Monday, February 27, 2006

What's so great about the youth?

まだ20代だったころ、20~30歳も年上の男性たちと付き合っていた。
同年代の男の子たちが知らないことを沢山知っている男性は
とても頼りがいがあるように思えたし、いつも甘やかしてくれて、
居心地が良かった。

あれから10数年がたち、今でも20歳~30歳年上の人たちと
食事くらいはする。
でも彼らに昔のような勢いははない。
昔感じた憧れやトキメキはもう感じられない。
ヨレヨレで使い古した雑巾みたいな姿。
情けないほどに正直に衰えを認める姿。
それを見るとなぜかとても愛しい思いが溢れてくる。

男の人は若い女の子が好きだ。
あるBFはそれは種の保存のためにプログラムされた感覚だと
言っていた。
はたして、女性はどうだろう?
最近の女性たちのトレンド、ホスト通いは、
まさに女性も若い男性が好きな証?

私は「アンティーク」な男性に惹かれる傾向がある。
若い男なんてつまらない、と今までずっと豪語してきた。
でも先日、若い男の子に会う機会があった。
24才、大手商社勤務2年目。
お父様のお仕事の関係で、人生の大半を海外で過ごしてきた彼。
出会った瞬間に何か心打たれるものがあった。

まっすぐで汚れない瞳。
くったくのない笑顔。
体脂肪率一けたの体。
清潔感漂うファッション。
気の利いたアクセサリー。
さらさらの髪。
さわやかな香り。

しかし、そんな外見的なことだけではないのだ。
話していくうちに、心打たれる瞬間は増えていく。
一生懸命なのだ、相手にわかってもらおうと。
相手を理解しようと。
その姿勢にクラクラときた。
果たして一体、最近いつ、こんなにも真剣に
私の話に耳を傾け、理解しようとしてくれた人がいただろう・・・。
問題の答えを探そうと躍起になってくれただろう・・・。

完全に24歳の男の子に釘付けになった。
その理由は後からついてくる、というか、つけようとする。
それが大人の、大人になった私の思考回路。
「若いのに経験もあってなかなか立派だな」なんてね。
でもやはり圧倒的な魅力はなにかといえば、その若さ。
若いからこそ躊躇しない。
若いからこそ計算しない。
直球。すべてがストレート。
本当に一挙一動が清くて美しい。
はは~ん、ああ、この子と一緒の時間を過ごすためなら、
素敵なレストランだって何だってセットするさ、
と思わせるわけだ。
この子の笑顔が見れるなら、無理してでも時計買おう、
車買おう、と思うわけだ。
ホストに入れ込む女性の心理を体感してしまった。

そういえば、私がいつもいくサロンのスタイリスト&カラーリストも同様だ。
彼らの笑顔が見たい、彼らともっと話しがしたいから、
いつもよりもランクアップなカラーリングを注文したり、
必要でもないトリートメントをつけたり、しちゃうんだ。
あぁ・・・・。

一緒に過ごした時間を思い出すだけでも心が温かくなる。
一日中、1週間中、幸せな気持ちで過ごせる。
離れていてもずっと想っていられる。
尽くしたい、喜んでほしい、笑ってほしい。
そんな気分にさせてくれる男たちを求めて
今日の女性たちはホスト通いに励むのかしら?

カラーリストが帰り際に私に言った。
「男は若くても年がいっていても同じですよ」
それも本当な気もする。
まだまだ私のSearching for Mr. Rightは続く。

3 comments:

リサパパ said...

面白い日記です。共感できます。

carrie said...

読んでくれてありがとうございます。
この日記はかなり軽いトーンだったのですが、共感してくれる人がいてくれて、とても嬉しいです!

昨日、37歳のバースデイを迎えた私ですが、世の中のミステリーはつきません。これからもDiggingするのみ、ですね!

Respect,
Carrie

リサパパ said...

そうです。keep on diggin' ですね。
自分は、やっと?この前33歳になりました。
しかし、精力的にあちこち行かれたんですね。お仕事でしょうか。東海岸は行ったことがないので、いつか必ず行ってみたいですね。「on the road」ツアーを route66 経由でしてみたいものです。