Sunday, September 30, 2012

Qatar Japan 2012 

今日は元同僚のEちゃんと一緒に、六本木ヒルズで行われている5日間限定(イベントQatar Japan 2012へ行ってきました。

台風接近中だからでしょうか、中近東の国のイベントだからでしょうか、いつもの週末は人でごった返している六本木ヒルズですけど、今日はあまり人がいなかったです。でもそのおかげでゆっくりと会場内を廻ることができ、ステージでの様々なショーも最前列で見ることができましたよ。

アルジャジーラの特派員の方のプレゼンが素晴らしかったです。西洋と中近東の報道の違いについて語っていました。「西洋の報道はとても偏っていました。でもアルジャジーラは、西洋の人の命と、中近東やアフリカの人の命とを、同じように扱い、報道しました。『命の重さ』は同じなのです」思わず涙が出てしまいましたよ。

音楽がまた素晴らしかった!びわのような楽器と、バイオリンと、キーボードと、琴のような楽器と・・・。男性ボーカルが歌っていたのはどうやら「恋愛」の歌のようでした。それに合わせて、男性たちが手拍子をとっていて、この手拍子がリズミカルでなんとも格好いいんです。思わず踊りたくなってしまいましたよ。

さて、カタールに限らず、中近東の男性たちは、「Men in White」ですよね。日本ではなかなか見ることができませんけど、会場内には、たくさんいましたよ。

で、この白い服、調べてみました。「トーブ(thobe)」というそうで、地面まで届くような長いシャツです。トーブの下には、白い綿のズボン「スルワル(sirwal)」を履いているそうですが、それはほとんど見えませんでした。足元は茶色とか黒とか白のサンダルがちらっと見えました。頭には、「タキーヤ(taqieh)」という白いネットのような帽子をかぶった上に、「ゴトラ(ghutra)」という四角い布を乗せ、「エカール(iqal)」という2重の輪で固定しているそうです。

彼らは、ごっつい時計やら、2カラットくらいの石のついたごっつい指輪をしていたりします。レイバンのような大きなレンズのサングラスをかけている人もいましたね。ヒゲは必須です。すれ違うと、とっても甘くてどーんとした香りがします。いやはや、おしゃれさんたちですね。

会場内には、民族衣装をきた女性が香炉を持って歩いていて、とてもよい香りが漂っていましたよ。

カタール航空館でカタールの景色をバックに写真を撮ってもらったり、レモングラスのような香りのする「ヘナ」のアラビアンタトゥーを、「アバヤ(abbayah)」という黒いマントと「シェラ(shaila)」という黒いマスク姿の女性たちにつけてもらったり、「デイツ」というドライフルーツとスパイスの効いたコーヒーをいただいたり、カタール料理を食べたり・・・あっという間に時間は流れ、なんとわたしたち、5時間くらい会場にいましたよ。

異文化に触れるというのは、久しぶりの体験です。初めて渡米したときのように、ココロが躍りましたよ。カタールの文化・習慣・宗教に触れ、それに敬意を払うと同時に、自国に対する想いも深まりました。異文化交流って、いいですよね。

偉い方の写真が入り口に飾ってあります。


入り口にはカタールと日本の国旗があります。


カタール美術館会長からのウェルカムメッセージ。


建物のあちこちにこういうステキな窓があります。


これ、壁に映し出された映像です。この建物の中には、iPadを埋め込んだパネルが3つ設置してあって、現地の美術館にある美術品を見ることができます。


会場内にある椅子はとてもかわいい!



カタールのアーティストたちの作品がたくさん飾ってありました。


会場内に設置されたモスクです。男性と女性の入り口は別々なんですよ。




ランプがステキ!

手前はチキンのトマト煮で、奥はスパイスの効いたクスクス、これもトマト味です。サフランライスはとても美味しいです。


念願の!「Men in White」たちとの写真です。


わたしたち、かなり嬉しそう♪


ステージには大きなスクリーンが設置されています。


「Men in White」たちのパフォーマンスです。打楽器のベースに合わせて、右と左のグループの掛け合いのような歌です。



剣を持っている人たちがステージ上を歩きまわり、歌を歌います。




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