今日、スウェーデン料理店でランチをしていたときのこと。隣の席で、アラフォー女性2人の会話がおもしろかったので、メモをとりました。
A「『大したことないひとと結婚するくらいならひとりでいろ』って、おばあちゃんに言われたの、亡くなる直前に・・・でも派遣だから、今は親と一緒だからいいけど、いつかはね…だから安定した仕事のほうがいいんだよね」
B 「独立とかしたらいいんじゃない?」
A「そうなんだよね。でも少し前に美容部員とかしばらくやってたんだけど、なかなか難しいんだよね」
B 「私も手に職あればね…でも何に興味あるかもわからないし」
A「私はやってみたいことは山ほどあるんだけど、どれから手をつければいいのかわからないんだよね」
B「アメリカにいたんだっけ」
A「私、パイロットになりたくて…だからボーイングの近くに住んでたんだけど。なんだけど、向こうに残って働くのって結構大変で、諦めたわけ。で、航空工学やればNASAとか入れるかと思ったら、NASAは外国人採用ないんだよね・・・私、普通のオフィスワークとかイヤだなぁと思ってて。私の友達で、お茶汲みとかさせられてる子がいて」
B「でもある意味、それでお金もらえるならいいよね」
A「でもグリーンカードとれなくて帰って来た」
B「私は結婚してグリーンカードほしかった。仕事したくないもん」
A「でもさ、飽きると思うよ、専業主婦って」
B「お母さんがバリバリ働いてれば働くことが当たり前なんだろうけど、うちの母親は専業主婦だからさ。でも今はそういう時代でもないしね・・・」
で思ったのは、10年前の私ってこんな感じじゃなかった?ってこと。意味もなく焦っていて、でも何をすればいいか分からなくて、でも何かをしなくちゃいけない気がして。未来は明るくなくて、不透明でしかなくて、だからいつも不安で。その不安をごまかすために強がってみたり、偉そうにしてみたり、誰かを蔑んでみたり。本当に嫌になっちゃう、あの頃の私。
アラフォーの女性2人(=10年前に私)に言ってあげたいな。
「40代は悪くないよ。40歳、41歳、42歳・・・って、毎年どんどん良くなる。楽に生きられるようになるよ。本当にようやく心とカラダのバランスがとれた感じになる。でも今はジタバタしたほうがいい。そういうダークな時期を乗り越えてこそ、美しい40代が待ってるんだから」
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