Tuesday, July 01, 2008

Negative, Negative, And Nagative!

先日受けた性感染症(HIV、梅毒、クラミジア)検査の結果を聞くため、再度、東京都南新宿検査・相談室へ行ってきた。 (Address: 渋谷区代々木2-7-8 東京南新宿ビル3F; Tel: 03-3377-0811)

検査申し込み表(受検者控)を受付で提出し、受付番号をもらい、前回の検査の時とは違う、奥の待合室へ。 待合室には、20代と思われる女性1人、20代男女が1組がいるだけ。 ひとりひとり呼び出されていく。 待つこと約20分、やっと私の受付番号がアナウンスされ席を立った。


検査室のドアは木製だったというのに、検査結果を聞くため部屋のドアは鉄製。 見るからに重々しい雰囲気をかもし出していて、イヤでも緊張感が高まる。 (ちなみに、SATCのエピソードでサマンサはここで、あまりの緊張のため失神しました)

ドアを開けると、8畳くらいの部屋に男性医師が一人待ち構えていた。 心臓の音がどんどん大きくなるような気がした。 「よろしくお願いします」と言って、私が検査申し込み表を差し出すと、先生は私に目もくれず、厚い台帳を2つ、デスクの上で広げた。 

それぞれの背表紙には、HIV、そして梅毒&クラミジアの文字がある。 先生がおもむろに灰色の厚紙のようなものを取り出した。 中央部分に1センチくらいの幅でスーッと枠のように穴が開いていて、台帳に当てると1行だけ結果が見える仕組みになっている。 あまりの原始的な方法に拍子抜けしてしまったが、笑うところではない。 先生はHIVの台帳を開き、厚紙を重ねた。 私は先生の手が止まるのを待つ。 

「いいですね。 これがあなたの検査番号ですね。」 先生が私に確認を求める。 「はい。間違えありません。」 私がそういうと、先生は指でその番号の横を指した。 「HIVの検査結果は・・・陰性です。 あなたはHIVに感染していません。」 思わず、「ありがとうございます。」と私。 そして2つめの台帳を開き、同様に厚紙を当てる先生。 「梅毒とクラミジアの検査結果は・・・陰性です。 あなたは今までにどちらにも感染したことはありません。」 またもや、「ありがとうございます。」と口をついて言葉がこぼれた。

「今日はこの後、横の部屋で院長との問診があります。 何か質問があればその時に聞いてください。」 そう言われ私は、「ありがとうございました」を繰り返しながら、もうひとつの思い鉄のドアを開けて、院長の待つ隣の部屋へ入る。

院長は“アラウンド60”(←何もこんな時に使わなくても・・・) 穏やかな声で語りかける。 「何か質問はありませんか。 この結果についてどう思いましたか?」 私はまだ平常心に戻れなくて、ドキドキしたまま、「検査の結果が良かったので安心しました」と伝えた。 すると院長は、「それは良かった。 おつかれさまでした。 外でアンケートをしていってください。」 と静かに言って、問診はほんの1分で終わった。

思い扉を開け、外にいくつもあるブースの1つに腰を下ろす。 今までのセックスライフと性感染症に対する認識を問う質問が並んでいるアンケートに答える。 サラサラと、ものの3分くらいでアンケートは終わってしまった。 受付のスタッフの方々に、心から、「ありがとうございました」とお礼をして、クリニックを去った。 

外はまだ明るかった。 交差点で信号待ちをしてる間に、BFにメールした。 「(検査は)全部ネガティブでした。ひと安心です」 信号が青になり、人波が動き始めた。 私の足取りは軽い。 大嫌いな新宿の景色が、ちょっといい感じに見えた。


山手線に乗り込みしばらくすると彼からの返信。 「おめでとう。 ということはオレもOKね」 思わず笑みがこぼれ、やっと心からホッとした瞬間、いつもの「元気」が戻ってきて、つい意地悪なメールを打ってしまった。 「私以外としてなければね」

さてさて、これからはセーファー・セックスを心がけよう&定期的に検査しよう♪ 
そしてどうか、みなさまも、そのように、お願いしますね。

Let's Get Tested For Sexually Transmitted Diseases (STD)

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