Thursday, February 19, 2009

花粉症

数日前に、突然、くしゃみを10連発くらいした。 その次の瞬間、鼻水がダラーっ。 

えー、小学生じゃないんだから、あり得ないでしょ。  そういえばちょっとダルイ。 ヤバっ、風邪かも。 

薬とかポテトチップスとかオリーブオイルとかも、何もかも封をあけたものは、冷蔵庫に収納するわたし。 そういえば、数ヶ月前に夏風邪をひいたときに買った風邪薬があったっけ。 

ゴソゴソと冷蔵庫の中をあさると、あった、あった、ありました。 箱に書いてある用量どおり、1回3錠、飲んでみる。

1時間まってみたものの、鼻のムズムズも、喉のイガイガも、目のクシュクシュも、さっぱり消えていない。 あれ? やだ、もしかしてこれって、花粉症? 

花粉症ならマズイんじゃないのーと思いつつ、強風の中、自転車を飛ばして、近所の病院へ向かう。

午後の診療が始まったばかりだったのが、ラッキーだった。 待ち時間は10分少々で、診察室に案内された。 

待ちかまえていたのは、おだやかなオーラをまとった、小学校の先生みたいな男の先生。 問診中もずっと、優しい笑みをうかべてる。 はい、はい、わかりますよ、つらかったでしょう、といわんばかりに。 先生のその顔を見てるだけで、もう半分治ったような気持ちになった。 

「お薬、1日1回の、飲み薬を、1ヶ月分、出しておきますからね。 それから、鼻のスプレーもね。 これで症状はだいぶ緩和されるでしょう。」

ああ、良かった、助かった。 

「もし、どの花粉に対してアレルギーがあるのかを知りたければ、血液検査をすることもできますよ。 どうしますか?」

血管が細くてなかなか採血ができないわたしは、一瞬ひるんだ。 だって、血管を捜して、針をグリグリすると、貧血を起こしてしまうんだもの。 

あのー、血って、たくさんとりますか? 

先生はわたしの問いに、「え?」と不思議そうな顔をしたけど、すぐに柔らかい笑顔に戻って、「ほんの少しですよ。」と答えた。

じゃー、お願いします。

採血は看護婦さんがしてくれた。 ここでまたビックリ! 半年前に、HIVの検査をしたときは、普通の注射針で採血されたけど、今回は、違った。 

看護婦さんが取り出したのは、細くて短い針の先に細いチューブがついているもの。 指示にしたがって、しばらく腕をダラーンと下にたらして、グーパーグーパーを繰り返す。 血管を数回たたき、浮き立た後、看護婦さんは迷うことなく、一気に、わたしの血管に向かって、針をプスっと刺した。 そして待つこと・・・5秒? 小さな絆創膏を貼って、はい、おしまい!

速い! 痛くない! 

結果は1週間後。 アレルギーなんてないと信じて生きてきたけど、もしかしたら何か反応がでるかも。 ないほうがいいに決まってるけど、なんかちょっとワクワク。 

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