Tuesday, April 23, 2013

God is always with YOU

「コリント人への第一の手紙 10章13節」は、クリスチャンの間でも、そうでない人たちの間でも、よく引用されています。

聖書の日本語訳を見ると、

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。」

とありますが、英訳では、

"No temptation[a] has overtaken you except what is common to mankind. And God is faithful; he will not let you be tempted[b] beyond what you can bear. But when you are tempted,[c] he will also provide a way out so that you can endure it."

とあります。

両方とも、美しい文章です。暗く長くどこまでも続くトンネルの中にいるように感じる人たちにとって、その先に一抹の光が見えるように感じる、とても希望的でチカラが湧いてくるようなメッセージだ思いますが、日本語訳と英訳を比べると、ちょっと微妙に違うような気がするのでは?

でも実は、教会に集い、聖書研究のクラスでディスカッションをする場合は、日本語でも英語でも、同じような意味なのです。

英文でいう「Temptation」は、「信仰を疑ったり、または失ってしまいそうになるくらいの出来事」ということで、それは信者にとっては、信仰を試されるという、とてつもない「試練」です。ですので、日本語訳はそのディテールを省略しましたが、結局、同じことですね。

生きていれば、「なんでこんなことが起こるの! 抱えきれません! 他の人は幸せそうにしているというのに、自分には悪夢のようなことばかりが、それも続けざまに起こる! もう無理です! キャパを超えました!」っていう瞬間があると思います。

そういう時に、「神様、いつも側で、支えてくれるといったではありませんか! それなのに、なんでこの瞬間、一番あなたを必要としている時に、わたしを見捨てたのですか!」といいたくなったり、しますよね。

そんな時、この 、誰が書き残したか分からない(作者不明)「FOOTPRINTS IN THE SAND   - 砂の上の足跡」を、どうか思い出してください。

[英語]

One night a man had a dream.
He dreamed he was walking along the beach with the LORD.
Across the sky flashed scenes from his life.
For each scene, he noticed two sets of footprints in the sand: one belonging to him, and the other to the LORD.
When the last scene of his life flashed before him, he looked back at the footprints in the sand.
He noticed that many times along the path of his life there was only one set of footprints.
He also noticed that it happened at the very lowest and saddest times of his life.
This really bothered him and he questioned the LORD about it.
"LORD, You said that once I decided to follow you, You would walk with me all the way.
But I have noticed that during the most troublesome times of my life, there is only one set of footprints.
I don't understand why when I needed You most You would leave me."
The LORD replied, "My son, My precious child, I love you and I would never leave you.
During your times of trial and suffering, when you see only one set of footprints, it was then that I carried you.

[日本語]

ある晩、男が夢をみていた。
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。
そして空の向こうには、彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。
どの場面でも、砂の上にはふたりの足跡が残されていた。 ひとつは彼自身のもの、もうひとつは神のものだった。
人生のつい先ほどの場面が目の前から消えていくと、彼はふりかえり、砂の上の足跡を眺めた。
すると彼の人生の道程には、ひとりの足跡しか残っていない場所が、いくつもあるのだった。
しかもそれは、彼の人生の中でも、特につらく、悲しいときに起きているのだった。
すっかり悩んでしまった彼は、神にそのことをたずねてみた。
「神よ、私があなたに従って生きると決めたとき、あなたはずっと私とともに歩いてくださるとおっしゃられた。
 しかし、私の人生のもっとも困難なときには、いつもひとりの足跡しか残っていないではありませんか。
私が一番にあなたを必要としたときに、なぜあなたは私を見捨てられたのですか」
神は答えられた。 「わが子よ。 私の大切な子供よ。 私はあなたを愛している。 私はあなたを見捨てはしない。
あなたの試練と苦しみのときに、ひとりの足跡しか残されていないのは、その時はわたしがあなたを背負って歩いていたのだ」

長い期間、キリスト教を信じてきたわたしですが、あえていいますね。ここでいう「神様」というのは・・・あなたの健在な両親かもしれませんし、あなたに命を託して他界した先祖かもしれませんし、あなたの大切な配偶者かもしれませんし、あなたの背中をみて歩いている「子供たち」かもしれません。または、あなたをつかず離れず愛し支えている友達かもしれませんし、あなたの下で働いている部下かもしれませんし、あなたが取引をしているお客様かもしれません。または、キリスト教の「神様」かもしれませんし、あなたが信じている、キリスト教ではない宗教の「神様」かもしれません。ただ、わたしが今日、言いたいことは、その「神様」というのは、いつもあなたを心配し、見えるところ、または見えないところでもあたなを支え、あなたの幸せを心から祈っていますよ!ということです。

Remember "God" is always with you; never leave you!
"God" bless YOU!

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