしまいましたよ。引越しの最中でお忙しいとは思いましたが、どうしても「おめでとう!」と伝えたくて、お花を贈りましたよ。

さて・・・

同じタイミングで、妹からメールがきました。

「◯◯さんと別れました。これからは実家で暮らします。」

同棲して約2年くらいでしょうか。BFさんとは一度、前職のイベントでお会いしました。わたしより2つ年上の方で、脱サラをして音楽とドリンクが楽しめるバーを経営していらっしゃいます。バー経営者と聞いていたので、チャラ男か?と思っていたのですが、おっとりとした物静かな方という印象をうけました。ふたりの末永い幸せを祈っていただけに残念なニュースでした。

そして先程、妹から小包が届きました。開けてみると・・・ダイアモンドの指輪です。送り先は、今まで住んでいた住所ではなく、実家の住所になっていました。

人は境地に立たされたときほど、その本質が見えると思います。

妹は2度の離婚を経験し、2度めのご主人は他界しました。当時、妹はどうなることかと、家族全員でとても心配したものです。でも妹は、ゆっくりとですが、その「傷」を癒し、未来に向かって歩き始めました。今回の離別、とてもつらかっただろうと思います。でも、つらい決断をしたというのに、それでも分け与える「愛」がある妹を誇りに思います。前に向かって歩いていこうとするその姿に、涙がでました。妹の懐の深さに、改めて敬意の念を覚えました。そしてそんな妹と家族として生まれ、一緒に生きていけることに、心から感謝です。

年下の女の子HさんとBFさんの末永い幸せを祈っています。そして妹の明るい未来を心から願っています。

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