Sunday, March 25, 2012

New Beginning

 

 "When real people fall down in life, they get right back up and keep on walking...." 

 突然ですが・・・大使館をやめることになりました。 

ここ数年、アメリカ政府の国家赤字は悪化する一方、ワシントンのオフィスや世界中の大使館で人材削減が行われてきました。そして今年、東京の大使館にもその波がやってきて、大使館内で一番の大所帯である広報部がまずその対象となりました。

5月25日付で、わたしは「自主退職」します。「自主退職」ですので、アメリカ政府が用意したパッケージ(退職金・3ヶ月の給与分の特別手当・再就職支援)を受け取れることができます。最終勤務日は自由に決めることができ、残っている有給休暇は現金化することができ、4月分・5月分の給与は、出勤・欠勤にかかわらず、100%受け取れます。

金曜日、「自主退職」を申請し、最終勤務日を来週火曜日に決めました。月曜日は欠勤し、火曜日は「チェックアウト(=書類手続き)」で1時間ほどの出勤ですので、事実上、昨日の金曜日がオフィスで過ごす最後の日となりました。

木曜日・金曜日は、感情面はローラーコースターに乗っているかのようで、上がったり下がったり、喜怒哀楽がコントロールできなくて、不思議な感じでしたが、土曜日の朝、目覚めたとき、ビックリするくらい穏やかなキモチでいる自分に驚きました。ここ数年、大使館での仕事に対して不満を抱えていました。45才になったら辞めて新しいことを始めようと思っていました。まさか予定していたより数年早くその転機がやってくるとは思いませんでしたが、わたしの心はすでに動き出していたのかもしれません。ですので、なんともいえない、解放感がありましたよ。 

5月25日までは大使館職員ですし、それまでの2ヶ月間はお給料も保証されていますので、フルタイムで就職活動に集中できますし、よい機会ですので、今週1週間くらいは、自分の将来について、何に対して情熱を持っているのか、自分は何が得意なのか、等、いろいろと考えてみようと思っています。今回のことがあって、大使館内・外の友達には、たくさんの「愛」をもらいました。たくさんの涙、あたたかい言葉、あついハグ、再就職支援の申し出など、本当にありがたく、わたしの「力」になりました。皆さんの「愛」は、これから、新しい世界に羽ばたいていくわたしの「追い風」になると思います。

 Don't you feel bad about me and what happened to me, please.

わたしは大丈夫です。ご存知かとは思いますが、わたしは優等生ではありませんし、元ホステスですし(笑)、万が一、どうしても昼間の仕事が見つからなくても、「熟女バー」っていうオプションがありますし(笑)。または、母の経営している赤字会社に勤務するというオプションもありますし(苦笑)

わたしは、どんな仕事でも、仕事がいただけるのなら、ありがたくちょうだいして頑張る!というタイプですので、本当に、どうか、心配しないでくださいね。

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