Sunday, March 01, 2009

Swing Out Sister Waiting Game



スイング・アウト・シスター@ビルボードライブ東京は、「目から鱗」の体験だった。 

(あたらめて、Wさん、ありがとね♪) 
いろいろな、「気づき」があって、その中でも衝撃的だったものベスト3!


① ヨーロピアンとアメリカンの違いを感じたわ。 「個人主義」って、欧米の特徴って思ってたけど、アメリカだけの特徴かもなーって思った。 だって、ものすごくハンブルだし、ものすごく協調性があって、メインボーカリストも、自分の声は楽器のひとつって思ってる感じなのね。 それがすごくあたたかくて、「みんなでやってます」っていうのが前面に押し出されてて、良かったな。

② 歌詞がね、響いたわ。 このバンドの曲を聞いた当時は、英語なんて分からなくて、曲を聴いても、「ラララララー」って感じで歌ってたんだけど、今聞くとさ、歌詞が走ってくるのよね、音に乗って。 それが、むちゃくちゃ、気持ちよかった。 ああ、そういう意味!って思ってさ。 当時も、ここが音楽の素晴らしさなんだけど、もちろん歌詞なんか分からないんだけど、でも、どんなにアップビートでもさ、実は悲しい歌詞なんだろーなーとか、その逆もしかりで、伝わってきたわけよ、全体の雰囲気として。 それが今になって、言葉ひとつひとつ、センテンスごとにさ、ぐーってきて、あー、あー、って心に響いちゃった。 

③ 友達Wさんに感謝だよね。 彼は海外によく行く人で、わたしは純日本人(海外かぶれしてない人)が好きって公言してるけどさ、やっぱり、通訳しなくてもよかったり、あの土地のあれ、あれいいよねっていう会話が出来るっていうのは、いいんだよね。 わたしも可愛い日本の女の子を演じなくてもいいっていうか、わたしがわたしのままでいられるっていうか、自分勝手で申し訳ないけど、ゲボゲボゲボって思ってることをいえちゃうっていうか、なんだろー。 すごく上手いインタビュアーみたいなんだよね。 ジャーナリストになったほうがいいよ、ホント。

さてさて、初めて、スイング・アウト・シスターに出会ったのは、わたしの「うつ」の時代、 19歳~20歳で、わたしにしてみたら、初めての「失恋」で、失意のどん底にいたときなのね、 まー長くなっちゃうけど、聞いてくださいな。 

恥ずかしながら、ふたまたかけてて、それも1年半もね。 で、結局バレて、4年も付き合ってた本命の彼に捨てられて、パニックアタックを起こして。 寝たきり生活になっちゃったのね、3ヶ月も。 その後もリハビリの1年があって、その時にずっと、ふたまたかけてたもう一人の彼は、ずっと寄り添っていてくれたのね。 今思えば、かなりイケてた男で、なんで彼と結婚しなかったんだろーって思うけど、若気のいたりね。 その彼の好きな音楽のひとつがスイング・アウト・シスターだったんだけども、免許取り立ての彼の車でドライブしたときにかかってたりさ、窓の外を流れる景色を見ながら、わたしは、本命の彼に思いを馳せちゃったりして、いつも楽しかったんだよ、それなりに、で、いつも笑ってたけど、なんか寂しかったことを覚えてる。 そのふたまたかけてた彼との別れは、わたしの渡米なんだけども、はるばるアメリカまで来てくれた彼に、アメリカで別れを告げるという、ホント、若いって怖いーっていう、まるでドラマみたいな結末だったんですが。 で、本命の彼も、2001年に事故で死んじゃいましたし、そのふたまたかけてた彼ともその後は会ってないですし、風の噂で、渋谷勤務で、ちょっと郊外に新居を構え、いいお父さんになってるということを聞いて、あー逃したなーと。

とにかく、いい夜でした。 

でね、この曲、悲しい歌詞ですよー。

♪♪ I've spent too much time
Waiting for you in vain
I can't hear your voice
Although I call your name
I can't go on but I still
hang on just the same

I've spent endless nights
Crying you name out loud
But I still remain
Alone in an empty crowd
As time goes on I realize
you'll never change

I say a prayer
I count the hours
I hear a voice but it's not yours
I count the score
I can't go on playing the waiting game

If you should ever change your mind
I'll be there just call my name
Until then I'll be playing the waiting game

All you left me with emptiness
Now everyday seems the same
You've gone but I'm still
playing the waiting game♪♪

2 comments:

Juichi said...

Swing Out Sisterのこの曲は私の好きな曲のひとつだったのですが、こんなに悲しい歌詞とは知りませんでした。乗りのよい曲なので車を運転する時などによく聞いていましたが、英語の歌詞は頭に入りませんでした。

carrie said...

長年(高校生くらいのときから)ずっと好きな曲で、明るくて希望に満ち溢れた曲だと思っていたら、最近になって悲しい歌詞だってことを知ったんですよ!