Wednesday, October 03, 2012

To Tell or Not to Tell
(And How to Tell or Not to Tell)

先日、ある人からメールがきました。着信は午後2時。

「今、離婚話をしています。自分から言い出したことだけどグダグダになっていて、自己嫌悪です・・・でもいづれちゃんと答えをだします。自分のためにも、彼のためにも。」

そして今日、またメールがきました。着信は、午前0時。

「私、別れることにしました。離婚届ももらってきました。いろいろ考えて・・・怖いけど決めました。」

誰かに聞いてほしかったんだろうと思うけど・・・ちょっと待った!

まず、着信の時間ですけど、午後2時っていうのは、わたしが働いていることはわかっているはずで、お昼ごはんを食べて「さぁ午後の仕事がんばろう!」っていう時間です。午前0時っていうのは、わたしが早寝早起きなのはわかってるはずで、朝起きて一番最初に読むだろうということを想像できるのではないかしら? 

そういう時間にこういうメールを送るのはどうなんでしょ?と思ってしまいましたよ。

実はわたしたち、そんなに仲がよいわけじゃないんですよ。そういう相手に、「離婚」っていうディープな話の経過について話すのも「?」です。それより何より、わたしは結婚もしたことないわけですし、「離婚」の相談相手としては役不足なはずです。そんなわたしに役立つアドバイスなどが出来るわけもないのにね。

結局、自分の中のモヤモヤしたキモチを吐き出したかっただけなんだと思います。でもそうなら、特定の人物宛にメールをするんじゃなくて、Blogを書いたり、SNSで呟いてほしかった。

もしわたしだったら???

自分のことですから、自分でまず片付けて、それから報告する・しないと考えるのではないかと思います。

自分と相手との関係性、どういう風に関わっているかという、お互いの間に築いてきた「信頼」や「愛」がどれくらいあるか、そういうことを考えた上で、報告する・しないを決めるのではないかと思います。

報告する!と決めた場合には、相手が驚かないように、(だって聞きたくない話ですものね)、ものすごく配慮して、伝えるんじゃないかと思います。

たぶんメールなんかじゃなくて、ずっと時間がたってから、記念日でもない普通の日のディナーやランチの時に、「あ、そうそう・・・」って、聞き流してもらえるようなタイミングで話はじめて、その決断に至るまでの詳細は省略して、短くまとめて話すんじゃないかと思います。そしてその後すぐに、何事もなかったかのように、次の話題へとうつるんじゃないかと思います。何か面白い話をすると思いますね。

でも、そんな風に面倒くさいことを考える人は少ないかもしれないですね。自分の話したいことを、話したいタイミングでする、という人が一般的なのかもしれません。

だとすると、実はわたしが、面倒くさい人間なのかもしれませんね。ごめんなさい。

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